2015年5月14日 【先輩と行く奈良2015】奈良県
東大寺2015 国宝 重要文化財
奈良県奈良市雑司町
若草山の麓に広大な寺域を占める巨刹。奈良の大仏で親しまれる盧舎那仏始め国宝,重文級の文化財が多い。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。じゃらん より
南大門 国宝
天平創建時の門は平安時代に大風で倒壊した。現在の門は鎌倉時代、東大寺を復興した重源上人(ちょうげんしょうにん)が再建したもので、今はない鎌倉再建の大仏殿の威容を偲ばせる貴重な遺構である。正治元年(1199)に上棟し、建仁3年(1203)には門内に安置する仁王像とともに竣工した。入母屋造、五間三戸二重門で、ただ下層は天井がなく腰屋根構造となっている。また屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは基壇上25.46mもある。大仏殿にふさわしいわが国最大の山門である。
仁王像二体は、昭和63年から5年間にわたって全面解体修理が行われ、天平創建期から向かい会って立っていたことや、山口県で伐採された木材が、約1年程で搬送され、古文書の記述通り、ほぼ70日間で二体同時進行で、造像されたことも証明された。 東大寺ホームページより
▼ 中門
▼ 大仏殿 国宝
創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建された。江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅輪で締めて柱とした。そのため、創建時に11間(けん、86m)あったが7間(57m)となった。現在でも世界最大級の木造建築であるが、往時の壮大さがうかがえる。 東大寺ホームページより
▲ 八角灯籠 国宝
▼盧舎那仏像 国宝
聖武天皇により天平15年(743)に造像が発願し造像は天平17年(745年)から準備が開始された。天平勝宝4年(752)に開眼供養会が実施された。 のべ260万人が工事に関わったとされ、創建当時の大仏と大仏殿の建造費は現在の価格にすると約4657億円と算出されている。
天平時代は正倉院宝物に代表されるように華やかな時代でしたが、政治的な争いや、干ばつ・飢饉、凶作、地震、天然痘の大流行など、とても苦しい時代でもありました。そこで聖武天皇は、仏教の根本経典といわれる『華厳経』を政治の中心にすえて、人々の心が思いやりの精神でつながることができるよう、さまざまな政策を実行して行きます。『華厳経』には、お釈迦様の身長を10倍することによって、無限大の宇宙を表現することが説かれています。東大寺の大仏さまは盧舎那仏といって、宇宙そのものを表しています。東大寺KID'Sより
座高:約15m 口:約1.3m 目:約1m 耳:約2.5m
▲ 虚空蔵菩薩 ▼ 重要文化財
▲ 如意輪観音坐像 ▼ 重要文化財
▲ 広目天 ▼
▲ 多聞天 ▼
※ 二月堂、三月堂などは時間なくパス!
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