高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

ギンモンスズメモドキ

2008年07月01日 10時44分19秒 | Weblog
夏の6月下旬から9月にかけて見られるギンモンスズメモドキ

幼虫はカエデ類を食べ、低山地から標高の高い中央山地にかけて自然林ではどこでも見られる普通種である。
大型ではねの形などスズメガを思わせるが、実はシャチホコガの仲間になる。
おもに関西に分布していて、銀色に光る三角紋がとても美しくよく目立ち、なかなかかっこいい蛾である。
標本にしても見栄えがよいが、しばらくすると油脂が染み出して変色しやすいのできれいな状態で保ちたければ油抜きをしておいた方がよい。
(撮影:宿毛市 2008.6.26)

昨日は某小学校に呼ばれて全校児童の前で「昆虫の魅力」について話をしてきた。
1年生にも6年生にも理解できるよう、楽しく興味を持たせる話はどのようにすればよいのかとても悩んだが、不十分ながら何とか役目が果たせてほっとしている。