2015年6月22日 島根県
松江城の櫓など2015②
▼ 中櫓
中櫓は、二の丸の東側に建てられた平屋建ての櫓です。江戸時代前期の文献や絵図には「中櫓」または「東ノ矢蔵」という名前が見られ、幕末には「御具足蔵(おんぐそくぐら)」とも呼ばれていました。この櫓の用途は分かっていませんが、「御具足蔵」という名前のように、中に武具などを保管する倉庫であったことが考えられます。説明板より
▼ 太鼓櫓
太鼓櫓は、二の丸の北東角に建てられた平屋建ての櫓です。中櫓と同規模の櫓であるが、入口に庇(ひさし)が付くところが異なります。江戸時代前期から幕末までの文献や絵図には、いずれも「太鼓櫓」という名前で記されているように、城内に時刻や号令を告げる太鼓が置かれた櫓であったことが考えられます。 説明板
▼ 南櫓
南櫓は、二の丸の南東角に建てられた2階建ての櫓です。江戸時代前期の文献や絵図に「南櫓」または「南ノ弐重屋くら」という名前が見られ、幕末には「御召蔵(おめしくら)」とも呼ばれていました。この櫓の用途は、建てられた位置から考えると、城下町の南東方向を監視する櫓であったことが考えられます。 説明板より
南櫓より
▼ 興雲閣(松江郷土館)
松江城二ノ丸に建つ明治建築の洋館。
明治36年(1903)に完成した県内に残る数少ない明治建築で、1907年、大正天皇のご宿泊所としても使用された。正面には車寄せがあり、周囲を豊かな装飾で飾る柱を配した優美な造り。 水の都松江より
※ 改修工事中・・・・
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