東京0139

「ちょこん」



「すきー」
「すきー」



「お、おい！みられてるニャよ！」
「ニャにぃ！？」



「みぃ～」



「たぁ～」



「なぁ～…！」



「・・・・・・・・・・・・。」



「はずかしいのニャ。」



「ふんもー！のぞきみなんて、シュミがわるいのニャ！」



「なにがー？」
「たちなおるのはやすぎニャ。」

東京0287

「ナメーナメー」



「ん？おきゃくさんかニャ。」



「それではこころしてみるがいいのニャ。」



「ばあぁーん！ごかいちょう～！」



「どうニャ？どうなのニャ？」



「くくく。うっとりしてるのニャ。ちょろいヤツなのニャ。」



「う～…あしがつかれてきたのニャ…もうダメなのニャ…。」



「ふぅ…。」



「ほらほら、きょうはもうおわりなのニャ。さっさとかえれニャ。」



「みたくなったらまたこいニャ。」

神奈川0070

「ひょこひょこ」



「ひたひた」



とってもスマートなボディーですね。
「どうもニャ。」



「おっと、あいさつのじかんニャ。」



「どうもニャー。」
「どうもニャー。」



「すりすりー」



「すりすりー」



「すりすりー」



「すり…」
「おいちょっとまてニャ。」



「オマエちょっとすりすりしすぎなのニャ。」



「そーんなこというなニャー、あいじょうひょうげんなのーニャー。すりーすりー。」



「まったくもう。けなみがみだれてしまうのニャ。」

東京0138

「きょうのメシはなにかニャ～、なにかニャ～。」



「メシがくるまで、ひとしきりごろごろしてなごむのニャ。ごろ～！ごろ～！」



「・・・はッ！！！」



「・・・なんということニャ。ヒトにあられもないすがたをみせてしまったのニャ。うかつだったのニャ。はずかしいのニャ。」



「ゆだんしすぎたのニャ。まさかこんなところにヒトがいるなんておもってもみなかったのニャ。ああもうおしまいニャ。１０びょうまえのじぶんをのろうのニャ。」



「あーもー！オレのばかばかばかばかばかばかばか！ムキー！！」



「・・・アホらしくてみてらんないのニャ。」

神奈川0021

「しくしくしくしく」



「ちょいとそこのアンタ！きいとくれニャ！」



「おいしそうなサカナがいっぱいあったので、よろこんでたべたらおこられたのニャ！ネコババとかいわれたのニャ！ひどいのニャ！おちこむのニャ！」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



「もういいのニャ。オマエなんかしらんのニャ。」



「どうじょうしてくれるのかニャ！なんていいヒトなんだニャ！そこ、そこがきもちいいのニャ。くるしうないのニャ。もっとやれニャ。」



「ちなみにさっきのはなしはうそニャ。」

東京0302

「ん～」



「ここか？」



「ここかズボー！」



「うしゃしゃしゃしゃ！みつけたのニャ！にょほ～！」



「な…なんニャいきなりこれは！きゅうくつなのニャ！」



「しょうがないヤツなのニャ…いっかいだけニャ。…キメッ！」



「あ～も～！うざいー！はやくこれとれニャ！！」



「ふー・・・ぐったり。」

ケンシロウ遊びまくりの日々。

「がるー」



「モシャー！」



「このっ！このっ！」



「エモノほそくニャ！」



「ガブー」



「ちょいっちょいっ！」



「はふー。きょうもたくさんあそびまくったのニャ。まんぞくニャ。」



「あそんだあとは、ねるにかぎるのニャ。けんこうせいかつニャ。おやすみニャ。くかー。」

埼玉0020

「あづー」



「やぁやぁ、われこそはすてねこなのニャ。おちこむこともあるけれど、まえむきにいきていくしかないのニャ。」



「さいわいここは、ニャー好きのヒトがたくさんきてくれるので、たべものにふじゆうすることはないのニャ。」



「がぶがぶ」



「ミルクうめー！」



「メシはたくさんあれど、やっぱりしぜんはきびしいのニャ。ここでもたくさんのニャーがちからつき、たおれていっているのニャ。もっとニャーをしんけんにあいしてほしいのニャ。むせきにんはつみなのニャ。ねこをすてるのはぜったいにダメなのニャ。ふこうなニャーを、ふやさないでいただきたいのニャ。せつにせつに、おねがいしますのニャ。」



