もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

池袋で昼食。

2010-12-24 12:33:59 | お出掛け日和
池袋のサンシャインのスカイレストランに居るよ。窓辺からやや遠いけど景色は良いです。遠くまで見える。この高層の展望だったら夜もばっちりと綺麗な事でしょう。

二日目もライヴ楽しみだぜ。

東京の夜。

2010-12-23 23:29:56 | お出掛け日和
LUNA SEA@ライヴ一日目終了です。いつ見てもカッコイイバンドで最強(〃▽〃) もぐ菜の記憶力なんて興奮すると吹き飛ぶのでセットリストは期待しちゃダメです。 それぐらいノリノリで暴れたさ。

LUNA SEAのライヴに参戦出来なかったSLAVEさん達は安心してください。東京ドームをみっしりとSLAVE達で埋まってましたよ。ライヴは大盛りで歳月なんて何も気にもならないLUNA SEA&SLAVE達で全力投球なライヴでした。

日本のマスコミは嫌なネガティブ情報を売りにして腹立つ。マスコミからすれば自分達が飯が喰えればなんでも良いと思うから平気でネガティブな情報しか流さない。

ヘタレな日本のマスコミ共にLUNA SEAとSLAVE達をナメるなて言ってやりたいです。

東京ドームホテル。

2010-12-23 14:53:15 | お出掛け日和
窓からの眺め見渡しが良いよん。東京スカイツリーも見えた。ついでにリハーサルが聴けて嬉しいです。音は上に抜けるみたいで良く聴ける。

東京ドーム側で夜景はあまり期待出来ないけど割と高い階だからまぁまぁかな。

東京ドームに到着。

2010-12-23 12:34:57 | お出掛け日和
もぐママと来たお。早々にツアーグッズも買えたし、ホテルに荷物も預けたよ。もぐママの要望によりお泊りするんだ。

どこにと言うと東京ドームホテルにだお。もぐ菜は泊まらなくっても良いと思ったらさ。もぐママがライヴが終わって夜遅くに帰宅して興奮し過ぎて寝れないで大騒ぎして近所迷惑になると言うので宿泊です。

チェックインまでまだ時間あるから昼食です。

そんなこんなで明日だぜ。

2010-12-22 20:54:00 | Weblog
LUNA SEAのライヴ(〃▽〃) ライヴの告知を聞いてからほんとあっという間に時間が過ぎた。もぐ菜は2Daysのみ参戦して、もぐママは黒服限定ギグにも参戦するよ。

今日は雨も上がり気温も高い一日でしたが、明日からはどうなるかな…… 何せ嵐を呼ぶバンドですからきっと天候が荒れそうだ。何せ三年前の東京ドームのライヴで関東に大風吹かせて雲と言う雲を吹き飛ばしたバンドですから。

天候が安定する事を祈るよ。晴れ間が広がる天気で過ごしやすい行楽日和(びより)になると良いなぁ。

遠くからいらしゃる方々も怪我や事故には気をつけて。

その重さは幸せの重さなんだ。

2010-12-21 16:09:02 | Weblog
えへへ(・∀・) お誕生日だからアニメのDVDを購入してしまいました。鋼の錬金術師FAの15巻と16巻とに場版 EVAのYOU(CAN)ADVANCEを中古で安く購入したナリ。

鋼の錬金術師FAは新品だお。本放送を観て凄く感動したので購入です。後はお決まりの黒執事第二期のDVD Vol.4これはもぐママに納品。

オリジナル 霧島と夏貴の出会いの物語 おまけ☆後編

2010-12-21 00:13:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*




本編のsummer Roseを読んでくださった方向けです。




         おまけ☆後編




土曜日の夕方に夏貴が大好きなアニメの『マじかル☆彡すたぁ~プリンス』放映する日でリビングのソファーに座り見て居た。

母親は干した洗濯物を取り入れておりリビングには居なかった。姉の夏美は近所の男の子達と遊んで居て家には居ない。

夏貴は真剣にアニメを見た。王子様のお父さんである王様が体調が悪いと言う、宇宙船(うちゅうせん)を準備して星に帰るのにかなり時間がかかる。

王様は遠く離れた星に住んで居るが魔法の水晶(すいしょう)で姿を見ながら、地球に住んで居る王子様と話しが出来る。王子様の家には同じ魔法の水晶(すいしょう)が置いてある。

