ロハス=LOHAS
Lifestyles Of Health And Sustainability
sustainable
sus・tain・a・ble /səstéɪnəbl/
―【形】
1 支持できる.
2 持続できる; 耐えうる.
用例
sustainable development 持続可能な開発.
Sustainability 持続可能性
健康で持続可能な生活様式
と言う意味だそうです。
「暮らし方」をちょっと見直して、生活を楽しみながら無駄を省いていったら、結構健康的に生きられそうですよね。
健康に暮らせる家ってなんだろう、と考えます。
今日は、結露などからちょっと普段考えていることを…。
今の家は、暑さ、寒さをしのぐ道具として、エアコンや暖房器具等を使用する前提になってますね。
高気密、高断熱にして冷房暖房の効率化を図り、電気やガスや灯油などの消費を抑える考え方です。
今頃の季節ですと、良く窓ガラスの内側に結露しませんか。
アルミサッシュで、ペアガラスになっている場合や、昔ながらの木製枠のガラス窓の場合は、それほどでも無いのですが、それ以外のシングルガラスのアルミサッシュなどの場合、
室内でストーブや石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどを使用していると、窓に結露がびっしり。
結露のメカニズムについて、少々説明してみます。
・空気には水蒸気が含まれてる
・空気中に含まれる水蒸気の量は温度が高い程多く含むことが出来て、低い程少なくなる
・暖かい空気が、温度の低い物体に触れるたりして冷やされた時に水蒸気を含むことができる量が下がり、
限界を超えた分の水蒸気が、液体の水に変わる
というような現象が結露です。
結露が発生しやすい条件は
1.湿度が高い -- 例えば、梅雨場に室内に洗濯物を干した時など
2.表面温度が低い --冬場の窓ガラスなど
3.風通しが悪い -- 押入れの奥の隅っこや、箪笥の裏側など
などが代表的なものです。
窓ガラスの結露なら目に付き易いし、拭けば良いですが、箪笥の裏側や押入れなどは気をつけどころです。
ガスや石油のファンヒーター、ストーブを使用すると、燃料を燃焼させた際に発生する水蒸気が更に空気中に含まれることになり、より結露しやすくなります。
ところで、
昔の日本の木造家屋には、あまり結露するような箇所はありませんでした。
吉田兼好曰く
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。」
でしたので、風通しが良くて、冬場は家の中も寒かったからです。
しかも昔の暖房は、“局所暖房”。
部屋をあたためるという考え方はありませんでした。
人の居る周辺だけ温める。
火鉢や、手あぶり、炬燵などです。
米原万里さんも、明治時代に来日したロシヤ人が「日本の家は寒すぎる」と根を上げたという話があると書いてました。
ロシアなど、外気温がマイナス何十度にもなるお国柄の家は、壁を分厚くして、家の中全体をあたためます。
日本の冬の寒さくらい、ドテラなど仰山着込んで、火鉢を抱えて居ればなんとかやり過ごせるけれども、ロシヤではそういうわけに行きません。
しっかり暖めていないと、家の中でも凍死しかねないくらい寒い。
今では日本の家も、部屋全体を暖める暖房が基本になっています。
「家は暖かくて当たり前」
と思っていらっしゃる方が、ほとんどです。
でも、温暖湿潤気候の風土の国で、夏にエアコンをガンガン入れて温度、湿度の快適性を保ち、
「冬、暖かいことをむねとする家」で、いいのかなと、個人的には悩むことがあります。
けれど、こと住宅のことに関しては、昔の暮らしには戻れません。
我慢をして、体を壊したら元も子もないです。
それならば、それならば…。
シングルガラスのアルミサッシュの場合は、ペアガラスに取り替えるか、内側にもう一枚サッシュを設ける。和室ではなくとも、紙障子をつけて、モダン和風にするのもおしゃれ。
これで結露対策のみならず断熱性能が断然向上します。
あとは、検討すべきは夏場の風通し、ですね。
室内気流については、また後日。
(by猫派のプランナー)
Lifestyles Of Health And Sustainability
sustainable
sus・tain・a・ble /səstéɪnəbl/
―【形】
1 支持できる.
