意外にも堅実 天下人・秀吉の通貨政策
https://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20121023/ecn1210230712002-n1.htm
秀吉の金貨・銀貨には、日本の貨幣史上、重要な意味がある。それは、統一政権として重量や品位を定めた法定通貨であるということ-つまり、平安時代半ばに廃れた「皇朝十二銭」以来、630年ぶりに国産貨幣が復活したのだ。
ここに、平清盛から始まった外国貨幣の時代がついに終わりを告げようとしていた。そして間もなく江戸時代-国産貨幣による金・銀・銭の「三貨制度」が幕を開ける。