文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「平和を望むなら、自らの国を愛せよ、賢明な指導者は常に自国民と自国の利益を第一に考えるものだ」と各国ファーストを熱っぽく呼びかけました。

2020年06月10日 21時09分26秒 | 全般

以下は前章の続きである。
自国第一主義秩序 
第三は、各国第一主義を基盤とする世界新秩序を目指すトランプ大統領による戦いです。
トランプ大統領は、米中貿易戦争に象徴されるように、中国共産党政権がアメリカから一方的に利益を得ていることを許さない姿勢を明らかにしました。
その真の狙いは、「自国ファースト」に最も遠い存在の中国共産党政権の崩壊です。
その一環として、中国に対し武漢肺炎発生の真相を明らかにするよう強く求めているのです。 
トランプ大統領にとって、グローバリズムを推進しているディープ・ステートは中国と並び、倒すべき敵にほかなりません。
そもそもトランプが大統領を目指したのは、政治をディープ・ステートからアメリカ国民の手に取り戻すことにありました。
そのためには、何としても大統領に再選されることが必要です。
トランプ大統領の世界観を一言で表したのが、アメリカの目指すゴールは「世界の調和」であると強調した昨年9月の国連演説です。
そして、「平和を望むなら、自らの国を愛せよ、賢明な指導者は常に自国民と自国の利益を第一に考えるものだと各国ファーストを熱っぽく呼びかけました。
今回の危機に際し、各国政府はトランプ大統領が強調した「自国民と自国の利益を第一」に考えて懸命に行動しているのです。 
国際協調といった綺麗ごとは通用しないのです。
有事にあっては、WHOや国連や他国は助けてくれないことが明白になりました。
トランプ大統領の世界観の正しさが証明されたと言えます。自国第一主義こそ世界の調和につながり、独白の文化を持つ各国が世界という屋根の下で共存する新しい世界秩序を生むことができるのです。 
この世界秩序は、わが国の伝統精神である「八紘一宇」の世界観と同じです。
トランプ大統領のいう「世界の調和」こそ、わが国の三千年に及ぶ国是ではないでしょうか。
現在のところ、官民挙げて中国に忖度しているように見受けられますが、世界が脱中国に向けて舵を切り始めたことは明らかです。
第二次大戦後、わが国は基本的にディープ・ステートの影響下にありましたが、トランプ大統領の出現と共に、彼らの日本に対する影響力は大きく後退しました。
その間隙をぬってわが国の隅々にまで浸透してきたのが中国です。 
今回の武漢肺炎危機は、わが国国民の安全にとって、中国依存がいかに危険であるかを認識させる機会になりました。
この未曾有の国難を克服する知恵は、伝統的精神への復古にあります。 
わが国の生き残り戦略は、トランプ大統領と共に自国第一主義に基づく新しい世界秩序構築のために努力することに尽きるのです。


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