「こ・・・こんなにくいきれねえのニャ・・・・・。」

宮城0009

「あったかぬくぬくー」



「へいわでぽかぽかでキモチイイのニャ。ついうとうとしてしまうのニャ。」



「・・・・・・・・。」



「そろ～・・・・・。」



「うざいのニャ。さわんなニャ。」
「・・・・・・・・・・。」



「ねぇ～、ねぇ～。」
「あんぎゃー！」



「あんだテメーこのやろーニャ！あっちいってろってのがわからんのかニャこのとうへんぼく！！」
「ひ、ひどいのニャ！そこまでいわなくても…」



「まったく、おちついてひなたぼっこもできやしないのニャ。へいおんをジャマするんじゃねえのニャ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」



「おみぐるしいところをおみせしてしまったのニャ。オマエもどうぞ、ごゆるりとおくつろぎくださいませなのニャ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

埼玉0019

「なんニャ。さきまわりしてやがったのかニャ。」



「それならこちらにもかんがえがあるのニャ。」



「この…たちいりきんしを…」



「よいしょ、よいしょ…」



「ぴょこー」



「・・・フフフ」



「どうニャ！」



「これでもう、おってこれまいニャ！」

東京0137

「てくてく。」



「ちょこん。」



「・・・ハッ！」



「ふしんじんぶつニャ。きっとねこさらいニャ。ゆだんしてたらひどいめにあうのニャ。ぼーっとしてらんないのニャ。きをひきしめていくのニャ。」



「むっはー！…タイヨウがあったかいのニャー！…」



「ほげー・・・・・・・・」



「・・・ハッ！」

（後略）

埼玉0018

「じゅんばんまちちゅう。」



「・・・あきたのニャ。」
「はやっ！」



「せっかくなので、いろいろとあんないしてやるのニャ。」



「ここがおきにいりのばしょなのニャ。じめんのびみょうなギザギザがたまらないのニャ。」



「ここがアカバケツやまなのニャ。ちょうアカいのニャ。」



「クルマもとおらないので、のびのびとはしりまわることができるのニャ。」



「そんなこんなで、いよいよぎょうれつがすすみはじめたのニャ。それではさらばニャ。あっちいけニャ。」



「のこのこ。」



「のこのこ。」



「ぷはー！やっぱりコレがなくちゃいかんのニャ！いちにちのつかれがふきとぶのニャ！たんのうしたのニャ！」
「・・・・・。」



「（・・・いったいなんのレツだったのかは謎なのニャ・・・・・。）」

東京0136

「ニャー！きのうえにやってきたのニャ！」



「まってるのニャ。いまそばにいくのニャ。」



「も…ちょい…もうちょいニャ…。」



「うざいからくんなニャ。」



「そ、そんなこといわないで…。」



「ほら、いっしょにかたよせあってねるのニャ…」
「シャー！」



「うなー…。。。」



「・・・・みてんじゃねえのニャ。」

東京0135

「むー」



「フガフガ」



「うぬー」



「フムフム」



「ムムムムム…」



「クンクン」



「・・・・・・・・。」



「・・・ただいまめいそうちゅうなのニャ。おひきとりくださいニャ。」



「・・・もっときらくにいきればいいのにニャ。」

東京0134

「ナメーナメー」



「くっくっくっく…」



「フッフッフッフッフ…」



「まさかこんなところにかくれてるとは、おもいもしないだろうニャ…」



「みんないつまでもダマされていればいいのニャ…」



「これぞにんぽう、かくれみのじゅつなのニャー！」



まるみえっすよ。
「そっちからみんなニャ。」