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授業で役立つ考え方-38-

2024-07-04 05:15:17 | 全員参加型授業の指導技術

全員参加から、全員outputへ

全員参加の次のレベルが全員output。

主体的な学び・対話的な学びは、全員がoutputしてから始まる。

「これわかる人!

「はい」

「はい、○○さん」

「・・・・・・です。」

「正解。皆さん拍手!」

これで授業は流れる。

しかし、これでは、○○さん以外が何を考えたかがわからない。

わかっているのかどうかもわからない。

さらに、「手を挙げなきゃあたらない」と思わせたら、緊張感はなくなる。主体性とは真逆である。

outputしなければいけないから考えるのである。

outputしなければいけないから他の人の考を聞こうとするのである。

主体的・対話的な学びは、input したことを自分なりに再構成して output することで成立するのである。

 


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