ブログ~軌跡

2004年より

IMM円ショートの整理一巡、3-4週目が分岐点=17日以降に3週目へ

2007年07月17日 | FX(Foreign Exchange)
NZドルが調子良い。
FXは相場の大きな波に乗るのが良さそうです。



IMM円ショートの整理一巡、3-4週目が分岐点=17日以降に3週目へ

外為市場では投機的なポジションで高水準に積み上がってきた円ショート(売り持ち)の調整的な円の買い戻しが、ドル/円、クロス円で進展してきた。
海外勢の投機ポジション動向を探るうえで参考になるシカゴIMM(通貨先物)ポジションでは、最新の10日統計で円ショートが大幅に減少。前週の3日を直近の円ショート(=円安・外貨高)ピークとした、ポジション手仕舞いによる円買い戻しと外貨の売り戻しの活発化が確認されている。

最近の同じような円ショート調整による円高局面では、調整入り後、3-4週目から円買い戻しがピークアウトするパターンが見て取れる。そして、円ショートの整理とともに新たな円売り余地が拡大。再び「絶対的な金利差」による円売りと外貨買いが再燃するパターンが繰り返されてきた。

現在のIMM統計の場合、ポジション整理の円高は10日段階で1週目である。続いて今週17日段階で2週目が終わり、17日以降に「3週目」へと突入してくる。その意味で17日から来週にかけては、円買い戻しのクライマックスと、調整の円高一段落を受けた「円売りと外貨買いの仕込み模索」という流れが注目を集めつつある。

なお、最近の円高局面におけるシカゴIMM円先物ポジションでのロングとショートの合計ポジションに占める「円ショート比率」は以下の通り(投機部門を示す非商業部門、単位は%)。



もう一つニュースのコピペ


南ア・ランド/円、18日に新発ランド債の売出し控える

外為市場で南アフリカ・ランド/円は、資源相場の堅調さなどからランドが底堅さを保つ一方、円調達キャリートレードの巻き戻し余波から戻り売り(円の買戻し)圧力も根強い。

その中で中長期的なランド高・円安トレンドを支援するのが、国内個人によるリアルマネーベースでのランド債投資だ。
今月は18日に新規の売出しが予定されている。新発外債の売出しの場合、売出初日や募集期限終了後の払い込み日などにまとまった外貨転・円売りが発生。外貨高・円安材料として為替相場の注目を集めるケースが少なくない。

なお、最近の新発ランド債の売出状況は以下の通り(順番に売出期間、発行体、償還期間、利率、販売会社)。

7月18日-7月30日
アジア開発銀行
約2年、8.40-9.40%、日興コーディアル証券