文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

彼らや、中国や朝鮮半島特有の厚顔無恥さで一言の反省も無しにやり過ごすつもりだろうが。

2022年05月07日 08時59分08秒 | 全般
NHKの報道部を支配している連中と桑子や有馬達や、立憲民主党や、その支持者達、彼らが刮目して読まなければならない論文である。と題して2019年09月04日に発信した章を再発信する。
以下は今日の産経新聞に、「男女格差」解消というけれど、と題して掲載された動物行動学研究家 エッセイスト竹内 久美子さんの論文からである。
竹内さんも朝日新聞を購読していた5年前の8月までは全く知らなかった。
言うまでもなく京都大学は優秀な頭脳を授かった人たちが学ぶ、日本最高の大学の一つである。
世界最高の大学の一つである事は言うまでもない。
竹内さんは京大で学んだに相応しい人であり、梅棹忠雄と同等の頭脳を持った人であると言っても過言ではない。
参議院選挙の前、NHKのwatch9で桑子は突然、女性議員の数が少ない日本等と言う特集の中で、日本は遅れている等と戯けた事をコメントした。
その翌日に立憲民主党は参議院選挙で女性議員を多く擁立するなどとメディア向けに発表した。
NHKの報道部を支配している連中と桑子や有馬達が、立憲民主党と通底している事を露わにした報道だった。
NHKの報道部を支配している連中と桑子や有馬達や、立憲民主党や、その支持者達、彼らが刮目して読まなければならない論文である。
桑子と有馬などは恥ずかしくて、もう二度とキャスター等とは名乗れないだろう。
彼らや、中国や朝鮮半島特有の厚顔無恥さで一言の反省も無しにやり過ごすつもりだろうが。
以下が竹内久美子さんの論文である。
「ジェンダーギャップ指数」なる用語がある。
経済参画▽教育▽健康▽政治参画-という4分野の中にいくつか項目があり男を1としたときの女の割合を示す。
1が完全な男女平等で、どれほど1に近いかが問われるわけである。 
日本の2018(平成30)年のジェンダーギャップ指数は総合で0.662。
149カ国中110位という結果だった。
数値比較だけでは見誤る 
もっともその前年の2017年の144カ国中114位よりは少しアップし、特に「経済参画」の分野での改善が目立っている。 
一方、上位5力国はアイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ニカラグアと続く。
ニカラグアは近年の男女平等のための取り組みが功を奏した結果だが、その他は予想通り北欧の福祉国家であり男女平等がかなり前から主張されている国である。 
しかし、こういう統計については、数値だけで判断すると本質を見誤ることがある。
たとえばスウェーデンでは国会議員に女性が占める割合が約40%である。
これがもし、自然にそうなったのなら、スウェーデンって女性がこんなにも輝ける社会なのだと称賛されるだろう。 
しかし実情はそうではなく、「クォーク制」なる割り当ての制度によって、これくらいの割合を女性が占めるようにしましょうと定めているからである。 
ここで余談になるが、あまりにあきれたので言っておきたいことがある。
ジェンダーギャップ指数のうちの「健康」の分野に「出生時の男女比」と「健康寿命の男女比」という項目があり、男女の格差があるというのだ。 
出生時に男は女よりもやや多く生まれる。
これはまったくの生物学的問題で一つには男の方が生涯にわたって死にやすく、繁殖年齢に達した頃に男女比が1対1になるよう、やや多めに生まれてくるという意味があるのである。
女の寿命が長いのも生物学の問題だ。
ギャップがあるから是正すべき、という問題ではないのである。 
格差のない福祉国家とは 
ともあれ、そんなわけで男女平等をはじめとし、人々の格差をなくそうとする福祉国家とは本当のところはどうなのだろうという疑問がわいてくる。
そこで女性の社会進出が世界一といわれ、「スウェーデンモデル」という言葉さえあるスウェーデンについて知りたいと考え、資料にあたってみた。
最も参考にしたのはスウェーデン人気質にも、国内の事情にも精通しておられる、武田龍夫氏の『福祉国家の闘い スウェーデンからの教訓』(中公新書、2001年刊)である。
武田氏は在スウェーデン大使館員、外務省北欧担当官などを歴任された方だ。 
武田氏によると、1950~60年代は福祉国家、スウェーデンの黄金期で、タクシーに忘れた財布がきちんと戻ってくるほどだったが、80年代末からの経済停滞により、次第に犯罪が増えるようになった。
90年代末のデータによれば同時期の日本と比べて、刑事犯罪全体の発生率は17倍、レイプは20倍以上、強盗は7倍(アメリカと比べると4倍)と信じられないような値が続く。その他、麻薬やアルコールに関わる犯罪、児童ポルノの密輸出入も多い。 
このようなスウェーデン的社会病理の原因の一つとしてアメリカの学者が指摘しているのが、女性であるという。
現代のスウェーデン女性は元々スウェーデン人が持っている、個人主義や合理的な思考といった気質に加え、平等主義を叩きこまれる。
そのため独立の願望が強く、情緒的に荒れており女性の解放や地位の向上のほうが夫婦愛よりも大切だと考える。 
かたや男性は、優しさや家庭的なぬくもりといった、男性の本能的欲求を求める。 
伝統社会の強靭さ知ろう 
そして夫婦が相手を思いやる、尊敬する、ときには譲歩し、協力しあうということも少ない。
当然、男女の関係はうまくいかず、離婚も極めて多い。
子は愛に飢えて育ち、精神的な傷を負い、やがて人間不信と孤独の渦に巻き込まれていく。
武田氏は、「男女関係が崩壊しているのだから、どうしようもない」と結論する。
また、あるインタビューで100歳以上のお年寄りに、「あなたの人生で最も変化したことは?」と問うたところ、「家族の崩壊」という答えが返ってきたという。 
こうしてみると男女平等の福祉国家とは、数値的には優れていても実態はすさんでおり、決して豊かな社会ではないことがわかる。 
私は人間が考え、こういう社会になったらいいのにという試みは危険極まりないことだと思っている。
共産主義国家が破綻することは皆が学習した。
極端な福祉国家も同じ道を辿るのかもしれない。 
かたや、誰かが理想として描いたわけではなく、自然にできてきた伝統社会は強靭だ。
時の重みに耐え、残っているのであり、いわば自然淘汰の結果のようなものだからだ。
伝統を捨ててはいけない。
いったん伝統を捨てると、取り返すことは不可能に近い。  
    



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