*ご注意*
*もぐ菜がカキした鬼畜眼鏡の二次創作小説のオリジナルキャラで通常の本編の霧島×御堂さんに繋がる前の物語です。鬼畜眼鏡のキャラは登場しません悪しからず。
summer Rose the end
九月が始まり姉の夏美は幼稚園へ通い出した。
九月と言っても日中はまだまだ暑く夏貴は霧島とおままごとごっこを思う存分に遊び満足だ。お誕生日プレゼントをちゃんと別々に貰(もら)え、夏貴は大切にしながら着せ替え人形で遊んでる。
姉の夏美は戦体物の変身道具の玩具(おもちゃ)を持ち、近所の男の子達と混ざり遊んで居るので夏貴が相手にしなくっても良いので一安心。
母親が掃除洗濯を始めたので夏貴は屋根裏部屋に行く事にした。最近、霧島が夏貴をモデルに絵を描く。まだ下書きだからと言われたが可愛く描いて貰(もら)えて嬉しい。以前に姉の夏美が夏貴の似顔絵を描いてくれたけど、どう見ても似てないのに描いた本人は良く似てると言い嫌だった。
屋根裏部屋でデスクチェアーに座り夏貴はお澄(す)ましポーズをとりながら霧島を見つめた。霧島は床に座り大きなスケッチブックを膝で、抱えながら鉛筆(えんぴつ)を持ち夏貴を描いてる。
最近、夏貴が屋根裏部屋で独(ひと)りで遊んで居るので姉の夏美は気になって居る様だっが屋根裏部屋は、夏貴の世界なので屋根裏部屋に来るとおままごとごっこをさせられるので姉の夏美は来ない。
「かわいく、かいてくれてありがとう。」
「私は在(あ)りのままの夏貴様を、ただ描いて居るだけですよ。」
そう言うと霧島は瞳を細めて愛しいげに微笑(ほほ)むと、夏貴はそう言われ照れを隠す様に足をバタバタと動かす。
霧島から出会ってから夏貴の世界は変わった。
今まで病気の事でいつも落ち込んで居て家族は、夏貴の病気の事でいつも気にかけて家族が不安でもあった。
廻りには大事な家族がすぐ傍(そば)に居てくれて誰よりも大切にしてくれてる───────── でも自分だけが色彩(しきさい)のない
白黒の世界に独(ひと)り居る様な気がしてた。
白黒の世界から夏貴は目覚め世界が七色にまばゆく光を放ち、彩(いろど)られた素敵な世界に夏貴は霧島と伴(とも)に居る。
体調が凄く良く何をしても楽しくご飯を食べても美味しい。霧島から出会った日から何もかもが嬉しい。初めてのお友達??
私だけの王子様
王子様は王様との約束を果たし銀河へ帰還(きかん)する、永遠の最愛の人である親友の男の子を連れて。
夏貴は眠たげにウトウトして居るのを見て霧島は、今日はここまでと思い手に持っていた道具を片付けた。とうとう夏貴は寝てしまいデスクチェアーから落ちそうになり~ 霧島は素早く小さな身体を抱き留めた。
うたたね姫と霧島はくすりと笑う。
目覚めれば昼頃でちょうど良い時間になると思い、霧島は気配(けはい)と姿を消し夏貴を部屋に寝かしつけに行った。
夏貴と霧島の毎日は何の変哲(へんてつ)もなくゆるやかな積み重ね。
貴方(あなた)はそんな毎日を送り、いつしか大人へ──────────
それはまだ先の事と。
ベッドに寝かしつけた夏貴の幼いあどけない寝顔を見つめ霧島は思った。 夏貴の絵はなかなか完成しないまだ、デッサンが終わってないモデルである夏貴が寝てしまうから。
夏貴の目標は小学一年生になったら姉の夏美と部屋を別(わ)けて貰(もら)う事である。だから早く大きくなりたいと思っている。
その理由を夏貴から聞いて驚いた。
「ひとりのへやなら、あきひこさんとずっといっしょだよ。」
幼さ子と言えどもなんて早熟(そうじゅく)なんだろと霧島は目を丸くして聞いた。それを聞き霧島は嬉しく感じた。夏貴が成長すると共に自分を忘れる事がないと。
「そうですね。夏貴様が大きくなる魔法はないので、もう暫(しばら)くの我慢ですね。」
「ほんと?? あったらおおきくして、もらったのになぁ。」
夏貴は頬をぷぅっと膨らませて言うの見て霧島は思わず笑ってしまった。
そしてお互いに笑いあった幼いあの日に。
霧島にとって夏貴が特別な存在になる事と──────── やがて夏貴と永久(とわ)に別れてしまう事を。
summer Rose the end.
