もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

二次創作@オジサマ専科 Vol.2 Memories BLver(21)

2012-07-17 20:10:42 | 腐女子の御伴
オジサマ専科 Vol.2 Memories母の手帳の設定を超改変してあります。なのでネタバレも含まれております。BOYSLOVEテイストにしてお届けなので、実際の商品とは一切何も関係ありません。もぐ菜は古川透CV:中田譲治しゃん推しなのでよろ。それと古川透氏は黒髪サラサラ和装で物静かな優しいアーカード様をイメージしてねんVv




         SecretSweet illusion(21)




朝になり藤宮は目覚めた。浴衣を着たままで眠っており、古川はバスローブを着て横で眠って居た。

頭がぐわんぐわんする。二日酔いなんてした事ないので、頭痛がし起きれない。

ベッドサイドテーブルに置かれた携帯電話のアラームが鳴る。古川はもぞもぞと身体を動かし、ベッドサイドテーブルの携帯電話に手を伸ばしアラームを止めた。

古川は藤宮が起きた事を気づくと声をかけた。

「おはよう、悠紀。」

「おはようございます。」

古川はさっぱりとした顔で二日酔いもしてない。藤宮の顔を見て古川は察した。

「その顔では、二日酔いだな。もし、気分がすぐれないなら、ゆっくりと休み薬でも飲みなさい。チェックアウトは14時だから、慌てなくっても良い。」

「はい、ありがとうございます。あの、僕、浴衣を着たまま寝むちゃった。浴衣が皴(しわ)になってる。ごめんなさい。」

「それは気にしなくって良いさ。眠ってる悠紀の、浴衣を脱がすのは気が引けた。了解を得てもなかった。無防備に眠る君を見て、私も眠くなった。」

「あんな美味しいワインはそう飲めないし。ビール飲めなかった。僕、ソファーで寝たのに、起きたらベッドに居るし。凄く酔っ払ってたみたい。えへへ。」

「帰りの着替えは用意してあるから、心配しなくっても良い。寝るなら、バスローブにでも着替えたらどうだ。」

古川にそう言われて、バスローブに着替えて再びベッドに横になった。

古川はシャワーを浴びてきたらしく、ベッドルームに戻って来た。手には頭痛薬とペットボトルの水を手にして居た。

「ほら、飲みなさい。」

藤宮はベッドから起き上がる。

「薬飲むの苦手。」

「苦手??」

「粒を飲み込むのが下手で零しちゃう、薬は嫌なんだもん。苦いし。」

駄々っ子??と古川は思い藤宮に言う。

「ならば薬を私が飲ますぞ。それの方が嫌だろ。」

藤宮は嫌がるそぶりなく、古川の言った事を期待に満ちた喜々とした瞳。藤宮の返事を聴かずとも分かったので、古川は口移しで薬を飲ませる事にした。

古川は薬をパッケージから二粒取り出し手の平に乗せた。二粒を指先で摘み藤宮の口内に含ませた。

ペットボトルのキャップを開封し、ペットボトルを口に含む。古川は水を口に含み藤宮に口移しで水を飲ませた。

上手に飲み込めたらしく、喉がゴクリと動き嚥下(えんか)したのを確認。

ベッドサイドテーブルにペットボトルを置いた。

「薬が効くと思う。透さん、お腹すきました??」

「特に空いてはない。君と少し朝寝を楽しみたい。」

「朝の6時だから、もう一眠り出来る。起きたら食事へ行こう。」

「はい。」

二人はベッドに横になり、羽毛布団をかけて眠る。

藤宮は小さな欠伸(あくび)をし、ピッタリと古川の胸に身体を寄せて眠りだす。

昨日の晩の藤宮の表情とはまた違う寝顔。

夕べは人を誘い心を翻弄(ほんろう)し、まるで淫夢(いんむ)の使者の様な眼差しだった。今は例えるならば、愛らしい純真な少女の様な寝顔である。

合意を得ずにあのまま、もし─────── 藤宮を抱いたのであれば?? 藤宮を傷付ける行為に成り兼(か)ねないと。 何かも知りたいと思うのは、まだ先の事で良いと古川は結論に達した。

古川は藤宮に唇(くち)づけ抱き寄せた。





曇りのち??(22)

二次創作@オジサマ専科 Vol.2 Memories BLver(20)

2012-07-17 20:08:59 | 腐女子の御伴
オジサマ専科 Vol.2 Memories母の手帳の設定を超改変してあります。なのでネタバレも含まれております。BOYSLOVEテイストにしてお届けなので、実際の商品とは一切何も関係ありません。もぐ菜は古川透CV:中田譲治しゃん推しなのでよろ。それと古川透氏は黒髪サラサラ和装で物静かな優しいアーカード様をイメージしてねんVv