王子様とお伴(とも)が地球に来てから早くも一年になろうがして居た。王様は何度か王子様に、会いたいと言ったが王子様は地球での暮らしが楽しく星には帰らなかった。

王様は寂しがりやで子供である王子様を可愛がり大切にして居るのは良く分かってるが、王子様は忙しいので面倒臭(めんどうくさ)いと言うので王様はいじけてしまった。

王様の変わりに魔法の水晶(すいしょう)に映(うつ)し出されたのは、王様の一番の家臣(かしん)で王様が大変なので急いで星に帰って来て欲しいと言う。

宇宙船(うちゅうせん)は今は準備中であった。それでは間に合わないと言うので王子様は考えたて、それでは魔法で時空間(じくうかん)を越えて星に帰れば良いと思いついた。

時空間(じくうかん)を越える魔法を唱(とな)えるは大変だった高さが必要で高い所から飛び落ちながら魔法を唱えないと時空間(じくうかん)を越えられない。

王子様は決めた住んで居る自宅の屋根から飛ぶ事を。そして屋根から王子様は飛び魔法を唱(とな)え時空間(じくうかん)を移動し星へ帰った。




夏貴はそれを見て自分もやって見ようと思った。


次の日の事。



母親にはバルコニーに出て遊ばない様にと言われて居たがこっそりと出た。バルコニーに夏貴が出たのが、また心配だったので霧島は見て居た。

バルコニーの塀(へい)を飛び越え様と夏貴がして居るのを見て霧島は夏貴の傍(そば)に急いで近寄った。

「夏貴様??何をなさるのですか??」

「だめよ!! じゃましないで。おうじさまにあうの!!」


バルコニーの塀(へい)を夏貴はよじ登ろうとするのを止める霧島とへし合い押し合う。

「わかったから、てをはなして。」

そう夏貴が言うので霧島が夏貴の身体から手を離すと───────────

夏貴はなんとバルコニーから飛び降りた!!



「!!」



それは一瞬の出来事で夏貴は時空間を飛び越える魔法の呪文(じゅもん)を唱(とな)え叫んだ。

夏貴は一瞬で地面に落ちたが痛くないので王子様の居る星に来れたっと思い恐る恐る目を開けると無言で怒った顔をした霧島だった。

夏貴は霧島に抱き留(と)められて無傷だった。

「夏貴様……」

「へんだな。やねじゃないとだめか。」

バルコニーから飛び降りた夏貴は、特に怖いとかは思わずにのどかである。今度は家の屋根から飛びそうな雰囲気(ふんいき)だった。

夏貴の言葉を聞き霧島の顔に青筋が浮かび上がる。夏貴はなんで霧島が怒って居るのか不思議がる。

「そうか、なつきがおうじさまに、うきわをしたのがだめなのね。」

「うきわ??」

霧島は夏貴の言葉にあっけに取られ聞き返すと夏貴が突然(とつぜん)泣き出した。

「ごめんね。うきわしないからゆるして。」

「夏貴様、うきわとは??」

「わたしがすきなのは、あきひこさんだけよ!!」

霧島はハッとした。


夏貴が言った言葉は昨日見た昼ドラマでヒロインが言ってたセリフだったはず。夏貴が言う、うきわはきっと浮気(うわき)の事だろうと思った。

霧島は怒鳴(どな)るのではなく、夏貴に優しく諭(さと)す様に言う。

「私は夏貴様に見捨てられて、しまいましたら生きてはいけません。」

霧島は悲しげに微笑(ほほえ)み言いと夏貴はしょんぼりとした。

「ごめんなさい。」

「屋根裏部屋に戻られましょう。」

霧島は夏貴を抱きかかえたままひょいと軽くジャンプをすると、一瞬の内にバルコニーへ戻りそのまま屋根裏部屋に向かった。



夏貴の無茶は今日だけではないアイススケートフィギアを真似(まね)てジャンプして回転しょうとして、リビングのテーブルから飛びあわやテレビに大激突する寸前(すんぜん)に霧島が抱き留めて間一髪(かんいっぱつ)でジャンプした夏貴を抱き留(と)めた。