おまけ☆前編
*もぐ菜がカキした鬼畜眼鏡の二次創作小説のオリジナルキャラで通常の本編の霧島×御堂さんに繋がる前の物語です。鬼畜眼鏡のキャラは登場しません悪しからず。
summer Rose the end
九月が始まり姉の夏美は幼稚園へ通い出した。
九月と言っても日中はまだまだ暑く夏貴は霧島とおままごとごっこを思う存分に遊び満足だ。お誕生日プレゼントをちゃんと別々に貰(もら)え、夏貴は大切にしながら着せ替え人形で遊んでる。
姉の夏美は戦体物の変身道具の玩具(おもちゃ)を持ち、近所の男の子達と混ざり遊んで居るので夏貴が相手にしなくっても良いので一安心。
母親が掃除洗濯を始めたので夏貴は屋根裏部屋に行く事にした。最近、霧島が夏貴をモデルに絵を描く。まだ下書きだからと言われたが可愛く描いて貰(もら)えて嬉しい。以前に姉の夏美が夏貴の似顔絵を描いてくれたけど、どう見ても似てないのに描いた本人は良く似てると言い嫌だった。
屋根裏部屋でデスクチェアーに座り夏貴はお澄(す)ましポーズをとりながら霧島を見つめた。霧島は床に座り大きなスケッチブックを膝で、抱えながら鉛筆(えんぴつ)を持ち夏貴を描いてる。
最近、夏貴が屋根裏部屋で独(ひと)りで遊んで居るので姉の夏美は気になって居る様だっが屋根裏部屋は、夏貴の世界なので屋根裏部屋に来るとおままごとごっこをさせられるので姉の夏美は来ない。
「かわいく、かいてくれてありがとう。」
「私は在(あ)りのままの夏貴様を、ただ描いて居るだけですよ。」
そう言うと霧島は瞳を細めて愛しいげに微笑(ほほ)むと、夏貴はそう言われ照れを隠す様に足をバタバタと動かす。
霧島から出会ってから夏貴の世界は変わった。
今まで病気の事でいつも落ち込んで居て家族は、夏貴の病気の事でいつも気にかけて家族が不安でもあった。
廻りには大事な家族がすぐ傍(そば)に居てくれて誰よりも大切にしてくれてる───────── でも自分だけが色彩(しきさい)のない
白黒の世界に独(ひと)り居る様な気がしてた。
白黒の世界から夏貴は目覚め世界が七色にまばゆく光を放ち、彩(いろど)られた素敵な世界に夏貴は霧島と伴(とも)に居る。
体調が凄く良く何をしても楽しくご飯を食べても美味しい。霧島から出会った日から何もかもが嬉しい。初めてのお友達??
私だけの王子様
王子様は王様との約束を果たし銀河へ帰還(きかん)する、永遠の最愛の人である親友の男の子を連れて。
夏貴は眠たげにウトウトして居るのを見て霧島は、今日はここまでと思い手に持っていた道具を片付けた。とうとう夏貴は寝てしまいデスクチェアーから落ちそうになり~ 霧島は素早く小さな身体を抱き留めた。
うたたね姫と霧島はくすりと笑う。
目覚めれば昼頃でちょうど良い時間になると思い、霧島は気配(けはい)と姿を消し夏貴を部屋に寝かしつけに行った。
夏貴と霧島の毎日は何の変哲(へんてつ)もなくゆるやかな積み重ね。
貴方(あなた)はそんな毎日を送り、いつしか大人へ──────────
それはまだ先の事と。
ベッドに寝かしつけた夏貴の幼いあどけない寝顔を見つめ霧島は思った。 夏貴の絵はなかなか完成しないまだ、デッサンが終わってないモデルである夏貴が寝てしまうから。
夏貴の目標は小学一年生になったら姉の夏美と部屋を別(わ)けて貰(もら)う事である。だから早く大きくなりたいと思っている。
その理由を夏貴から聞いて驚いた。
「ひとりのへやなら、あきひこさんとずっといっしょだよ。」
幼さ子と言えどもなんて早熟(そうじゅく)なんだろと霧島は目を丸くして聞いた。それを聞き霧島は嬉しく感じた。夏貴が成長すると共に自分を忘れる事がないと。
「そうですね。夏貴様が大きくなる魔法はないので、もう暫(しばら)くの我慢ですね。」
「ほんと?? あったらおおきくして、もらったのになぁ。」
夏貴は頬をぷぅっと膨らませて言うの見て霧島は思わず笑ってしまった。
そしてお互いに笑いあった幼いあの日に。
霧島にとって夏貴が特別な存在になる事と──────── やがて夏貴と永久(とわ)に別れてしまう事を。
summer Rose the end.
おまけ☆前編