広島県の洋館
旧呉鎮守府司令長官官舎(入船山記念館)重要文化財
広島県呉市幸町
明治38年の建築。木造平屋建てで,和館と洋館を接合した建物である。表に洋館,奥に和館があり,洋館正面中央にポーチと玄関,玄関奥に広間公室がある。入船山はゆるやかな丘陵地で,旧海軍呉鎮守府開設にあたり軍政会議所が建てられた。明治38年6月2日の芸予地震の後に現存の建物が再建され,以後,歴代の呉鎮守府司令長官官舎として使用された。戦後,和館は改造されたが,洋館はよく残されており,明治時代末期の建築技術を示す貴重な例となっている。
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旧呉鎮守府庁舎(海上自衛隊呉地方総監部庁舎)
広島県呉市幸町
旧呉鎮守府庁舎。1907(明治40)年に竣工した地下1階、地上2階建て、延べ1,990m2 のレンガ石造の建築で、レンガと御影石(みかげいし)との調和がとれた、呉市に現存する代表的なレンガ構造物です。外壁はイギリス積みの積み方で、2階には柱頭に桜を彫刻した石柱が両側にあるなど、凝ったデザインと入念な仕上げが建物の美しさと重厚さを表現しています。毎週日曜日には一般公開されています。
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竹原市歴史民俗資料館
広島県竹原市
昭和の初期、図書館として建てられたレトロモダンな洋風建築。もともとは江戸時代中期の儒学者、塩谷道碩の旧宅跡で、頼山陽の叔父、春風が志を受け継いで学問所にしていたところです。館内には、当時赤穂の塩とともに名を馳せ、町に繁栄をもたらした製塩業の歴史や資料などが展示されています。
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福寿会館(洋館)
広島県福山市丸之内
個人の別荘として建てられた木造,2階建ての洋館。屋根を急勾配とし外壁をモルタル塗りとした,立ちの高い外観に,昭和初期の洋風の住宅建築の特徴がよくあらわれている。庭に面した側の妻にある中央部の浮き彫り装飾や窓上部のアーチ形装飾が美しい。1935-1937頃
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