霧島は思った夏貴から目を離すとろくな事はないと。





         おまけ☆終わり

オリジナル 霧島と夏貴の出会いの物語 おまけ☆中編

2010-12-21 00:12:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*



本編のsummer Roseを読んでくださった方向けです。




         おまけ☆中編





秋も深まり街路樹(がいろじゅ)は葉を、鮮(あざ)やかに紅(あか)や黄金(こがね)に色に染め上げる。



金曜日の午後の事。

母親と姉の夏美は近所のマーケットへ買い物へ出掛けて居るので、夏貴は一人で留守番をして居る。

夏貴が母親と姉の夏美と買い物に出掛けない理由はある。その秘密は母親と姉を気にせずに霧島と遊べるからで母親は買い物からそう早くは帰宅しない。母親が帰るルートには夏美の幼稚園の園児の母親が、居て帰る途中に必ず立ち話をして帰るの遅くなる。

夏貴は買い物に出掛ける母親と姉の夏美を見送った。




「あきひこさん。」

夏貴はそう言うと出掛ける部屋着から着替えてよそ行きの洋服に着替えて来た。白のブラウスの上に毛糸(けいと)のさくらんぼの飾りが胸元に付いた赤色のカーディガンを着てその下は姉の夏美のお下がりのジーンズ。

夏貴が出掛ける仕度をした姿を見てどこかへ出掛ける気であるのを霧島は察(さっ)した。

「どこへ出掛けましょうか??」

霧島は夏貴に尋ねた。

「うん、いっこくどうさんのところへいくよ。」

「一刻堂(いっこくどう)の所ですね。」

霧島はそう言うと一刻堂(いっこくどう)に電話をした。電話は繋がり霧島は夏貴の来訪(らいほう)の件を伝えると来る様にとの返事だった。

夏貴と霧島は出掛けて行く。霧島は夏貴を抱きかかえて姿を消した。

一刻堂(いっこくどう)が住んで居ると言う屋敷(やしき)に一瞬の内に着いた。かなりの急な坂の上にあるらしく遠くに小さく街並(まちな)みが下に見え廻りは鬱蒼(うっそう)と秋だっと言うのに深く青い森林(しんりん)が生(お)い茂(しげ)っていた。

夏貴は屋敷(やしき)の門を見る。昔ながらの和屋敷(わやしき)で時代劇で見る様なお代官が住んでる古い建物と。

門にはインターフォンもない。霧島が門に近づくと音もなくぶ厚い門が開いた。

門から歩くとかなり玄関まで距離があり日本庭園が広がり大きな池もある。白の玉砂利(たまじゃり)が敷(しき)き詰められ霧島は夏貴を抱きかかえ玉砂利(たまじゃり)を歩くが音もさせずに歩く。

霧島が玄関前に着くと紺色(こんいろ)の着物を着た一見(いっけん)は人間の男性には見えるが人ではなく一刻堂(いっこくどう)の術(じゅつ)で人の姿になった式神(しきがみ)だった。

