昨日は夜更かししてもいい嬉しさに加え、
私の新八郎殿があまりにもカッコ良過ぎて、つい本を読みふけって
しまいました。
気づいたら朝の4時だった。
競技のビデオ見て(半分仕事ですわな)朝の4時くらいになると
「もー!こんな時間になっちゃったじゃんか!」と猛烈に腹が立って眠くなるのに、
好きな本を読んでいると全く苦にならん。
気の持ちようですなー なはは
拙ログ、9月25日の日記にてちょいと触れたのですが、
福島が誇るB級グルメのなみえ焼きそばのお店が、うち(福島の実家)から
車で20~30分くらいのところに避難してきて、お店を開いているそうな。
野暮用で今日日帰り帰省したので、連れて行ってもらいました。
なぜか嫁に行った妹(福島在住)まで同道。
家族4人久々の水入らずで、なみえ焼きそば。
一見どこにでもあるような、ちいきの交流センター。

二本松市交流センターです。
二本松市は、前にこの日記でもちょいと紹介しましたが、
戊辰戦争で有名な会津の白虎隊と同様、十代の少年で構成された二本松少年隊が、
白虎隊とは違って実際に薩長と戦火を交えた歴史がある街。
『智恵子抄』の高村智恵子が生まれた街です。
※白虎隊の戦いには諸説ありますが、敵方と遭遇したことはあったものの
しっかりと刀を交えずに夜を通して彼方此方とさまよい歩いていた、というのが
通説。二本松少年隊は白虎隊と同じ年頃の少年たちで結成された隊ですが、
市街地に侵攻してきた薩長連合(官軍とは言わん)と実際に刃を交えて、
戦死者を多数出しています。

中に入ると、


ありました!
なみえ焼きそばのお店、杉之家さん。

噂に聞くけど、食べるのは初めて
14時頃に行ったのですが、
折しもちょうど昨日B-1グランプリに出た
テレビ放映があったとかで、
(なみえ焼きそばは4位だったそうですが)
お客さんは満員という繁盛ぶり。
お店に入るまで10分くらい待ちました。
もうね、この交流センターの立体駐車場に車を停めて外に出た時から
焼きそばのソースのいい匂いが漂っているわけですよ。
焼きそば沢山食べる気マンマンで、朝ごはんとか少し調整してきたから
もー、匂い嗅いでるだけでクラクラきちゃう。
お腹すいたー!!!
やっと入れました。
壁に貼ってあった「なみえ焼きそばの定義」。
ふむふむ。

(撮影by妹)
待つこと10分弱。
わあい!来ました!!

お肉もたっぷり。う~ん、よい匂い
いただきまぁす!!

麺が本当に太い
麺がもちもちして、もやしはシャキシャキ。
ソースは濃すぎず、しょっぱ過ぎず。フルーツ系の甘味も感じます。
ちょっととろみがあって、
おーいしーぃ!!!
ひたすら焼きそばとソースの風味を堪能するのですが、
少し飽きてきたらコレ↓を投入。

ピリッと辛くなって、また風味が変わります。
いやあん、ほんとに美味しいわ、コレ
因みに、私たちの隣のテーブルでは天丼とこの焼きそばを頼んでいた
二人連れのお客さん。
天丼もこのお店の名物らしいのですが、お重からはみ出るくらいの大きさの
海老天が2本ガツーン!!と!
横目で見ていた父は「今度は天丼を食べる」と力強く宣言。
浪江の人たちの多くは二本松市に避難をしています。
(行政の中心が二本松に移動してきたため)
そのため、この杉乃家さんのお客の多くは、やはり浪江から一緒に
避難してきた人たちなのだそう。
おじちゃんおばちゃんたちが、ボリュームたっぷりの天丼ややきそばを
ペロッと完食していきます。
・・・はやく帰れるといいですね。
このお店の割り箸の袋は、もちろん、避難前にあったお店の住所のまま。

とても美味しかったです!
ごちそうさまでした
実家に帰る道すがら、多くの仮設住宅を見ました。
冬は寒そうな、長屋みたいなプレハブ。
父母妹の話によると、原発避難区域から避難してきている人たちの多くは農家さんで、
もともとは大きい家屋と広い土地に住んでいて、
朝から晩まで畑に出る生活をしていた人たち。
彼らが、することもなく、断熱材すらない狭くて寒いカセツ(と福島の人は呼ぶ)
に押し込められているのは、さぞかしストレスフルであろう、と。
そして、まだまだまだカセツは沢山建っているのです。
恐らく一部の地域は、もう帰りたくても帰れないでしょうから、
結局震災後、避難してきた人たちの多くにまだ手が差し伸べられていないと
いうのが現状です。
あ、でもウチの実家の庭は漸く除染ができるようになるみたい。
ガーデニングができるじゃん、と母に言ってみたのですが
「そうは言っても除染した土は結局その家の土地(の下方)に埋めるんだから」と
ボヤいていました。
ま、でも除染をしないよりはマシですな。
まだまだ頑張れ、我が故郷!という思いの念を込めつつ。
開業30周年のペイントが施された東北新幹線で帰京しました。

