耳は節穴

レコード・CD・オーディオ・歌・楽器などの音楽関係のことを書いていきたいと思います。

最近購入したレコード

2011年01月09日 | レコード

最近ネットオークションで購入したレコードです。
他にもまだあるのですが、差し当たりいいのがこの2つ。

左がスコット・ロスの「ラモー:チェンバロ作品集」(テレフンケン6.35346FK)。1975年リリース。
オリジナルはフランスのSTILからのリリースですが、これはアナログではお目にかかったことがありません。CDも高くて手が出なかった。
テレフンケンは1970年代にフランスのヴァロワやアストレなどのタイトルをかなりの数リリースしていました。どういう契約関係なのかわかりませんが、フランス盤よりも安価で入手しやすかったので、ミシェル・シャピュイの弾いた北ドイツのオルガン作品などは、当時ほとんどテレフンケン盤を購入しました。
このロスのラモーも、約30年前に石丸電気で購入しようかどうか迷った末、諦めた記憶があります。4枚組ですし、当時スコット・ロスなんて全く知らない名前だったですし、更に当時ラモーにはあまり魅力を感じていなかったもので。
まだ全部を聴き通していませんが、これは名盤との評価が高いだけにじっくりと取り組まねばと思っております。

そして右がアーノンクール指揮によるバッハのロ短調ミサ(テレフンケン6.35716)1986年リリース。
アーノンクール2度目のロ短調ミサの録音と思います。最初の1960年代録音のレコードは持っておりますが、さすがに20年の時を経ると随分違います。まず、楽器の演奏技術がすごく向上している。それと年齢から来るものか、鋭角的な表現が取れて円熟味を感じます。他の大作~マタイ受難曲~なんかも新しい録音を聴いたことがないので、欲しくなってきました。

ロ短調ミサといえば、先日、アーノンクール来日公演の生演奏をNHKFMで放送したのですが、沖縄は選挙速報で放送が中断しました。報道が大事かもしれませんが、休憩時間あるいは放送終了まで待ってくれても良さそうなのに、今のNHKはそのような配慮は思いつかないのでしょう。優先順位も考えられず送りっ放しにする放送局なんぞいらねぇや!と思わずにはいられません。
じつはこれが元で購入に至った次第です。



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1 コメント

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stilのラモー、クープラン (森図春人)
2013-06-24 01:12:31
こんにちは、森図春人です。
スコット・ロスは若くしてAIDSで無くなった惜しいチェンバロ奏者ですな。私はstilのラモーのクラヴサン全集とクープランのクラブサン全集の後半(4枚組み)を持っています。音はテレフンケンのレコードを聴いていないので、何ともいえませんが、チェンバロらしい好ましい録音です。
ミッシェル・シャピュイのバッハ全集は、私が高校生の時に頒布が始まって、確か3年くらいかかって第10集まで出たと思います。それには、ミニチュアの楽譜が付いていて、小フーガを見よう見まねで弾いたのが、私の鍵盤楽器との出会いです。これはヴァロアが原盤で、最近手に入れました。音の違いは感じられませんでした。
アーノンクールとレオンハルトが分担して録音したバッハカンタータ全集はさすがに買えませんでしたが、eBay等でお安く出ていますから、好きな曲だけは揃えたいと思います。最近アーノンクールはベートーヴェンに手を出していますが、私はモンテベルディのオルフェオのLDが好きなんです。実は。あれはDVDになっていませんか。あとトン・コーブマンの指揮するメサイヤの日本公演が好きです。VHSに録画しましたが、プレーヤーを捨てたので見れません。こちらもDVDにして欲しいものです。
アーノンクールのロ短調ミサはまだ聴いたことがありませんが、そんなにいいのでしたら聴いてみます。
では。

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