SUMS swimming team

滋賀医科大学水泳部です!

関西国公立大学選手権水泳競技大会

2019-07-01 18:57:41 | 日記

どうも、みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。
6年の高内です!
6/29.30に京都アクアアリーナで行われた、「第70回関西国公立大学選手権水泳競技大会」のブログを書かせていただきます!

先に言っときます。メッッッッッチャ長くなるので、前半部分だけ読むでも全然かまいません。後半部分は、お時間あるときに読んでください。
(あとでは絶対読んでね笑)

 


関国は新入生が入った新生滋賀医大水泳部(学連)で初めて出る、大学対抗の試合でした。また、この関西国公立選手権は8月に鹿児島である全国国公立選手権につながる試合ということもあり、全国国公立選手権の制限タイムを切ることを狙って泳ぐ選手のレースも多くありました!

 

 


結果としては、中々制限タイムを今シーズンでは切ることが出来なかった人が多かったです。。。。

 

しかし、まだ君たちには来年以降があります。その悔しさをバネに、来年こそは切って、笑顔で全国国公立選手権に出て欲しいと思います!!!!!

 

 


関国のチームの結果としては、3名が決勝に進出し、ベスト率は1日目は52%、2日目は35%でした!

決勝進出者のうち2名は自己ベストを更新しての進出、1名は体調不良の中も気合いで泳ぎ決勝進出!!!!!
いやぁ、脱帽です。決勝入場がカッコ良すぎて、羨ましすぎました笑

 

このチームの結果は、合宿や、度重なる疲労の中のレースとしては、中々のベスト率なのではないでしょうか!!!

 

 

 

 

 

 


しかーし、良いタイムが出なかった人も、落ち込む暇はありません!来週には近医水があります!!!!僕の経験上、200mはあと6秒くらい上がります!!!100mも1秒は上がります!!!しっかり調整して、やることやって、万全の状態で5連覇に挑戦しましょう!!!!

 

 

 

 

 

 

そして、後半へと続きます。
話し出すと長いです笑
そんくらいの、想いがこもってます。


先に言っとくと、ここからは僕の話が多いです。。。

嫌な人はカットしてください。少しでも気になる方は、読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


去年の夏の全国国公立選手権の400FRに当時6年生のこーすけさんが出れないことが決まった日に、5年間チームの5番手をし続けた僕に、全国国公立選手権への出場のチャンスが回ってきたことが、全ての始まりでした。

当時は、あまり深く考えておらず、「出れるなら、出てみよう!全国大会なんて出れるチャンスなんて無いやろし!」というなんて贅沢な考えや!!って感じで出場を決意したのを覚えてます。

 

 

 

 

 

 

 


山口県に入り(去年は山口県開催)、「ただ記念レースで出場するのではなく、このレースで来年の制限タイムを切ろう!!」とリレーメンバー(この時から赤井、古田、高内、足立)で話し合い、いざレースに挑みました。

 

 

しかし、いざ泳いでみると

 

 

 

 

 


結果は、3.51.16でした。
引き継ぎ59.64(ベスト)

 

 

 

 

 

 

 


制限タイム(確か当時は3.47〜8くらい)には遥かに及ばず悔しい思いをしつつも、全国大会の雰囲気を味わって満足してしまっている自分もいました。
(ほんと、お祭り気分でした。関西の国公立まとまっての応援とか、すごすぎたし笑)

 

 

 

 

 

 

実はこの時出場できたリレーのタイムも、当時卒後1年目の吉武くんが、6年の国試直前の冬季公認に出てくださり、ギリギリ切れたタイムでした。

そう、自分は全国大会にたまたま出させて貰ったにすぎない(いやまじでめちゃくちゃ感謝してます)全国大会に出たというよりは、全国大会に出させてもらった。。。

しかも、他の大学ならレギュラーなんてほど遠い自分が。。。なんて幸運なんだ。。。

 

 

 

 

