翠敬が滾々(こんこん)と

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
酒ニモ・・・酒ニハチョットマケルカモ。。。

ん〜

2020年04月25日 19時24分59秒 | 日記
特に書くことがないなぁ〜(笑)
只今の時刻は00時30分でございます。
うむ、、、眠い。。。
とても健康的に思える。だがしかし、日中何も運動していないので、やはり健康的ではないだろう。
ダメだ、、、何書いてるか分からない(笑)
とりあえず、寝ます。。。また明日元気な時に更新します(-_- )zzZ

〜就寝〜

・・・Zzz

・・・Zzz

・・・Zzz

〜起床〜

なんだかんだ

なんだかんだ

なんだかんだ

・・・ということで、現在15時です(・_・)

さて、今日ご紹介するCDはこちら。



ジャズピアノ界の巨匠『Chick Corea』の「My Spanish Heart」です。
まぁ、昨日が上原ひろみだったので、この流れも順当かな、と。
『Chick Corea』といえば、一番に出てくるのがやはり「Spain」かなぁ、と思うのですが、そこをあえて外してみました(でも、Spanishなんだな^^;)

チック・コリアは2008年に上原ひろみと武道館で共演をしていますが、その前に彼女との出会いが凄かったのでちょっと書かせて頂きます。
1995年、チック・コリアがコンサートの為に来日していて、そのコンサートツアーの最終日の為のリハーサルを前日に、東京のとあるビルでやっていたそうです。そこに偶然レッスンで浜松から東京に来ていた上原ひろみが会いに来て、その場で次の日のコンサートで共演することになったそうです。
・・・え?レッスンに東京来てたんじゃないの?前日にプレイ見て「明日のコンサート一緒に出ようよ。」とチック・コリアに言われる人間にレッスンって必要なのか!?!?
いや、違う違う、今日はチック・コリアの紹介だ(笑)

チック・コリアといえば、ジャズ界の帝王と呼ばれるマイルス・デイビスのバンドにハービー・ハンコックの後任として参加しておりましたが、イタリア人とスペイン人のハーフのためか、旋律がそちらの色が出ていたり、今日ご紹介したCDのように思いっきりスペインだったりするわけですね(笑)
わたくしも一時期民族音楽にハマっておりまして、・・・いやいや!一時期ハマるも何も、お前の職業ある意味民族音楽奏者だろうが。。。そういう辺りが、惹かれるんですかね^^

というわけで、今日ご紹介のCD、『Chick Corea』の「My Spanish Heart」を、クリックで聴けるYouTubeでどうぞ!!


『Chick Corea』の「My Spanish Heart」
Love Castle



で、上原ひろみとのセッション「Spain」もどうぞ!(結局スペインやん!)
Hiromi Uehara & Chick Corea (Concierto de Aranjuez / Spain)



いや、本当、凄いね。二人のリズム感と即座の対応力、というか反応速度が尋常じゃないですね。

さて。

2020年04月24日 02時18分07秒 | 日記
そろそろピアノの奴隷期間も飽きてきたかなぁ、なんて思っている今日この頃です(笑)飽きが早いな^^;

世の中、凄い人は沢山いるもので。
もうね、その実力を見せつけられると本当に楽器練習するのが嫌になるんですけど(まぁ、次の瞬間「飯なんか食ってる場合じゃねぇよ!」ってなって練習するんですけど(笑))、今日ご紹介するお人もそんな素晴らしい才能を持つ演奏家のお一人。

今日ご紹介するCDはこちら。


はい、世界の『上原ひろみ』さんの「BRAIN」です^^
この人の演奏を聞いていると、先日お話しした楽器との相性でいうところの「相思相愛」をこれでもか!と見せつけられてる感じですね。本当に対話してるんですよね、ピアノと。・・・僕なんていくら語りかけてもうんともすんとも言ってもらえなかったんですけどね(-_-;)