         SecretSweet illusion(20)




大空に幾つもの、きらびやかで鮮やかな大輪を描く。火薬の乾いた音が遠くに聞こえる。

藤宮は程よく酔いが廻り古川に抱かれてベッドルームへ。

ベッドルームからの眺めも良く二人はベッドに寝そべり、次々と打ち上げられる花火を見つめた。

ベッドルームの涼しい空調と古川の体温にほんのりと触れ包み込まれる藤宮。

「飲み過ぎだな。気分は大丈夫か??」

「すごくぅいいです。」

アルコールでほんのりと目元をぽっと赤く染めてる藤宮を見つめた。

「ワインでもアルコールの度数の低い物を、選んだつもりなんだが。」

「ぼくの、アルゥコォ~ル摂取(せっしゅ)限度は5度ぐらいなんだもん。」

古川が選んだアルコール度数の低いワインといえども、マーケットで販売されてる缶系の酒類からすれば充分に度数は高い。

藤宮は古川にしがみつく。花火もとうとうクライマックスを迎えた。

「はなびぃ~きれい~♪たぅまぁやぁぁー つぎ、はぁやくぅ。」

酔いが廻り舌足らずに子供の様に無邪気にはしゃぐ藤宮。

ベッドルームなので古川も廻りを気にする事なく、藤宮の耳たぶに唇(くち)づけ抱きしめて浴衣をはだけさせた。

「とぉるぅさぁん??」

「今夜は君を手放したくない。」


最後のフィナーレに大仕掛けの花火が次々と打ち上がり花火大会は終わった。


「美しい物を見ると、こうして日常を離れたくなる。悠紀、君の全てが欲しい。少しでも知りたい、だから────── 」

浅い残りのアルコールと眠気に誘われ藤宮は夢うつつ。

仰向けでベッドに寝て居る藤宮を古川はベッドに手をつき、すっぽりと覆(おお)いかぶさる。薄目でぼんやりと藤宮は古川を見つめた。

藤宮は意識は半分はある様だっが、もう半分は既(すで)に夢へと片足を踏み入れて居た。

古川は藤宮の唇(くち)びるを指先でなぞると、藤宮は舌先で古川の指先を舐め含む。ぴちゃ、ぴちゃとぬめった音が静寂なベッドルームに消えてゆく。

無意識なのに赤い舌先で古川を誘(いざな)う。古川は口元を深く唇(くち)づけた。

「とぉるぅさぁん。」

瞳は濡れて潤む藤宮に微笑(ほほえ)む。

「君の乱れた姿を、もっと見たい。」


舌先で藤宮の熟れた赤い唇(くち)びるをなぞる。

「やっひぁ。」

藤宮は無意識だっが次に、される予期せぬ事に身体がびくりと反応した。

古川は藤宮の内股を軽く開かせて自分の身体をグイッと押し入れた。帯を解き、ひゅるりっと音をさせて身体から抜き取った。




今夜は、誰も知らない悠紀を知りたい。



抵抗もせず瞳を閉じ藤宮は眠る。古川は唇(くち)びるを奪う様に唇(くち)づけた。


悠紀────────


悠紀……


唇(くち)づけの合間に名を呼ぶ。

藤宮の浴衣は前がはだけ下着姿を晒す。

穏やかな寝顔を見つめ古川は自分がまるで、獲物を捕獲するかの獰猛(どうもう)な生き物の様に思えた。自分を信頼し安心しきって眠り身を、任せて居る藤宮を喰らおうとした。

花火を観ながらで雰囲気も楽しく、嬉しいそうにワインを飲んで居たまでが良かった。アルコールで酔い潰れそうだったので、飲むのを止て藤宮を抱きかかえベッドに連れて来た。

藤宮の寝顔を見て心が和む。寝た子を起こしてしまうのは余りにもしのびない。古川は藤宮の浴衣をきちんと調えて帯をさせた。

古川はバスローブに着替え様とし、ベッドから降りてクローゼットへ。



SecretSweet illusion(21)

二次創作@オジサマ専科 Vol.2 Memories BLver(19)

2012-07-17 20:06:53 | 腐女子の御伴
オジサマ専科 Vol.2 Memories母の手帳の設定を超改変してあります。なのでネタバレも含まれております。BOYSLOVEテイストにしてお届けなので、実際の商品とは一切何も関係ありません。もぐ菜は古川透CV:中田譲治しゃん推しなのでよろ。それと古川透氏は黒髪サラサラ和装で物静かな優しいアーカード様をイメージしてねんVv





         SecretSweet illusion(19)