それを自覚した時、自分の中でラストイヤーの目標が決まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【400FRで、自分が絡んだレースで制限タイムを切って、もう一度全国公に戻ってくる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までFrをS4としてきた自分にとっては、一か八かの大勝負に出た気分でした。

なんてったって、この時の引き継ぎのタイムが59.64。
自分からしたらまぁまぁベスト。初めて長水路で1分を割った!って感じだったのです笑

 

 

 

 


山口県からの帰りにリレーメンバーで話し合いをし、短水路の制限タイムを切って、全国公に戻ってこよう!!と決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そこからの1年間は、正直に言うとめちゃくちゃ忙しかったです。
医学科5年の冬〜医学科6年の春は就活・勉強を周りが本気になってし始めます。
5年生ならわかると思います。実習があるだけでもどれほど大変なのか。
何回も心が折れそうになりました。

 

 


何故おれはここまで予定をきりつめ、周りと違うことをしているのだ。。。

 

 

 

頑張って練習時間を作っても、他の部員に比べたら少なく、他大学の選手に比べたら、ほぼゼロに近似できるくらいしか泳げませんでした。

その中で、リレーメンバーで一番遅い僕は格段と成長していかなければ制限タイムをきることは叶わないということがすごく重くのしかかってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


しかし、一度全国の舞台に立つと、もう一度立ちたくなるのが人間の性なのでしょう。

速くなりたくて、0.1秒でもいいから速くなりたくて一心不乱に自分の知ってるFrが速い人に片っ端から連絡を取り、陸トレやformについてアドバイスをもらって、不安を追いやって毎日を過ごしていました。

 

 

 

 

 

 


佐野とたくろーにもたくさん支えられました。

2人はジムでバイトしていて、夜のマスターズのレッスンを担当してました。
そこに通いつめ、おっちゃんおばちゃんに囲まれながらひたすらフォーム練、追い込みをする冬の毎日でした。。。

途中赤井とあきも合流し、赤井を追いかける練習をひたすらしてました。笑

 

ただ、それも一回の練習が1500mとかです。
普通に考えたら全然足りません。

 

 

 

 

 


それでも、この練習でなんとかするしかないんです。
この練習でリレーに貢献できるタイムを出すしかないんです。

 

 

 

 

 

 


練習量が足りず、レースのたびに不安に襲われました。
(周りには調子が良い感を出しつつね笑)
後半まで持つのか、前回の自分のタイムより速くなっているのか。この成長速度で今年中に制限タイムを切るという目標達成に間に合うのか。。。
プレッシャーは試合を終えるたびに大きくなっていきました。

短水路の試合をどんどん消化していき、タイムも伸びていき制限タイムに近づいては行くものの、中々制限タイムを切るには及ばないレースが続きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして月日は流れ、病院実習も楽になっていき時間に余裕ができ、合宿にも参加し練習量を確保できたのが6月の半ばでした(関国2週間前)笑

 

 

 

 

あと2週間で、全国公のラストチャンス、ここで切らなければ自分はこの1年間何をしてきたことになるんや!と自分に発破をかけながら、追い込みに追い込みました。
できることは全てしました。
合宿では吐くほど追い込み、体幹は2分は楽に出来るようになるまで体幹して、formもさらに変えていきました。

 

 

 

 

そんな中迎えた、この関西国公立選手権前日。
引き継ぎ練習を夜闇の中念入りにチェックをして、練習を終え帰宅。。。

 

 

 

 


1ヶ月前の長水路の試合で3.48.32(制限タイムは3.46.94)と、あと1.4秒!!!

 

 

 

 

 

 

余裕で射程範囲内。。。。

 

 

 

 

 

 


とベットの中で自分に言い聞かせてました。

 

 

 

 

 

 

 


おれが1秒あげたら、あとは

 

 


エース赤井

大黒柱ラリオ

未来の大エースもりのぶ


が0.4秒なんとかしてくれると信じて、自分は1秒あげることのみに集中しよう!!!