よく「才能」という言葉を聞いたり、僕も先ほど使いましたが、「才能」ってなんぞや?とちょっと考えてみると、わたくしが思うに、一般的に考えるもしくは予想する平均値よりも秀でている能力、というのが定義になってくるのかなぁ、と。簡単に言うと、スタートラインが人より前の人、スタートラインが後ろでもスピードが人よりも速い人、というのがよく「才能」のある人、と言われる人なんだろうなぁ、と思ったり。
ただ、その「才能」というものがあっただけでは、その道のエキスパートになることは出来ないのかなぁ、と思ってみたりもして、練習を継続できる能力、自分に何が不足しているか的確に分析する能力、足りない物を補うための方法を考察する能力、良いものを良い、駄目なものを駄目と判断する能力、素晴らしいものに対して心を震わせる感受性を養う能力、などなど、その総合力を高めることによって構築されるものが、エキスパートになれる道、なのだろうなと思うわけです。
まぁ、それを総じて「努力」というのですけど(笑)

・・・うわぁ、、、、語ってるなぁ(-_-;)・・・まぁ、いいや。

そうなんですよ。彼女の演奏はやっぱり楽しんでるんですよね、本人が。演奏を。それが音に素直に出ているのが凄いんだよなぁ。あと、練習量からくる絶対的な自信。演奏においてどんなに超絶技巧でも、それを押し付けがましくなく聴者に対して安心して楽しめる音楽に変えて与えられる、って本当に凄いことだなぁ、と思うわけです。
「相思相愛」の楽器で、音楽を心から楽しみながら演奏できる、練習の鬼、って無敵やん!!www


そんな『上原ひろみ』さんのアルバム「BRAIN」からわたくしの大好きな「DESERT ON THE MOON」をクリックで聴けるYouTubeでどうぞ!!!

Desert on the Moon


「今、あなたは月の砂漠にいて、そこには昼と夜もあれば、日の出も日の入りもある。たくさんの星に囲まれた、驚く程素敵な景色が目の前に広がっていたら・・・・・・。」 By 上原ひろみ
ですって!ちきしょう〜、ロマンチストで詩人じゃねぇ〜か、てやんでぇ!

わたくしにとって

2020年04月23日 00時00分18秒 | 日記
とても重要な曲をご紹介するのを忘れていました。(忘れてたくらいだからそんなに重要でもないんじゃね?(笑))

ピアノを真剣に始めたのが高校二年生の頃だったんですが、それまで以前のブログにも書きましたが、ずっとギターを練習していたわけです。今でこそ音楽一筋でございますが、この道を選択するまでわたくしの中でもう一つの道と大きく悩んでた時期がありました。
・・・と言っても中学二年の頃までなんですけど(笑)中学二年の頃にギターと出会って「音楽の道に進もう!」と、安直に決心したわけです^^;
で、そのもう一つの道というのが「絵」の道でして、自分の中でもその当時、音楽と美術だったら美術の方が才能はあるかなぁ〜、なんて思っていました。ん〜、今でも思ってるかも(笑)
ただ、決めたからにはやることは一つ、ひたすら練習することだ、と。馬鹿でも分かる道だったので、将来どうやって食べて行こうか、とかどんな仕事があるのだろうか?とか普通なら大きな不安要素になるであろう重要なことを一切考えないようにして、目の前の出来ない事を出来るようになることだけに集中して練習していました。
まぁ、そんな世間知らずでおバカな西片少年は高校生になりまして、高校三年間は準備の期間だ!と決めて学校の勉強は一切やらず、楽器の練習に打ち込んだわけでございます。本当の本当に、学校の勉強、全然しなかったなぁ〜。
ただ、高校入りたての頃は友達も誰もいない、学校にいる間は楽器の練習も出来ない、なので休み時間の間に誰もいない図書室に行って借りる本を物色し、気に入った本があったら借りてきて授業中ずっと読んでる、という先生に対してめっちゃ失礼な学生生活を送っておりました。ホントごめんなさい。。。

