今回の遠征で一番よく出会ったカトカラはオオシロシタバである。
オオと名前がついているが、オオがつかないシロシタバの方が大きいのは何だか違和感がある。
8~9月に発生するためか、飛来した個体はどれも色あせたり傷ついているものが多く残念だった。
この個体は右前翅が一部欠けているが、これはおそらく天敵に襲われてはねをかじり取られたビークマークと思われる。
講談社の蛾類大図鑑には「日本では北海道には多産するが、本州では比較的少なく近畿地方以西では記録がない。四国、九州では高地に産する稀少種である。」と記述されている。
幼虫はシナノキを食べる。
四国では以前中央山地で見つかったと聞いたことがあるが未だに出会ったことがないし、近年見つかったという噂すら聞いたことがない。
現在も生存しているかどうか疑わしいカトカラである。
それほど少ないオオシロシタバが今回毎夜見られたのには感激した。
(撮影:長野県松本市 2009.10.13)
オオと名前がついているが、オオがつかないシロシタバの方が大きいのは何だか違和感がある。
8~9月に発生するためか、飛来した個体はどれも色あせたり傷ついているものが多く残念だった。
この個体は右前翅が一部欠けているが、これはおそらく天敵に襲われてはねをかじり取られたビークマークと思われる。
講談社の蛾類大図鑑には「日本では北海道には多産するが、本州では比較的少なく近畿地方以西では記録がない。四国、九州では高地に産する稀少種である。」と記述されている。
幼虫はシナノキを食べる。
四国では以前中央山地で見つかったと聞いたことがあるが未だに出会ったことがないし、近年見つかったという噂すら聞いたことがない。
現在も生存しているかどうか疑わしいカトカラである。
それほど少ないオオシロシタバが今回毎夜見られたのには感激した。
(撮影:長野県松本市 2009.10.13)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます