翠敬が滾々(こんこん)と

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
酒ニモ・・・酒ニハチョットマケルカモ。。。

玉鋼、日本刀になったかな?

2012年05月30日 02時05分11秒 | 日記
二日間に渡った「玉鋼」のワークショップも無事終わり、練習の成果もヒノマル食堂ライブで発揮出来たのではないでしょうか^^
いや~、いったい何回「玉鋼」を打ったのでしょうね(笑)
ライブにお越し下さいました皆様、暖かい声援本当にありがとうございました^^ 一生懸命演奏してくださった、今回ワークショップに参加された皆様、本当にお疲れ様でした!ご一緒出来てとても充実したひとときを過ごすことが出来ました。ありがとうございましたm(_ _)m
楽しかったね^^


さて、五月ももう終わりですが。
6月よりかつぎ桶のレッスンを始めたいと思っておりまして、生徒さんを募集致します。

とりあえず、今のところ決まっている日程は

6月17日(日)15:00~18:00、6月24日(日)17:00~20:00

以上の二日です。基本的に月2回、1レッスン45分の3000円となりますが(上記の時間内の45分)、時間、回数などはご相談に応じさせて頂きます。
ご興味のある方はご連絡ください^^
お待ちしておりますm(_ _)m




鉄は熱いうちに打て!!!

2012年05月22日 01時26分56秒 | 日記
わたくしの和太鼓曲の代表作(といえるほど立派な作曲家ではありませんが(苦笑))「玉鋼(たまはがね)」という曲があります。今日はその「玉鋼」について書かせて頂きます。

「玉鋼」というのは日本刀の材料になる鉄のことを言うのですが、その材料の総称を「玉鋼」と呼ぶそうです。
現在において日本刀は武器としてではなく、工芸品、芸術品としての位置にあると言っても良いかと思われます。しかしながらその歴史は戦の歴史、いかに人を斬るか、そのことを目的として生まれ進化してきたわけです。武器として生まれてから、強度・切れ味・美しさ全てにおいて世界一の刀としての地位を得たのはそれを打つ刀鍛冶、刀匠の精神によるものだとわたくしは思うわけです。この秩序の保たれた日本において、今なお日本刀が消えて無くならないのは、日本刀が単なる武器ではなく、武士道における日本人としての道徳の集約にも通じるものであるからなのではないかと考えるわけです。

古くから日本刀の材料である「玉鋼」は、砂鉄を集めそれをたたら吹きで溶かし作られたそうです。砂鉄を溶かした段階の「玉鋼」には不純物が混じっているそうで、その不純物を取り除く作業として何度も熱しては打ち、熱しては打ち、その工程を繰り返すのだそうです。打ちつけ折り曲げてはまた伸ばし、それを繰り返すことで「玉鋼」の中の不純物は取り除かれ、その一つ一つの打ち込みが日本刀独特の、樹木の年輪のような刃文を作り上げ非常に折れにくく強い鋼が出来上がります。その工程のことを「鍛錬」というのだそうです。


ある刀匠の方の言葉でわたくしの好きな言葉がありまして。

「機械は上手や。くたびれへん、汗出しよらん、涙も出さへん。失敗を肝に銘じよらん。」

言葉とは表面上だけ受け取ればそれまでの意味でしかないものですが、常日頃から自分と向き合い、挑戦している方の言葉は深いものです。
「鍛錬」とは「精神」なんだな、と。

まだわたくしが太鼓奏者の道を選んで間もない頃、この精神にあやかりたいと思い「玉鋼」という曲を作曲しました。ま~、その当時作られた「玉鋼」の酷いこと酷いこと(笑)それから何年経ったのかなぁ、少しずつ手直しをし、現在ライブ等でお聞かせしている形になりました。


で!
ここからが本題!(笑)

今週末の26、27日にですね、わたくしの作曲しました「玉鋼」のワークショップがありまして。
・・・なんだ、宣伝かよ。。。と思わないで(涙) いや、宣伝なんですけどね。。。

すみません、詳細を書かせて頂きます。

日時:5月26日(土)11:00~20:00 27日(日)11:00~14:00(レッスン後、有楽町駅にあります「ヒノマル食堂」という居酒屋さんにてお披露目ライブ(16:30~18:00)があります。わたくしとお馴染みの古立ケンジ君とでのライブも予定しております。)
場所:スタジオ スカウト(東京メトロ南北線西ヶ原駅徒歩3分 JR京浜東北線上中里駅徒歩4分)
受講料:10,900円
お問い合わせ:TAIKO-LAB浅草 0120-620-155

今回は締太鼓と長胴太鼓の2パートの編成になっております。26日(土)で各パートごとの練習を。27日(日)に全体で合わせをして、ヒノマル食堂ライブに挑む形になります。締太鼓のパートを古立ケンジ君が、長胴パートをわたくし西片が担当させて頂きます。現在長胴パートに大きく空きがございます(苦笑)締太鼓のパートも若干、空きがあるのかな??
もしお時間合いましてご興味をお持ちの方は是非いらしてください。お待ちしております。


熱しては打ち込み、重ねてはまた熱し、不純物を取り除き鍛え練りあげていく。宝石などで装飾することなく、ただただ鋼を鍛えることで生まれる刃文によって深い美しさを発する。「鍛錬」あるのみ、ですね。

サプライズ 其の弐

2012年05月15日 11時32分59秒 | 日記
わたくしのお酒好きもいよいよ定着してきましたようで(笑)

レッスン終了後にわたくしのレッスンを御姉妹で受けてくださってる方からワインを頂きました♪
いくらあっても困りません(笑)ありがとうございます(感謝)




で。
先日の教室でまたまたのサプライズをして頂きました。不意打ちはリアクションに困りますね^^;
クラッカーと共に頂いたのが日本を代表する富士山!!をイメージしたグラス。これはおしゃれですなぁ。
早速缶ビールを購入し富士山を作ることに。以下フォト。




幸せであるということ、それを実感出来ることが幸せなことですな。
皆様、ありがとうございます。