文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

それと同じ危険なウイルスを人工的に作成する研究計画をしていたこと自体、その倫理的責任は追及されて当然

2021年10月30日 09時11分27秒 | 全般

以下は10/26に発売された月刊誌WiLLに掲載されている、筑波大学システム情報系准教授・掛谷英紀の論文からである。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読。 
このような本物の学者に依る本物の論文が私が言及する月刊誌には満載されている。
それでいながら950円(税込)なのである。
活字が読める日本国民全員が書店に購読に向かわなければならない。
いまだに朝日新聞等を購読している人達がいる。
彼らは月間約5,000円も払って坪井ゆづるが体現している様な日本を貶め、国に仇成し、日本の国力を落とす事に邁進している人間達の記事を読んでいる。
明日、投票に向かう有権者の中で朝日新聞等を購読している人間達は、この様な本物の学者がいて本物の論文を書いている事に驚くはずだ。
以下は前章の続きである。
見出し以外の文中強調は私。
ウソを繰り返す張本人 
万が一、新型コロナウイルスが自然発生したものであっても、それと同じ危険なウイルスを人工的に作成する研究計画をしていたこと自体、その倫理的責任は追及されて当然である。
DARPAはその研究費申請を採択していないが、研究者が大型予算を申請する場合、研究計画の内容に含まれている事項については事前に予備的な実験を行い、それが上手くいくことを確認しておくことが多い(大型予算を取得したのに何の成果も出ないと責任を問われるかもしれないという理由である)。
また、計画した研究があるグラント(科学研究補助金)で不採択になっても、別のグラントに通れば、それで実施するのが普通である。
したがって、SARSウイルスにフーリン切断部位を人工的に挿入する研究が、武漢ウイルス研究所で実際に行われていたことは、ほぼ間違いない。
そもそも、こういう研究計画で予算申請をしていた事実があるのに、それをずっと隠していたことについても倫理的に大きな問題がある。
前出のEHAの代表であるピーター・ダシャックは、これまでも多くの偽情報を繰り返し発信してきた。
彼は、武漢ウイルス研究所ではコウモリは飼育されていないと発言していたが、その後同研究所でコウモリが飼育されている様子を撮影した動画が見つかっている。
2020年2月に学術誌『ランセット』に掲載された「新型コロナウイルスが自然発生でないことを示唆する陰謀論を断固として批判する」と主張する27人連名のレター作成で中心的な役割を果たしたのも彼である。
そこで彼は武漢ウイルス研究所と共同研究をしていたにもかかわらず、利益相反はないと宣言していた。
9月30日、DRASTICの4名を含む世界の10名の研究者が、EHAの理事会宛にダシャックを代表から解任することを求めるオープンレターを公表した。
実は筆者白身もこの10名のうちの1人に含まれている。
このレターは、10月6日に『ニューズウイーク』誌もその内容を報じるなど、海外では話題となっている。
10月10日の英国「デイリーメール」の記事において、フランス・パスツール研究所のウイルス学者サイモン・ウェイン・ホブソン教授は、機能獲得研究に内在する甚大な危険性を考えると、国際的で法的拘束力のある基準が設定されるまで、機能獲得研究の実施とそれに対する資金提供を世界的に禁止する必要があると書いている。
筆者もこの見解に強く賛同する。
この稿続く。


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