で、ある日何気なく手に取った本が、わたくしにとって大きな出会いとなる一冊の本になったわけでございます。その本がこちら。



『三田誠広』さんの「いちご同盟」という本です。ご存知の方、いらっしゃいます?
主人公が中学三年生の男の子のお話なんですけど、一言で言うと暗い。。。「いちご同盟」なんて書いてありますが、暗い。。。なんて言うんでしょうね、中学生特有の多感で不安定な心情の描写がとても上手くて、高校一年生を終えようとしていた西片少年?青年?にとっても「わかる!!!!主人公のその気持ち、わかる!!!!誰にも理解されないだろうけど、わかるよ!!!!」と。・・・いや、共感してる時点で誰にも理解されない、なんてことはないだろうよ。。。と思うのですが、その当時は真剣にこの不安定で形容しようの無い気持ちは自分だけのものだ、と厨二病全開だったわけです(笑笑笑)

で、この本の冒頭、一行目に「音楽室でラヴェルの『亡き王女のパヴァーヌ』を弾いていると・・・」と書かれてありました。物語の中で何度かこの曲が出てくるのですが、まだピアノにさほど興味を持っていなかったわたくしですが、「ラヴェル?誰?亡き王女のためのパヴァーヌ?どんな曲?」と一気に興味津々になり、早速購入して聞いてみました。
聞いてみて、「綺麗、美しい、・・・のだけれども、曲名を知っているからか、とても寂しい感じ。でも暗くなる感じでもない。なんだろう???」というのが一番の感想でした。
で、これがお話の内容を思いながら聞くと、まぁ、切ないんですわ!
もう何十回読んだか分かりません、この本。で、何回聞いたか分かりません「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
この本と曲との出会いがピアノに取り組んだ直接の出来事ではないのですが、ピアノを真剣にやろう!と決めたきっかけの一つになったことは確かです。


そんなわたくしの大好きな『ラヴェル』の「亡き王女のためのパヴァーヌ」(そんなに好きなら紹介すんの忘れんなし(-_-))を清塚信也さんの素晴らしい演奏でどうぞ!YouTube、直リンクでどうぞ!どうぞ!どうぞ!(祝!!!出来たぞ〜〜〜〜〜!!!!!花好きの刺繍や様、ありがとうございました!!!!)

「亡き王女のためのパヴァーヌ」 ラヴェル作曲 / 清塚信也



↑これ、リアルタイムで放送見てて、もう感動してヤバかったです(笑)
演奏が完璧!解説も素晴らしい。本当に素晴らしい。オススメです^^


・・・あ、動画、再生できない(-_-;)

ブログ更新

2020年04月22日 07時18分36秒 | 日記
このブログを更新することで、なんとな〜く、生活のサイクルが出来てきて、夜中の00時を過ぎたら更新!みたいな流れだったのですが(全然遅くなることもありますが(汗))、昨日はどういうわけか22時くらいに落ちて、朝の5時まで寝てしまいました。いつもなら2時くらいに起きるのに昨日はどうしたのだろう?とちょっと体調への不安を感じる今日この頃です(・_・)

さて、今日ご紹介するCDはこちら。



ここのところ続いていたクラシックから少し離れまして、わたくしの憧れの作曲家の一人、「教授」こと『坂本龍一』さんのアルバム「1996」です。
東京芸術大学の作曲家を受験してみたら受かった、的なエピソードから修士課程を修了している辺りから「教授」と呼ばれている坂本龍一さんですが、僕が思うに、普通に芸大の教授くらいは出来る教養、思想、実力をお持ちだと思いますが、村上龍との対談の本「EV.Cafe」を読む限りでは、、、アーティストとして活動していて良かったかな、と(笑)



このCDに収録されてあります曲は、既存の曲をリアレンジしたものになるのですが、その中でもわたくしがとても気に入ってる曲が「1919」という曲です。
一定のリズムで刻まれているピアノと、同じ旋律で繰り返されるチェロとバイオリンのバッキング、なんとも単純な構成なのに、ただの繰り返し感を感じさせずに、ある意味緊張感を漂わせる、こういうテクニカルな作曲法で作曲された曲は純粋に「すげぇ〜」と思ってしまいます。

