goo blog サービス終了のお知らせ 

文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

ところがその大厄の年に流行った疫病によって、中国は大敵であった日本の歴代最長政権となった安倍晋三政権、そして

2025年01月20日 10時58分18秒 | 全般
本稿は、2025/1/20、日本国民全員が読まなければならない。
文中強調は私。
以下は2021年2月11日に産経新聞出版から、中国の電撃侵略2021-2024,と題して出版された、門田隆将と石平、現在の日本を代表する気鋭の評論家である御両名の最新著作である。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
中国が隣国として存在している日本国民全員は今すぐに最寄りの書店に向かわなければならない。
彼らならではの中国についての世界最高レベルの真実の解明である。
世界の人たちには私が出来るだけ知らしめよう。
以下の章が読まれなければならない最たる人達は米国の民主党支持者達である。
何故なら、彼らの多くは、この章で明かされている真実を全く知らないからである。
米国民はいい意味でも悪い意味でも大雑把なところがある。
自分達の国が資源にまで恵まれた世界一幸せな国だったからだろう。
民主党支持者の多くは自分の家の庭の芝生の事にしか関心がないはずだ。
世界の国々の動向等に関しての知識は、日本国民とは比較にならない程、少ないはずである。
だから私は、この章を先ず米国の民主党員とその支持者達に届ける。
日本国民は、全員が最寄りの書店に今すぐに購読に向かわなければならない。

序章 バイデン政権の4年
p50ーp75
歴史に刻まれる危機
門田
バイデン政権がいよいよ始まりましたが、今回の米大統領選ほど釈然としないものはなかったですねえ。
あれほど不正選挙の明白な事例が明らかにされても、「不正があっても結果が出たんだから、もうそれでいいよ」ということになってしまったことが驚きです。
事情を知らないはずなのに、不正なんてなかったんだよ、と断定する人もいる。
アメリカって、正義を愛する国であり、国民であり、最後は「やっぱり不正を解明してから、次に進もう」となるのかと期待していました。
でも、駄目でしたね。
巻頭文でも書いたように、長い期間と犠牲のもとに、やっと人類が獲得した白由と民主主義がこうも簡単に踏みつぶされたことに愕然としました。
これを平気でやってのけたアメリカ人たちは、自分たちが全体主義への道、つまり、”異論を許さない”暗黒社会に向かって突き進んでいることになぞ気がつかないのか、と思います。
逆に、あそこまで追い詰められていた習近平体制にとっては、本当に天祐ですね。
バイデン政権誕生で完全に”息を吹き返し”ました。
これまで巨額な”投資”をしてきた甲斐があったわけですよ。
トランプ氏の退陣によって、これからの世界は、まちがいなく中国を中心にして動いていきます。
”中国の世紀”が始まるのです。
バイデン氏を推し、応援した日本の識者たちには、これから起こることにどんな感想を持つのでしょうか。
あなたは、中国の人権弾圧をどう思うか、人間の命をどう思うか、アジアの危機についてどう思うか、香港やウイグル、チベットの人々についてどう思うか……聞きたいことが山ほどあります。
しかし、アメリカ人以上に中国への警戒心がないのが日本人です。
「日中友好」を言えば、なんでも許されるのが日本です。
私はこれを”日中友好絶対主義”と名づけていますが、本当に真の意味で危機感を持って欲しいですね。
日本人は危機意識がまるでない。
新型コロナウイルスでこれだけの目に遭っても、中国の恐ろしさに目を向けない。
経済界はまたぞろ中国、中国と言っています。
石平
日本が中華帝国に飲み込まれたらどうなるかを知らないからですよ。
2020年(令和2年)ほど中華帝国の恐ろしさを表した年はありません。
コロナがあり、香港があって、最後はアメリカ大統領選。
われわれの子供、孫、そのまた孫の世代が中学校で世界史を勉強するとき、2020年のこの三つの出来事が分岐点だったとして登場するかもしれません。
これらすべて「民主主義の危機」という意味で歴史に刻まれる可能性があります。
門田
いや「かもしれない」ではなく、必ずそうなりますよ。
2020年が、歴史の大転換点であると”太ゴチック体”で表されることになるのは、間違いありません。
この2020年は中国の干支の組み合わせで37番目の「庚子(かのえね)」に当たります。
これは「大厄」で歴史的に動乱などが起こるとされる年なんですよ。
その通りに中国にとっては1月から大変なコロナ禍になり、アメリカの強力な経済制裁もあった。
打つ手打つ手が全部失敗し、6月30日の香港国家安全維持法(国安法)によって世界中の自由主義陣営からそっぽを向かれるというような事態に陥った。
中国は本当に大厄の年だと思っていたわけです。
ところがその大厄の年に流行った疫病によって、中国は大敵であった日本の歴代最長政権となった安倍晋三政権、そして”最大最強の敵”アメリカのトランプ政権、この両政権を倒してしまった。
これは肉を切らせて骨を斷つ、中国の恐ろしい大逆転劇です。
大厄が、逆に中国にとっての幸運の年に変わってしまったわけです。
石平
そうです。
そして民主主義は危機にありますね。
欧米における「コロナ禍」の拡大では民主主義の弱点が明らかになりました。
「香港」では民主主義も人権も法も、いとも簡単に中国に殺されてしまった。
そして2020年の「アメリカ大統領選」が民主主義の否定と破壊になりかねないという展開です。
簡単に言えば、もし不正な手段で選挙が行われたなら、民主主義は終わりだということです。
今回の大統領選では、民主党とその支持者たちは政権を取り戻すために、あるいはただトランプという自分たちの嫌いな人間を引きずり下ろすために、絶対に越えてはならない一線を越えた可能性があります。
もし、そうであれば民主主義の根幹を破壊したことになります。
この稿続く。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。