高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

ナンキンキノカワガ

2007年11月29日 11時31分39秒 | Weblog
ライトトラップに飛来したナンキンキノカワガ。
成虫越冬し年間を通して見かける普通種である。
見かけるとはいってもこれが林内で樹幹に止まると保護色でまず見つけることは不可能だろう。
ナンキンの名は幼虫がよくナンキンハゼにつくことから、キノカワガの名は「木の皮蛾」で樹皮模様によく似ているという意味をもっている。

白いシートに止まるとからだつきがよく分かる。
前足に見事なふさふさ毛がはえていて感心してしまった。
今まで幾度もこの蛾を見たが、このことは今まで全く気がつかなかった。
(撮影:愛媛県面河渓 2007.11.27)


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2 コメント

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こちらでも採れますが (カトカラおんつぁん)
2007-11-30 18:34:32
 宮城でもたまに得られる蛾ですが、よくよく見ると模様がかなり凝ってますね。前翅の大きな丸い紋が印象的です。全体が茶色にまとまっていて、細かい模様が入っているので、洋服のファッションで言うならとてもシックな服地が出来るんじゃないかという感じがします。蛾を見てこんな感想を持てるのもnabeさんのおかげです。
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ありがとうございます (nabe)
2007-12-01 10:59:45
見慣れた蛾でもこうして大きな画像でじっくり見ると今まで気づかなかった特徴に気がつくことがよくあります。
この画像を通してお互いに同じような気持ちになれる仲間ができるのは嬉しいことです。
このブログをはじめてよかったなと思いなおしました。
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