「いらしゃいませ。主(あるじ)がお待ちしております。どうぞ、こちらへ。」

そう言い夏貴と霧島は夏貴を降ろし案内され靴を脱ぎ二人は座敷(ざしき)へ上がった。

広い廊下を歩く一番奥の座敷(ざしき)へ案内されると、襖(ふすま)を開ける前に式神(しきがみ)が声をかけた。

「御主人様、お客様がお見えになられました。」

そう言うと式神(しきがみ)は夏貴と霧島に深々とお辞儀(じぎ)をし襖(ふすま)を開けた。

部屋は和室で障子(しょうじ)が開けられており外の日本庭園(ていえん)見える。床の間には何か古い掛け軸(じく)が飾られており天井からギシギシと音がする。

一刻堂(いっこくどう)は天井(てんじょう)を見上げ一声を言う。

「客が驚く静かにいたせ。」

夏貴は天井(てんじょう)を見上げた。

「だれかいるの??」

「家鳴(やな)りと言う手の平に乗る小さな鬼で、音をさせて家を小さく揺らすだけで実害はない。」

そう言うと天井(てんじょう)はぴったりと鳴り止んだ。一刻堂(いっこくどう)は正面に立って居る夏貴と霧島に声をかけた。

「久しぶりだ、夏貴殿。その座布団(ざぶとん)に座りなさい。」

「はい。」

夏貴は返事をし座布団(ざぶとん)は二つ並べられているが霧島がまず座ると夏貴は霧島の膝の上に座った。

夏貴と霧島を案内した式神(しきがみ)がお盆(ぼん)に来客用の湯呑(ゆの)み茶碗と皿にようかんをのせて来て大きく立派な座卓(ざたく)に、湯呑(ゆの)み茶碗と皿に盛られたようかんを一人づつおき来たのと同じく音もなく消える様に去って行く。

「どうぞ、召し上がれ。」

「ありがとう。あのね、これね、わたしとなつみおねえちゃんがつくったくっきー。」

夏貴は持って居たマーケットのビニール袋から透明のビニール小袋に入れられたクッキーを出した。

「ほぉ、焼き菓子か頂(いただ)こう。」

一刻堂(いっこくどう)はそう言い、手を出し星の形をしたクッキーを一枚摘み食べた………

一刻堂(いっこくどう)の眉間(みけん)に眉(まゆ)が寄る。クッキーを食べ終えて緑茶を飲み干し一息ついた。

「塩味がほど良い。この僕でも、初めてのご相伴(しょうばん)だ。」

「うん、それはね。なつみおねえちゃんがさとうとしおまちがえたの。おいしいでしょ??」

夏貴は満足げにそう言いながら美味しいそうに言い丸い形をしたクッキーを食べて、ハートの形をしたクッキーを摘み振り返り自分を膝に乗せて後ろに居る霧島に言う。

「あきひこさん、あ~んして。」

霧島は口を開けると夏貴はクッキーを霧島に食べさせた。

「美味しいですね。」

ニコニコと霧島が幸せそうに言うので一刻堂(いっこくどう)は今後のこの二人が不安になった。





おまけ☆後編

オリジナル 霧島と夏貴の出会いの物語 おまけ☆前編

2010-12-21 00:11:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*



本編のsummer Roseを読んでくださった方向けです。




         おまけ☆前編




お昼ご飯を食べ終え夏貴は屋根裏部屋に霧島と居た。

夏貴はピンクの花柄Tシャツを着てお下(さ)がりのピンクのプリーツスカートを履(は)いており出掛ける訳でもないのに白のハイソックス。

霧島は床に体育座りをし、夏貴の正面に居て夏貴は立って居た。 ここ数日はテレビで見たアイススケートフィギアの真似(まね)て踊るのが楽しく今日も踊ろうと霧島の前で───────────



「あきひこさん、みててね。」

「夏貴様……」

「なぁに??」

霧島に言われ不思議がる夏貴に言う。

「踊られるのは大変良いのですが、そのスカートでは……おズボンの方が良いと。」

「あいすすけーとは、すかーとだよ。」

昨日は目のやり場に困った夏貴が足を上げて踊ると、プリーツスカートの裾(すそ)がヒラヒラとし下着が…… チラつく。 夏貴を見ない様にするが~ 見ないと夏貴に怒られる。

その事を霧島が夏貴に言うと───────────


「きにしないの。」

夏貴は何も気にしてないのが、とにかく困った霧島だった。

一晩考えた霧島はとある事を思いつき実行した。

霧島は夏貴に姉の夏美が幼稚園で履(は)いて居たお下(さ)がりの体育着のブルマを夏貴に見せた。

「やだ、それはやだ。」

夏貴は口を尖(とが)らし不機嫌(ふきげん)に瞳を細目て足で床を蹴る。 姉の夏美のお下(さ)がりは嫌いじゃないが…… 似(に)たような体つきだっか姉の夏美の方が、発育が良いらしくお下(さ)がりでも夏貴にはサイズが合わない。