 

 

 

 

 

 

と思い、YouTubeで4×100mの日本代表の動画を見てイメトレをしては吐き気を催してました笑

 

 

 

 

 

そして迎えた、400FR当日(関国1日目)

 

 

個人の半フリももはやupくらいの感覚で(いや、いうてしっかり飛ばしましたが)泳ぎ、ベストは出ず。。。

 

 

 

 

 

 

 


嫌なイメージが頭から離れない。。。

 

 

 

 

昼休憩の間に引き継ぎ練習と、100mを実際ゆっくり泳ぎながら、「ここでは本番苦しいやろうから、耐え忍んで頑張ろ!!」とイメトレしながら不安を消していきました。

 

 

 

 

 

そして迎えた、男子400FR。

 

正直、緊張しまくってて、自分が泳ぎだすまでのことはほとんど覚えてません。

なんなら、入りの50mもあんまり記憶にない。。。。

 

 

ただ、帰り50m苦しいときに、メニューを毎回作ってくれたメニュー係、練習を支えてくれたマネさん、練習環境を整えてくれた塩素係、チームをまとめようと頑張ってる幹部、他にもたくさん僕を支えてくれた方々、、、

 

 

 

 

 

 

 

そして何よりも僕に「はよ帰ってこい!」って思ってるリレーメンバーの顔が浮かんできて、死ぬ気で泳ぎきりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最強アンカーラリオが必死に帰ってきて、ついにfinish.....

 

 

 

 

 

 

 

 


おそるおそるタイムを見ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

3.46.91

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


0.03秒制限タイムを切ったことがわかった瞬間に、喜びが爆発しました!

 

 

 

 

 


気づいたら号泣しながらみんなとハイタッチして、抱きついてました笑

(この文打ちながら、また泣けてきました。歳やな、歳)

 

 

 

 

 


普通の医学科の人たちは西医体(赤井はさらにその上を目指してたけど)での結果を目指す人がほとんどだと思います。
でも、僕は全国公に400FRで出場するためにこの1年間水泳を続けてきました。
この大会で切れなければ、僕はこの後何を目標にして残り1ヶ月半の水泳部生活を送ればいいのかわからない状態になってたと思います。

本当に、このリレーメンバーで1年間制限タイムを切ることにチャレンジできて、そして切れて、すごく幸せです。苦しい時もあったけど、それも今となってはいい思い出です笑

この場を借りて、リレーメンバーの3人には感謝を言いたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最高に興奮した瞬間を共有できて、最高に幸せです。本当にありがとう。人生で1番濃かった3分46秒間です。

近医水でも西医体でもこのメンバーで200FR、800FRやし、最後まであと1ヶ月半、不束者ですがよろしくお願いします。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、僕たちのこのチャレンジを支えてくれた、応援してくれた多くの方々に、感謝を伝えたいです、ありがとうございました😊!

 

 

 

 

 

 

なんか自分語りが多くなってしまってごめんなさい笑

みんながこの話を聞いて、何かしら感じとって、自身のプラスに繋げて貰えたらなと思います。

 

 

また、後輩のみんなには、5〜6年生の1年間でさえ、新しいことにチャレンジできるということを示せたかなと思います。

みんなまだまだ多くの時間を持ってます。しっかりと目標をもち、そこにどのようにアプローチしていくか。そこに楽しみを見出して、水泳部員として水泳という競技を楽しんでもらえたらなと思います。

 苦しい時は、周りを頼っていいんです。そうやって、支えてもらいながら、また誰かほかの人を支えながら、みんなで目標を達成していきましょう。

 

 

 

  

 

 


では最後に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鹿児島の美味しい食べ物を知ってる方、ぜひ教えてください笑

 

 

 

 

 

 


それでは、最後に(ほんま)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


来週の近医水は、チーム一丸となってベストを出しまくり優勝して、良い流れを作って西医体、西コメへと最高に熱い夏にしていきましょう!!!!!!!!

 

(写真ちゃんと貼れてるかな、、、)

 

 

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