文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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20ミリシーベルト見直し決断迫る…5/27号、週刊朝日、特集記事から。

2011年05月18日 09時37分21秒 | 日記

文中黒字化と*は私。
…前略。
 小佐古氏が辞任会見でもっとも問題視したのは、…中略。
なぜ、政府は非常識ともいえる数値を採用したのか? 原子力災害対策本部関係者が内幕をこう明かす。
 「放射線被曝の問題は、枝野幸男、福山哲郎両氏が担当していたが、2人とも途中から疲労が蓄積し、思考停止状態に陥り、官僚の言いなりになってました。年間20ミリシーベルトは文科省の審議官2人がはじき出した数字です。4月14日に文科省が調査したところ、毎時3・8マイクロシーベルト以上の高い数値が検出された学校が13校もあった。年間線量を20ミリリシーベルト以下にすると該当する学校がさらに増えるので対応が難しくなると予測し、高い数値をあえて選択したのです。〝空き缶″状態の菅首相は意味もあまり理解せず、言われるがまま、決めたのです」 
小佐古氏の辞任後、内堀雅雄・福島県副知事は復興構想会議の席上で不信感をあらわにした。
 「同じ政府関係者で言うことが違うと何を基準に安心したらいいのかわからなくなる」
 身内である民主党の2議員も20ミリリシーベルトの基準を速やかに見直すよう、菅首相に文書で申し入れた。
 自民党など野党は、福島県全域、茨城、栃木両県に住む15歳以下のすべての子どもに対し、甲状腺などの被曝線量の調査を実施すべきだと主張している。、
 先が見えない事故の収束に向けて、首相のリーダーシップが問われている。
本誌取材班
*何故、こういう事実を、新聞やテレビは報道しないのか?…それが私たちの国の弱点だろう。
何度も言うが、週刊朝日は29万部なのである。一方、新聞は落ち込みが激しい(それも当然だろうが)とはいえ、100万部単位、テレビは全国民が観ている。
こんな有様、おかしいと思わないか。ましてやテレビはいまだに痴呆テレビだ。こんなものを見て育ち、本を読むなどとは考えられない様な人間達が、巷に巣くう…もはや、国民の2割は占めようかと言う悪党どもに成っているのだと、私は確信する。

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