2 持続できる; 耐えうる.
用例
sustainable development 持続可能な開発.
Sustainability 持続可能性
健康で持続可能な生活様式
と言う意味だそうです。
「暮らし方」をちょっと見直して、生活を楽しみながら無駄を省いていったら、結構健康的に生きられそうですよね。
健康に暮らせる家ってなんだろう、と考えます。
今日は、結露などからちょっと普段考えていることを…。
今の家は、暑さ、寒さをしのぐ道具として、エアコンや暖房器具等を使用する前提になってますね。
高気密、高断熱にして冷房暖房の効率化を図り、電気やガスや灯油などの消費を抑える考え方です。
今頃の季節ですと、良く窓ガラスの内側に結露しませんか。
アルミサッシュで、ペアガラスになっている場合や、昔ながらの木製枠のガラス窓の場合は、それほどでも無いのですが、それ以外のシングルガラスのアルミサッシュなどの場合、
室内でストーブや石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどを使用していると、窓に結露がびっしり。
結露のメカニズムについて、少々説明してみます。
・空気には水蒸気が含まれてる
・空気中に含まれる水蒸気の量は温度が高い程多く含むことが出来て、低い程少なくなる
・暖かい空気が、温度の低い物体に触れるたりして冷やされた時に水蒸気を含むことができる量が下がり、
限界を超えた分の水蒸気が、液体の水に変わる
というような現象が結露です。
結露が発生しやすい条件は
1.湿度が高い -- 例えば、梅雨場に室内に洗濯物を干した時など
2.表面温度が低い --冬場の窓ガラスなど
3.風通しが悪い -- 押入れの奥の隅っこや、箪笥の裏側など
などが代表的なものです。
窓ガラスの結露なら目に付き易いし、拭けば良いですが、箪笥の裏側や押入れなどは気をつけどころです。
ガスや石油のファンヒーター、ストーブを使用すると、燃料を燃焼させた際に発生する水蒸気が更に空気中に含まれることになり、より結露しやすくなります。
ところで、
昔の日本の木造家屋には、あまり結露するような箇所はありませんでした。
吉田兼好曰く
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。」
でしたので、風通しが良くて、冬場は家の中も寒かったからです。
しかも昔の暖房は、“局所暖房”。
部屋をあたためるという考え方はありませんでした。
人の居る周辺だけ温める。
火鉢や、手あぶり、炬燵などです。
米原万里さんも、明治時代に来日したロシヤ人が「日本の家は寒すぎる」と根を上げたという話があると書いてました。
ロシアなど、外気温がマイナス何十度にもなるお国柄の家は、壁を分厚くして、家の中全体をあたためます。
日本の冬の寒さくらい、ドテラなど仰山着込んで、火鉢を抱えて居ればなんとかやり過ごせるけれども、ロシヤではそういうわけに行きません。
しっかり暖めていないと、家の中でも凍死しかねないくらい寒い。
今では日本の家も、部屋全体を暖める暖房が基本になっています。
「家は暖かくて当たり前」
と思っていらっしゃる方が、ほとんどです。
でも、温暖湿潤気候の風土の国で、夏にエアコンをガンガン入れて温度、湿度の快適性を保ち、
「冬、暖かいことをむねとする家」で、いいのかなと、個人的には悩むことがあります。
けれど、こと住宅のことに関しては、昔の暮らしには戻れません。
我慢をして、体を壊したら元も子もないです。
それならば、それならば…。
シングルガラスのアルミサッシュの場合は、ペアガラスに取り替えるか、内側にもう一枚サッシュを設ける。和室ではなくとも、紙障子をつけて、モダン和風にするのもおしゃれ。
これで結露対策のみならず断熱性能が断然向上します。
あとは、検討すべきは夏場の風通し、ですね。
室内気流については、また後日。
(by猫派のプランナー)