p41audio(ピーフォーティーワンオーディオ)という中国製オーディオ機器を販売しているサイトがあります。ここで安いDAコンバータを見つけて購入してみました。
前の日記で「購入はやめにします」などと言っておきながら、優柔不断なワタシ。だって安かったんだもん。
Lead-Audio C100というもの。小さなものですが、同軸・USB・光(Toslink)3つの入力が可能です。これが4,990円。
サンプリングレートは48KHzが上限なのでハイレゾ音源には対応できませんが、どうせCDしか聴かないから必要充分。それにDC5Vで動作するので、電池駆動もできそうです。ただし光入力はおまけ程度のもので、再生音に雑音が混じりほとんど使えません。同軸とUSBは問題なく動作します。
マランツのCD23が左右の再生レベルがずれてきて、定位が左寄りになってしまったのですが、これを通すときちんと中央に定位しました。
音質はややハイ落ちになりますが、その分低音がしっかりして落ち着いた音になります(CD23の音が元々ハイ上がり気味だったのかもしれません)。値段の割に使えるじゃないの、これ。
ちなみにデジタルケーブルは毎度おなじみ小沼電気製の、太めだけど1m千円ほどのもの。試みにテレビ用の安くて細いケーブルと交換してみると、音がガクッと悪くなります。
デジタル信号でもケーブルで音が変わるのかぁ(オカルティックな世界だなぁ)。
せっかくUSB入力がついているので、PCオーディオを試してみました。
CDをWAVE形式でリッピングし、パソコンは「パフォーマンス優先」に設定して、CD再生と聴きくらべ。
結果はPCオーディオの負け!薄いベールを1枚通したように音が少々ぼやけて聞こえます。
まぁ、パソコンは安物だし、USBケーブルも安物。改善の余地は多々あるのでしょう。でも、もういいや。
実はCDの方が良くてちょっと安心しました。パッケージメディアには少なからず執着があるもので。古い人間ですから。
やはり安物はいかんなぁ。音は悪くないのだけど。
単体DACはそれなりのグレードアップ効果があることがわかりましたので、もう少しマシなのを導入したいと考えています。
ひょっとしたら安物のCDプレーヤーが大化けするかもしれません。