初めてムラサキミツボシキリガに出会ったのは14年前のこと、四国東部の深山でライトトラップに飛来したもので、あこがれの希少種を得たことで興奮して心躍ったことを覚えている。
しかし何のことはない。
その後、四国東部の剣山系では少ないが、西部の石鎚山系では普通種であることが分かった。
ライトにもぼつぼつ飛来するが糖蜜トラップには多数集まる。
場所によってはキリガ類の中で一番多く2桁は軽く見つけてしまうごくありふれた種に成り下がってしまった。
あの感激はいったい何だったのだろう?
でも全国的には少ないキリガのようだ。
(撮影:愛媛県久万高原町 2007.3.21)
しかし何のことはない。
その後、四国東部の剣山系では少ないが、西部の石鎚山系では普通種であることが分かった。
ライトにもぼつぼつ飛来するが糖蜜トラップには多数集まる。
場所によってはキリガ類の中で一番多く2桁は軽く見つけてしまうごくありふれた種に成り下がってしまった。
あの感激はいったい何だったのだろう?
でも全国的には少ないキリガのようだ。
(撮影:愛媛県久万高原町 2007.3.21)
灯火に来にくい蛾も糖蜜でしこたま採れるケースは他にもありますね。
他県でも杉林の近くで糖蜜を仕掛けて2桁採った話もあります。食樹が未知なので、何を食っているか興味がありますが、案外スギなんかを食ってたりしたら、大穴ですね。
私は幼虫の飼育はほとんどしないので意識していませんでした。
四国では珍しくないので今まで分かっているんだとばかり思っていました。
スギならたくさんあるのですが・・・、他のミツボシキリガの仲間はすべて広葉樹のようです。
ムラサキミツボシの産地がタカオキリガの分布と重なっていると言うnabeさんのお話から想像すると、スギなども可能性は否定できないと思うのです。
メスをつかまえたらスギやヒノキ、モミ等の針葉樹の枝を入れて産卵を迫るのも一興でしょう。こちらではメスはおろか、オスも見れないものでトライしようにもできないものですから。
どうやらメスは越冬しないで産卵するのではないかという話も聞いたことがあるので、今からが勝負かもしれません。ぜひトライしてみてください。
0℃近い気温でも糖蜜に飛来します。
3月にも来ますが数はぐっと少なくなりますね。
行けるようならもう一度出向いて探してみます。
今年の発生数はどうなることか?