そうなると必然(ひつぜん)的に姉の夏美は新しい洋服を買って貰え、着られなくなった洋服をお下(さ)がりとして夏貴が着る。

「おなかとおしりが、ブカブカだからいや。」

ピンクのプリーツスカートだって母親がなんとか、サイズを裁縫(さいほう)で加工した物で夏貴は履(は)いて居る。ズボンはベルトをするがヒップがブカブカで、格好が悪く見えて夏貴からすると宜しくない。

夏貴と比(くら)べると姉の夏美は足が太く見えるのが、気になるらしくズボンばかり選び買う傾向(けいこう)がある。太いと言っても親と霧島からすれば普通で健康的な子供が、成長するのは当たり前な事だけど姉の夏美は気にして居る。霧島からすれば夏貴は細すぎるので、もう少し肉付きが良くなればっと思って居た。

「私がブルマにゴムを、お入れしましたので夏貴様のお腹に調度良いと思いますよ。」

「ほんと??」

夏貴は霧島が差し出した姉の夏美のお下(さ)がりのブルマを、しげしげと見るが夏貴の機嫌がドンドン悪くなる。

お下がりを着る事は嫌ではないが、ズボンが多くなるのが嫌なだけ。夏貴はスカートがお気に入りで皆に、可愛いと言って貰(もら)えるスカートが大好き。

よりによってブルマ!!

夏貴の眉間(みけん)に眉(まゆ)が寄るので、霧島は内心で溜め息をついた。

(さて、困りましたね……)

霧島はこのままではいけないと思いとある事を思いついた。

「夏貴様、昨日のアイススケートフィギアはペアでしたよね??」

「うん。」

それが何かと言う顔をし夏貴は答えると、霧島はさらに言う。

「私も夏貴様と踊りたいのですが……」

「ほんと!?」

夏貴は驚き期待に喜ぶ。

「えぇでも、このブルマを着用して頂(いただ)けたらの事ですが、夏貴様がお嫌なら踊れませんね。あぁ、残念です。」

心底から霧島がしょんぼりし落ち込むの見て夏貴は考えた。確かに昨日のアイススケートフィギアはペアで綺麗(きれい)で素敵だった。

夏貴は霧島の申し出は嬉しいがブルマは嫌だけど、霧島とは踊りたいと思い渋々(しぶしぶ)とブルマを手に取った。

「早速(さっそく)お履(は)きに成られましょう。私が後ろを向きますので、ブルマをお召(め)しになられてください。」

そう言うと霧島は体育座りのままで夏貴に背中を向けた。背後で夏貴がゴソゴソとブルマを履(は)いた気配(けはい)した。

「もう、いいよ。」

霧島は体育座りのまま正面に向き直る。

「おなかぶかぶかじゃないよ。」

ウエスは調度良いらしく夏貴はそう霧島に言った。

「えぇならば、良かったです。」

そう言い霧島が立ち上がった。

16歳の霧島と5歳の夏貴では背格好が合わないが夏貴は踊れる事を喜んだ。

「では夏貴様、私と御一曲お願いします。」

そう言うと微笑(びしょう)し霧島は夏貴に右手を差し出した。

夏貴はさっきまでの不機嫌(ふきげん)さを吹き飛ばし瞳を輝かせる。まるで絵本で読んだお姫様のように王子様に踊りを申し込まれ夏貴ははしゃぐ。

夏貴はプリーツスカートを両手で裾(すそ)を摘み少し広げ、左足の爪先を立ててお姫様の様にペコりとお辞儀(じぎ)しお澄(す)ましポーズを決め夏貴は微笑(ほほえ)んだ。

「はい、よろこんで。」

音楽はないが二人は踊り始める─────────── 夏貴は屋根裏部屋が小さな舞踊会(ぶどう)な気がしてきた。クルリクルリ二人は廻り踊る。

暫(しばら)くして踊り疲れると夏貴は休むと、今度はアイススケートフィギアの真似(まね)をし踊る。霧島は褒(ほ)めながら踊りの指導をすると夏貴は満更(まんざら)ではないらしく素直に聞く。


そして夏貴は満足したらしく自信ありげに霧島に言う。

「なつみおねえちゃんに、なつきのあいすすけーとのおどりをみせあげるからね。」

夏貴が得意がって言うの聞き、また姉の夏美が夏貴の足を見せられていじけてへこむと思った霧島だった。





おまけ☆中編