古川は藤宮を伴(ともな)い東京湾で開催される花火大会を観覧に来た。

花火の打ち上げ場と対岸で立地条件も良く廻りの建物よりも高く、室内なのに大迫力で手に届く様な近さで花火を観られる。

宿泊プランでホテルのスイートルームでの観覧なので、藤宮ははしゃいでリビングルームを行ったり来たりと。

スイートルームの窓からは眺めがと見渡しが良く遠くまで見える。バスルームからも花火も見える。食事を終えてゆっくりとソファーで寛(くつろ)ぐ古川。

「後少しで、花火大会が始まる。部屋の照明を消す。」

「はい。花火ってぎゅうぎゅうになって、皆で暑い暑いって言って見るもんだっと思ってた。」

「それも夏の風物詩(ふうぶつし)として、楽しいだろう。悠紀と、二人きりで誰にも邪魔されずに花火を観たかった。」

リビングのテーブルにはワインと皿に盛り付けられた彩(いろ)りどりのカナッペと、チーズやスモークサーモンが並べられてある。

卓上ワイン硝子(がらす)クーラーにはたっぷりと氷が容れられて、赤ワインが二本と白のスパークリングワインが一本に瓶ビールが五本。

部屋の中の探検が済んだらしく、藤宮はトコトコと古川の座って居るソファーにやって来た。

「探検終わったです。凄いゴージャスなお部屋で驚いた。透さんって日本酒専門と思ってた。僕は飲めればなんでも良いタイプだし。」

「部屋の探検は済んだ様だな。剛にも昔、同じ事を言われた。和装の貴公子が、洋酒を好むのかっと。君のご要望のビールもある、お好みの飲み物を開けよう。」

「じゃ、今日はね。花火大会だから、スパークリングワインをまず飲みたいです。」

「御意。では、悠紀と私の初デートに乾杯を。」

古川はご機嫌良く言うと手慣れた仕草(しぐさ)で、白のスパークリングワインを取り出す。広々としたテーブルにはワインコースターがあり、瓶が濡れたままでも置ける。

ワインコースターに瓶を置き古川はソムリエナイフを優雅に扱いコルクを抜くとポンッと静かな室内に響く。

二つ並べられたワイングラスに白のスパークリングワインを注ぐ。

「辛口なワインも好きだっが、今日は甘口にしてみた。悠紀がお気に召すと嬉しい。」

「剛さんと松さんも言ってたよ。透さんって、物凄い風変わりな癖のある辛口のワインを好むって。それも、酒の肴(さかな)に和菓子食べるって。特に塩大福がお気に入りでしょ。」

「普段の晩酌にはワインの肴(さかな)は必要ないんだ。ワインを飲みながらの、塩大福は月に一度の楽しみなんだ。」

藤宮は今日は浴衣を古川に着付けて貰い全体は淡い紫色で、白の小柄が袖(そで)と裾(すそ)にあしらえられ浴衣で帯は黒で帯には飾りが付いている。

「男子の浴衣と言うと、模様が限られてしまう。若い男子に猛々(たけだけ)しい色や柄を好まれる傾向もあるが、最近では女子と同じ様に色も柄も優美な浴衣を着たがる男子が増えてきた。」

「そうだね。彼女と一緒に、同じ様に可愛い浴衣着たいって男子も多いし。後はオシャレな男子で、いかにもって浴衣の色や柄ではなく自分の個性に合うフェミニンな浴衣を着たがるよね。」


「悠紀にはフェミニン系な浴衣が上品に似合う。」

「透さんに選んで貰って、似合うって言われて凄く嬉しい。」

藤宮は嬉しくなり古川に抱き着く。

古川は手元にある室内の照明を消した。花火大会が始まる時刻は19時。後1、2分で花火大会がまさに始まろうとしていた。

古川は藤宮を両腕で抱きしめた。





SecretSweet illusion(20)

夏休み@三日目。

2012-07-17 20:04:42 | Weblog
夏休み今日で終わり。月一で三連休あると精神的に休まるよね。手付かずの有休もあるし、10月にはまた有休が発生するから連休は確保出来る。

有休は無駄なく有意義に使って自分の為に休もう。夏休みは家でごろ寝して過ごしてたけど満足。飛び石の二連休で出掛けたしさ。

今年は夏は暑そうだね。良かったぁ、もぐ菜は冷夏になるかっと予想してたけど暑い夏になりそう。

九州地方の豪雨での災害が広がりつつ、異常気象と言うけど天気が一刻も早く安定します様に。




話し変わるけどオジサマ専科の二次小説カキした。透さんと藤宮がじゃれあっております。エロ極少量なんで期待しちゃダメ。

いきなりガッツリはないと思うんで。透さんの性格だっとね。オジサマは紳士じゃないとダメなの。ではカキ出来たので更新しますよ。

SecretSweet illusionは、ちょびっと極少量エロ風味編スタート。 譲治しゃんにリアル言って欲しい言葉の気持ちをみっしりと心にこめたお。