・・・色々な方から「YouTubeのURL、いい加減クリックで飛べるようにしてください!!いつの時代の人間ですか?石器時代の人ですか!?」というようなご指摘を頂くのですが、あのね、僕だってそうしたいんですけど、コピペしただけじゃ駄目なんですもん。どうやったらクリックで飛べるようになるのか、誰か教えて偉い人。。。

というわけで、教授の「1919」、ご興味のある方は、コピペしてどうぞ(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=1KwM2r5FR2k


坂本龍一さんにはとても沢山影響を受けたので、また何回か登場して頂くことと思います。
アホアホマン、懐かしいなぁ〜〜(笑)

毎日更新!!

2020年04月21日 00時44分48秒 | 日記
・・・とりあえず、二週間ほど毎日更新してみましたが、これ、いつまで続けられるんでしょうねぇ。
気持ち的には「あ〜、最近忙しくなってきたので、これからはまた以前のように更新が滞るかも(汗)」・・・なんて言える状況になって欲しいですけど、おそらく5月いっぱいはこの状況は変わってないだろうな〜。。。曲紹介のネタ尽きたら次は何を題材にしようかなぁ〜。きっと、時間は腐る程あるだろうからなぁ〜(・_・)

さて、気を取り直して、今日もまったりと僕の好きな曲を紹介していきましょうか。・・・昨日の出来事があってから、このブログを書くのもビクビクしています。。。今まであんなことなかったんだけどなぁ(-_-;)

今日ご紹介するCDはこちら。



『野原みどり』さんの「ラフマニノフピアノ作品集」でございます。
『ラフマニノフ』はロシア帝国出身の作曲家です。
・・・なんか、帝国って聞くと凄そうですよね。ちょっと調べてみましたところ、1721年から1917年まで存在していたそうです。1700年といえば、バッハの時代ですね(・_・)バロック時代、ローマ帝国と同じ時代からあった、と知ると、なんだか歴史ロマンを感じますね!!!・・・歴史、全然興味ないですけど(笑)
ちなみに、大日本帝国は1889年から1947年までの約50年ほどらしいです。ヘェ〜。1947年なんて、ついこの間じゃん(・_・)

で、この『ラフマニノフ』の曲なんですが、お国柄、とでも言いましょうか。とても僕好みで大好きなんですよね〜。
特にこのCDに収録されている「楽興の時 op.16」、最高です。「No.1」から「No.6」まである曲集でございまして、曲の雰囲気は、わたくしのネガティブ気質にとてもしっくりくる重々しく、なんとも悲壮感あふれる(笑)曲集でございます。なんでしょうね、雪国とか寒い国で育つとネガティブな人間になりやすいんでしょうかねwww


そんな根暗な(勝手に根暗にするな、と)『ラフマニノフ』の「楽興の時 Op.16」、もしご興味のある方は、今日も安定のクリックで飛ばないURLを誇らしげに貼っ付けておりますので、是非どうぞ(笑)

「楽興に時 Op.16」
https://www.youtube.com/watch?v=u6OlftugZl0&list=PL5B5U7KHv-cXTHwLKDToTtRJ4VKdGNJez

ちなみに、わたくしが一番好きなのは「No.4」です。
https://www.youtube.com/watch?v=x6ucKHbYLMc&list=PL5B5U7KHv-cXTHwLKDToTtRJ4VKdGNJez&index=4

で、ちなみにちなみに、わたくしが学生時代課題として弾きました曲は「No.6」で、その当時、演奏を採点してくださった先生方に「あなた、まぁ〜、酷いわね(爆笑)」と言わしめた曲です(てへっ)
https://www.youtube.com/watch?v=3f96TImIU1I&list=PL5B5U7KHv-cXTHwLKDToTtRJ4VKdGNJez&index=6


いや、まじでムズイから!先生、弾けないの分かってて意地悪して課題出したでしょ?ってくらいボロカスでした(-_-;)