さすが福島、だいぶ紅葉してましたよ。
紅葉狩りなら、これから11月にかけてがオススメです!
私の新八郎殿があまりにもカッコ良過ぎて、つい本を読みふけって
しまいました。
気づいたら朝の4時だった。
競技のビデオ見て(半分仕事ですわな)朝の4時くらいになると
「もー!こんな時間になっちゃったじゃんか!」と猛烈に腹が立って眠くなるのに、
好きな本を読んでいると全く苦にならん。
気の持ちようですなー なはは

拙ログ、9月25日の日記にてちょいと触れたのですが、
福島が誇るB級グルメのなみえ焼きそばのお店が、うち(福島の実家)から
車で20~30分くらいのところに避難してきて、お店を開いているそうな。
野暮用で今日日帰り帰省したので、連れて行ってもらいました。
なぜか嫁に行った妹(福島在住)まで同道。
家族4人久々の水入らずで、なみえ焼きそば。
一見どこにでもあるような、ちいきの交流センター。

二本松市交流センターです。
二本松市は、前にこの日記でもちょいと紹介しましたが、
戊辰戦争で有名な会津の白虎隊と同様、十代の少年で構成された二本松少年隊が、
白虎隊とは違って実際に薩長と戦火を交えた歴史がある街。
『智恵子抄』の高村智恵子が生まれた街です。
※白虎隊の戦いには諸説ありますが、敵方と遭遇したことはあったものの
しっかりと刀を交えずに夜を通して彼方此方とさまよい歩いていた、というのが
通説。二本松少年隊は白虎隊と同じ年頃の少年たちで結成された隊ですが、
市街地に侵攻してきた薩長連合(官軍とは言わん)と実際に刃を交えて、
戦死者を多数出しています。

中に入ると、


ありました!
なみえ焼きそばのお店、杉之家さん。

噂に聞くけど、食べるのは初めて

14時頃に行ったのですが、
折しもちょうど昨日B-1グランプリに出た
テレビ放映があったとかで、
(なみえ焼きそばは4位だったそうですが)
お客さんは満員という繁盛ぶり。
お店に入るまで10分くらい待ちました。
もうね、この交流センターの立体駐車場に車を停めて外に出た時から
焼きそばのソースのいい匂いが漂っているわけですよ。
焼きそば沢山食べる気マンマンで、朝ごはんとか少し調整してきたから
もー、匂い嗅いでるだけでクラクラきちゃう。
お腹すいたー!!!
やっと入れました。
壁に貼ってあった「なみえ焼きそばの定義」。
ふむふむ。

(撮影by妹)
待つこと10分弱。
わあい!来ました!!

お肉もたっぷり。う~ん、よい匂い

いただきまぁす!!

麺が本当に太い

麺がもちもちして、もやしはシャキシャキ。
ソースは濃すぎず、しょっぱ過ぎず。フルーツ系の甘味も感じます。
ちょっととろみがあって、
おーいしーぃ!!!
ひたすら焼きそばとソースの風味を堪能するのですが、
少し飽きてきたらコレ↓を投入。

ピリッと辛くなって、また風味が変わります。
いやあん、ほんとに美味しいわ、コレ

因みに、私たちの隣のテーブルでは天丼とこの焼きそばを頼んでいた
二人連れのお客さん。
天丼もこのお店の名物らしいのですが、お重からはみ出るくらいの大きさの
海老天が2本ガツーン!!と!
横目で見ていた父は「今度は天丼を食べる」と力強く宣言。
浪江の人たちの多くは二本松市に避難をしています。
(行政の中心が二本松に移動してきたため)
そのため、この杉乃家さんのお客の多くは、やはり浪江から一緒に
避難してきた人たちなのだそう。
おじちゃんおばちゃんたちが、ボリュームたっぷりの天丼ややきそばを
ペロッと完食していきます。
・・・はやく帰れるといいですね。
このお店の割り箸の袋は、もちろん、避難前にあったお店の住所のまま。

とても美味しかったです!
ごちそうさまでした

実家に帰る道すがら、多くの仮設住宅を見ました。
冬は寒そうな、長屋みたいなプレハブ。
父母妹の話によると、原発避難区域から避難してきている人たちの多くは農家さんで、
もともとは大きい家屋と広い土地に住んでいて、
朝から晩まで畑に出る生活をしていた人たち。
彼らが、することもなく、断熱材すらない狭くて寒いカセツ(と福島の人は呼ぶ)
に押し込められているのは、さぞかしストレスフルであろう、と。
そして、まだまだまだカセツは沢山建っているのです。
恐らく一部の地域は、もう帰りたくても帰れないでしょうから、
結局震災後、避難してきた人たちの多くにまだ手が差し伸べられていないと
いうのが現状です。
あ、でもウチの実家の庭は漸く除染ができるようになるみたい。
ガーデニングができるじゃん、と母に言ってみたのですが
「そうは言っても除染した土は結局その家の土地(の下方)に埋めるんだから」と
ボヤいていました。
ま、でも除染をしないよりはマシですな。
まだまだ頑張れ、我が故郷!という思いの念を込めつつ。
開業30周年のペイントが施された東北新幹線で帰京しました。

さすが福島、だいぶ紅葉してましたよ。
紅葉狩りなら、これから11月にかけてがオススメです!