文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

中国共産党は常に中国が正しいと嘘をつき、他国を恫喝する。悪いのは日本、正しいのは中国、という点で両者には通底するものがある。だが、どんなに言い繕っても中国共産党の足下は脆い。

2020年05月22日 08時32分01秒 | 全般

以下は、親中派の嘘、と題して5月12日に出版された櫻井よしこさんの著作の「はじめに」の続きである。
彼女は最澄が定義した「国宝」であり、日本の至宝の一人である。
朝日新聞等やNHK等のテレビ局の社員達は、もし貴方達が「国賊」ではなく「国宝」としての日本人でありたいのなら刮目して読まなければならない。
実は日本人ではなく朝鮮半島や中国の反日プロパガンダ通りに生きている人間達は、この限りではないが。
見出し以外の文中強調は私。
憲法前文も九条も嘘 
なぜこんなことになるのか。
大東亜戦争への反省ではないだろうか。
占領政策の後遺症とも言えるだろう。
日本はかつて悪い戦争をした。
従って政府も軍隊も自由にさせてはならない。
手も足も縛って、政府には国として振る舞うことを許さないという不条理な日本否定の考えである。
その元凶が憲法前文である。 
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」 
前文を受けているのが九条二項である。 
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」 
日本という国は国民を守るために何もしてはならない。
何かする資格もない。
そういう意味だ。 
では、何もしない政府が治める国の国民はどのようにして生き延びればよいのか。
憲法は、こう言う。国際社会は真っ白な美しい所だ、どの国も侵略の「侵」の字も考えない、公正で信義に厚い国である。
だから、日本人よ、国際社会を当てにせよ。
国際社会に縋(すが)って命を預けよ、と言っている。 
しかし国際社会はそのようなものでない。
その証拠に、目の前に中国が存在するではないか。
憲法前文も九条二項も壮大な虚構、嘘なのである。
日本国憲法はあくまでも中国を含む国際社会は正しく、日本国こそ邪な国だと嘘をついている。
中国共産党は常に中国が正しいと嘘をつき、他国を恫喝する。
悪いのは日本、正しいのは中国、という点で両者には通底するものがある。 
だが、どんなに言い繕っても中国共産党の足下は脆い。
SARS問題を体験してもウイルスへの対処を学べなかったように、旧ソ連崩壊を研究しても、中国共産党は旧ソ連の間違いから学んでいない。 
冷戦期、ソ連は柔軟性の全くないイデオロギーに凝り固まった体制の下、瀕死の統制経済、際限のない軍拡、維持しきれない広大な共産主義帝国を抱えていこうとした。 
習近平体制の中国も構造的には同じだ。
2018年に習氏は“終身皇帝”となり、政敵を次々に追い落とし、強権政治体制を作った。
旧ソ連と同じく非常に風通しの悪いイデオロギー国家となった。
そのイデオロギーは習近平思想であり、中国はそれに凝り固まっている。
旧ソ連と同じく、言論の自由も政治、信条の自由もない。
国民監視はソ連よりも徹底している。
逆らえば再教育であり収容所行きだ。
この稿続く。

 

 


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