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再発信!虚偽の報道を繰り返し、積み重ねてきた日韓関係を破壊して今日の事態を招いたのは朝日ではないか

2023年12月25日 23時55分41秒 | 全般

虚偽の報道を繰り返し、積み重ねてきた日韓関係を破壊して今日の事態を招いたのは朝日ではないか
2021年01月14日
以下は今日の産経新聞に掲載された阿比留瑠偉の論文からである。
彼は現役の記者の中では最高の一人である。

社会分断するリベラルの偽善
国会議員会館の議員事務所で13日、自民党のベテラン議員と雑談を交わしていた折に、米大統領選と米国社会のありようが話題になった。
日本では、トランプ政権下で米社会の分断が進んだと語られがちだが、議員は異なる見方を示した。  
「トランプ氏が分断を生んだのではなく、米社会の分断がトランプ大統領を生んだ。そして、その分断をつくったのはリベラル派であり、オバマ前大統領の任期の8年間だ。バイデン政権となれば分断はさらに進むだろう」 
オバマ政権下では、リベラル派がわれこそ正義とぱかりにボリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)を過剰に振りかざし続けてきた。
その結果、保守派は本心を隠して疎外感を味わい、偽善を排するトランプ氏の出現を歓迎したとの見立てである。 
「自分たちは正義」  
「リベラル派は上から目線で保守派の意見を劣ったものとみなし、抑圧する」 
議員はこう続けた。
そしてツイッターがトランプ氏のアカウントを永久凍結したことに対し、トランプ氏と関係が良くないドイツのメルケル首相までが、自由な意見表明は極めて重要だと指摘して「問題だ」と批判したことに言及した。  
「驚いたが、さすがに欧州は表現の自由を重視するね。メルケル氏が(言論が制限されていた)東ドイツ出身だからということもあるかもしれない」 
会員制交流サイト(SNS)をめぐって米国では、トランプ氏の支持者が好んで利用していた新興の「パーラー」が米アマゾン・コムの判断で運用停止に至った。
リベラル色の濃いフェイスブックなども、トランプ氏らの投稿を厳格な管理下に置いてきた。 
この議員とは、リベラル派が自分たちと異なる物の見方や主張、多様な見解を封じたがる点は、米国だけでなく日本も一緒だとの考えで一致した。
和式リベラルは、気にくわない意見は言論同士で戦うのではなく裁判に訴え、SNS上では問題投稿だとレッテルを貼って削除しようとする。 
ジャーナリストの櫻井よしこ氏のように、過去にはリペラル派の妨害で講演会を中止させられた事例も珍しくない。
彼らはそれでいて、あくまで自分たちは正義だと力説するのだから偽善者は始末に負えない。

日韓関係の異常招く 
偽善といえば、慰安婦訴訟で日本政府に賠償を命じた8日の韓国地裁判決に関する9日の朝日新聞社説もそうだろう。
この「国際法上も2国間関係上も到底考えられない異常事態」(茂木敏充外相)である判決に関し、朝日はこう書いた。  
「当時の安倍(晋三)首相が謙虚な態度を見せないことなどが韓国側を硬化させる一因となった」
「日本側も韓国側を無用に刺激しない配慮をする必要がある」 
もはや笑うしかない。
朝日社説は平成年の日韓両政府による「(慰安婦)合意を礎に解決模索を」と訴えるが、一部保守派の反対・批判を押し切り合意を結んだのは安倍政権である。
その謙虚な態度を裏切ったのは韓国ではないか。 
また、日本が長年、韓国側を刺激しないように控えめに接してきた結果、韓国が勘違いし増長したことをもう国民は理解している。 
そもそも、慰安婦問題について「主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した」「人数は八万とも二十万ともいわれる」などと虚偽の報道を繰り返し、積み重ねてきた日韓関係を破壊して今日の事態を招いたのは朝日ではないか。
とかくリベラルは度し難い。 
(論説委員兼政治部編集委員)

2023/12/23 in Kyoto


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