文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

サイモンとガーファンクルがNYで行った伝説のライブ。何という見事さ。全ての曲がそうだった。

2022年11月20日 17時24分11秒 | 全般
昨夜遅くに、たまたま、NHKの衛星放送か何かを観ていた。
かつてwatch9でスポーツコーナーの担当をしていた広瀬アナが和服を着て、多分、NHK御用達のタレントとして生計を立てているのだろう慶大出身の男と、バー仕立てで、伝説的な歌手を迎えて、彼らの時代の名曲、名場面を視聴者のリクエストに応えて放送する形式の番組だった。
観だした時のゲストは武田鉄也だった。
就寝時間だったから、もう寝ようと思っていたら、世良公則にベストのバトンが渡された。
彼が、多くの芸人等の様に、朝日新聞論説委員の記事で出来上がっている頭脳で物事を語る人間ではない事を、ツイッターを通して知っていた私は、彼が出ているのだから、と、就寝時間を遅らせて見続ける事にした。
私は全くと言って良いくらい、中島みゆきを聴かない人間である。
だが昨夜の彼女の佇まいには本当に感心した。
彼女は吉田拓郎に、ある曲を作詞作曲して提供した。
吉田拓郎が伝説的なコンサートで、その曲を歌った。
そこに彼女が現れて一緒に歌い出した。
そのコンサートを現場で観ていた50歳代の男性からのリクエストだった。
彼女が朝日新聞を購読、精読して出来上がった頭脳の持ち主でないならば、昨夜のコンサートでの彼女は実に見事だった。
これほど格好の良い女性の立ち居振る舞いには、そうそうお目にかかれるものではない。
だが、この番組自体は、日本国営放送局としては、あってはならない問題を抱えているNHKの、自虐史観等で出来ているものだった。
私の友人達は、私が歌う「最後のニュース」は、井上陽水本人に勝るとも劣らない事を知っている。
この曲を、NHKは、筑紫哲也が「ニュース23」で作らせた意味合いで語る。
つまり、それがNHKの体質であり本質なのである。
私は、この歌を彼らが言いたい範疇では歌わなかった。
これから歌う機会がある時は、更に一層、彼らの思想とは全く違う意味合いで歌うだろう。
つまり、一層、純粋に、掛け値の無い愛の歌。
掛け値無く愛している人に捧げる愛の歌としてのみ歌うだろう。
この番組が終わって、さぁ、寝ようと思ったら、とんでもない番組が流れて来た。
サイモンとガーファンクルがNYで行った伝説のライブ。
流石に、全部は観れないから録画して就寝した。
先ほど、録画を観ていた。
何度も慟哭を覚えた。
「明日にかける橋」は、あまりにも人口に膾炙した曲である事もあって、私は、殆ど歌う事もなく、心を傾けて聴く事もなかった。
だが、ここでガーファンクルが歌う場面には、本当に感動した。
何という見事さ。
全ての曲がそうだった。






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