文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

それどころか上記の会社を支配している反日日本人達が報道してきたオスプレイしか知らなかった。

2023年12月11日 15時02分16秒 | 全般

以下は2020/12/31に出版された、高山正之の著作「中国と韓国は息を吐くように嘘をつく」からである。
本論文も、彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであることを証明している。
オスプレイが開発された所以について、日本の新聞会社や報道番組を流しているテレビ局のどこも、日本国民に伝えて来た会社はなかった。
そこで生計を立てている社員たちの誰一人として、高山正之と同様の見識を持った者はいなかった。
だから、私を含めて日本国民の大半は、オスプレイについて何も知らなかったのである。
それどころか上記の会社を支配している反日日本人達が報道してきたオスプレイしか知らなかった。
文中強調は私。
V22オスプレイなら北朝鮮拉致被害者を奪還できる 
ホメイニ師のイスラム革命は7世紀のムハンマドの世界に戻るという破天荒な試みだった。
そこではデートも飲酒も豚肉のハムサンドも禁止で不倫は死刑、共産主義に転んでもアラーを捨てた罪で死刑と決められていた。 
パーレビ皇帝の性急な近代化にちょっと嫌気しただけの国民はそんな世界への逆戻りは願い下げだったが、もう手遅れだった。
パーレビと握手したとか浮気したとかで毎日のように市民が処刑され、街はイスラム狂信者の熱気で燃えていた。 
そんな折、亡命したパーレビが米国に逃げ込んだ。
ホメイニ師が皇帝の引き渡しを要求したが拒絶されたと聞いて狂信者の群れがテヘランの米大使館を襲って52人の館員を人質に取った。
狂気は最高潮に達した。 
カーターは救出作戦を敢行するが、それは素人目にも危ういものだった。
まずイラン東部タバスの砂漠に200人の救出部隊と燃料補給用の輸送機と8機のヘリを送り込む。 
夜を待ってヘリに分乗しテヘランに移動し、部隊の半分が占拠された米大使館を急襲して人質を奪還する。
もう半分が近郊のマンザリア空軍基地を制圧する。
そこに脱出用の大型輸送機が着陸する。
奪還した人質を乗せたヘリを待って国外に脱出するという複雑な手順だった。 
こんな作戦になったのも主役のヘリの足が140キロと短く、そう沢山の人を収容できないからだ。 
かくて80年4月、作戦は決行されたが、最初にタバス砂漠に降りたところを定期バスに見つかってしまう。
おまけに折からの砂嵐で3機のヘリが故障し、1機は輸送機と接触炎上して8人が死んでしまった。
結局、作戦は中止。
ヘリと8人の死者を残して撤退する醜態をさらした。 
カーターはこれで史上最低の大統領とされてしまったが、この失敗から国防総省は「ヘリの如く舞い、かつ輸送機並みの収容力と航続距離と高速飛行が可能な飛行体」の開発が始まった。 
そして月に人類を送り込んだアポロ計画より4年も長い歳月をかけて誕生したのがV22アスプリー(みさご・日本名オスプレイ)だった。 
その性能を在来のハードル型ヘリと比べると速力は倍の時速520キロ。
航続距離は5倍の3900キロ、輸送乗員数は倍の24人。

それでいてヘリの如く垂直離着陸もホバリングも可能で、事故率はヘリの3分の1に収まっている。 
これが80年代に存在していたらイランの人質救出もまったく違った。
たった4機のアスプリーがインド洋の空母を飛び立ち、一晩でテヘランに降り立って奪還作戦を実行し、夜明けには もうインド洋に戻っている。                                   
カーターはおそらく名大統領として記憶されていたはずだ。 
アスプリーはいま沖縄の米軍基地に配備されているが、先日のネパール大地震の折、救援物資を満載した4機が普天開基地から一気に3200キロ離れたタイ・ウタパオ基地まで飛んだ。 
さらに翌日は2000キロ先のカトマンズの空港に降り立ち、地上からのアクセスを失った山間僻地での救難作戦に威力を発揮した。 
自衛隊も17機のV22の購入を予定している。
それが入れば呉から北朝鮮の平壌まで片道900キロ。
拉致被害者の奪還だって決して夢ではなくなる。

*上記の新聞各社、特にNHKを始めとしたテレビ放送各社は、オスプレイの配備を何としても阻止したい北朝鮮の意向どおりに報道していたでかのではないか。
彼らの報道がジャーナリズムであるかのように偽装して報道していたのではないか。

2023/12/6 in Kyoto

 


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