私が発見した論文とは以下である。実に呆れた論文なのだが、こういうものが立命館大学で堂々と講義されている現実に、背筋が寒い思いがするのは私だけではないだろう。
だが、私は立命館大学の前を年に50回以上は通る。立命の学食で昼食を摂った事もある。何故なら、この大学のすぐそばに在る龍安寺は私の大好きな場所の一つで、年に50回以上は行くのである。この大学の構内を通って行くのが、一番の近道である等持院には年に5回は行く。その途中や、京都の至る所で、立命の学生に会うが、このような論説に影響を受けているような人にお目にかかった事はないから、心配するには当たらないだろう。
それよりも、この女性の滅茶苦茶な論理は、実は、朝日新聞と、その同調者であるいわゆる文化人たちに、その通りと受け取られていたという事実の方が遥かに怖い話なのだ。
朝日の購読者は皆、なにがしか、この女性の滅茶苦茶な論理を、日本人は悪い事をしたのだと朝日に刷り込まれて、信じ込んでいたはずである。怖い話なのだ。昨年の8月に、朝日が、自分たちの非を認めなかったら…。
稀代の滅茶苦茶な論説が、大学の教壇で堂々と語られていた事実は、本当にぞっとする話だ。
だが従軍慰安婦だとか強制連行だとか言う話が、如何にデタラメなものだったかも、この論文を読めば一目瞭然である。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kiyou/pdf_23-2_alt/RitsIILCS_23.2pp193-202JUNG%20Yeong-hae.pdf