花*彩々

花と自然を楽しむひととき♪
レンズ越しに届けたい。。。

5年ぶりの”蔦の細道”

2019年02月25日 21時57分26秒 | 歴史
静岡市と藤枝市(岡部)にまたがる『蔦の細道』を先日23日、山友と歩いて来ました♪
蔦の細道を歩いたのは今回で二度目、山友のリクエストに答えたものでしたが、
5年ぶりの散策でしたので前回を思い出しながらも、春の訪れを感じながらの楽しいひとときとなりました。
今回も道の駅がある静岡市側の登り口から歩きました。





蔦の細道は宇津の山越えと呼ばれた道で、歴史は古く7世紀の律令時代の伝馬の道として利用されていました。
よく知られるようになったのは平安時代前期の『伊勢物語』の中で、歌人在原業平が
「駿河なる宇津の山辺のうつつにも 夢にも人にも会わぬなりけり」と詠んだことがはじまりのようです。
歌に詠まれたように、当時の道が蔦やカエデが生い茂って覆われていたところから『蔦の細道』と名付けられたようですね。















藤枝(岡部)側の登り口に下りてきました。


宇津ノ谷の集落








宇津ノ谷の集落は旧東海道の丸子宿と岡部宿の間にある間の宿で、当時のおもかげを残しています。


明治のトンネル~





大正のトンネル~


明治のトンネルは人しか通れませんが、大正のトンネルは今でも現役?!静岡市と藤枝市を繋ぐ人も車も通る道路です。
どちらも歴史を感じさせてくれますね。レトロ感たっぷり。。。^^ 

宇津ノ谷も春がいっぱいでした♪


梅と河津桜の競演?!








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旧東海道金谷宿を歩く♪②~菊坂石畳と小夜の中山~

2019年01月31日 21時18分18秒 | 歴史
諏訪原城跡に寄り旧東海道を先へ進むと、もう一つの石畳”菊川坂”が現れます。





紅梅が咲き始めていました♪


白梅も♪


ここは一足早く”春”ですね~








峠がある小夜の中山へ向かいます。


島田市から掛川市へ入ります。。。


茶畑を眺めながら。。。


久延寺~
中山の峠の近くにあるお寺で、東海道を歩く旅人が旅の安全を願って立ち寄っていました。


遠州七不思議のひとつとして、このお寺に祀られているのが赤ん坊のなき声がするという伝説の『夜泣き石』です。


お寺の猫ちゃん?!


峠にあるお土産屋さん『扇屋』
夜泣き石にちなんだ名物の子育て飴が売られています。


小夜の中山公園。展望のいい広い公園になっています。
桜の木も多く植えられていますので桜の咲く時期が楽しみですね。
小夜の中山は金谷宿と日坂宿の間にあり、峠と言うだけあって標高も252mあります。


ここからは富士山も観ることが出来ますが、この時は雲がかかってしまいました。。。


西側方面は『茶』の文字で知られている粟ヶ岳も♪


金谷宿(石畳)から小夜の中山(峠)までの旧東海道歩きでした☆
身近なところでもこんな歴史を感じさせてくれるところがあるということ、昔再発見の歴史散歩になりました♪





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旧東海道金谷宿を歩く♪

2019年01月28日 21時55分53秒 | 歴史
1月26日、島田市と掛川市を繋ぐ旧東海道金谷宿~間の宿(菊川)の先、小夜の中山(峠)までを歩いて来ました♪
この街道には、以前も訪ねたことがある金谷坂の石畳、今回はじめて歩いた菊川坂の石畳があります。

この日は金谷坂の石畳からスタートです。


この坂は当初は石畳ではなく、粘土質の道でしかも急坂であったために雨が降る度に滑りやすく
旅人は難儀したようです。そこで石畳が敷かれたようですが、それも近代になってコンクリート舗装され
石畳の面影が無くなってしまいました。
しかし、平成になって町おこしとして「町民一人一石運動」が展開され71,000個の石を使い430mの石畳が復元されました。

金谷坂の途中にある”すべらず地蔵尊”です。

旅人の足元を守ってきたすべらない山石にあやかって、町民の有志で建立されました。
最近は『すべらず、転ばず進むように』と受験生や家内安全、商売繫盛の願掛け参拝者が訪れています。
と言うことで、私たちも山で滑らず、転ばないようにお願いしてきました(;^ω^)

石畳を上りきるとすぐ近くに国指定の史跡『諏訪原城跡』があります。ここに寄り道です♪








戦国の武将武田信玄と徳川家康との国盗合戦の舞台となった所の一つで、典型的な”山城の跡”と言われています。



思った以上にとても広いです。。。


城址の一角から金谷の町と大井川、遠くには富士山も観ることが出来ます☆





今年の冬の富士山(静岡県側)は雪が少ないですね。。。(;^ω^)


なんと、諏訪原城跡を出たすぐの茶畑の中に武田氏城主のお墓が?!


そう、ここは牧之原台地、広大な茶園が広がる台地です。^^


茶畑を横目に先に進みます。
この先に現れるのは、もうひとつの石畳『菊川坂の石畳』です。


この続きは次回で~♪

                    ~~つづく~~





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蓬莱橋と大井川と富士山☆.。.:*・

2015年02月11日 22時16分54秒 | 歴史
大井川に架かる橋『蓬莱橋』は”世界一長い木造歩道橋”として知られています。
全長897.4mで、1997年にはギネスブックにも登録されました。








この季節、天気が良ければ橋の中程から富士山を望むことも出来ます♪








橋が完成したのは1897年(明治12年)。
当時満々と流れる大井川を小舟で渡ることは、大変危険なことでした。
そこで、島田宿の開墾人総代たちが県令に陳情して、この蓬莱橋が完成し、
大井川右岸にある牧之原と対岸の島田宿を継なぐ唯一の橋となりました。

蓬莱橋から眺める富士山の風景は当時と同じなんだと思うと、
この橋の姿をいつまでも残して欲しいと思いました。。。
コメント (2)
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『なまこ壁の街』を残して*伊豆松崎町

2014年05月23日 23時09分14秒 | 歴史
2日前の夕刊(静岡新聞)に『なまこ壁 保存待ったなし』の文字が・・・。
『なまこ壁』といえば、ちょうど1年前、伊豆松崎を旅行してなまこ壁の街並みを楽しんで来たことを
思い出し、記事を読んだ。

新聞記事より~
明治から昭和初期に」かけて造られ、松崎町の貴重な観光資源になっている「なまこ壁の建造物」
の保全が厳しい状況に追い込まれている。ほとんどが個人の所有物で、管理費も持ち主の負担。
老朽化した建物を抱える所有者からは「残したくても、このままでは維持ができない」
との声が上がる。。。


情緒ある美しいなまこ壁の保存が難しくなってきていると言うのだ。
歴史的にも貴重な町の、いや静岡県の財産、いやいや大げさかもしれないけど
国の財産とも言えないのだろうか・・・って思う。。。

実際、ある所有者の人は老朽化でやむなく取り壊したそうです。。。

なんとか残すことはできないのだろうか。。。
良い方法、対策がみつかることを願わずにはいられません。。。

去年、ブログでも写真をアップしましたがデジブックにも
しましたので、良かったら見てもらえると嬉しいです。。。m(_ _)m

デジブック 『なまこ壁の街』
コメント (1)
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