翠敬が滾々(こんこん)と

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
酒ニモ・・・酒ニハチョットマケルカモ。。。

さて。

2020年04月24日 02時18分07秒 | 日記
そろそろピアノの奴隷期間も飽きてきたかなぁ、なんて思っている今日この頃です(笑)飽きが早いな^^;

世の中、凄い人は沢山いるもので。
もうね、その実力を見せつけられると本当に楽器練習するのが嫌になるんですけど(まぁ、次の瞬間「飯なんか食ってる場合じゃねぇよ!」ってなって練習するんですけど(笑))、今日ご紹介するお人もそんな素晴らしい才能を持つ演奏家のお一人。

今日ご紹介するCDはこちら。


はい、世界の『上原ひろみ』さんの「BRAIN」です^^
この人の演奏を聞いていると、先日お話しした楽器との相性でいうところの「相思相愛」をこれでもか!と見せつけられてる感じですね。本当に対話してるんですよね、ピアノと。・・・僕なんていくら語りかけてもうんともすんとも言ってもらえなかったんですけどね(-_-;)

よく「才能」という言葉を聞いたり、僕も先ほど使いましたが、「才能」ってなんぞや?とちょっと考えてみると、わたくしが思うに、一般的に考えるもしくは予想する平均値よりも秀でている能力、というのが定義になってくるのかなぁ、と。簡単に言うと、スタートラインが人より前の人、スタートラインが後ろでもスピードが人よりも速い人、というのがよく「才能」のある人、と言われる人なんだろうなぁ、と思ったり。
ただ、その「才能」というものがあっただけでは、その道のエキスパートになることは出来ないのかなぁ、と思ってみたりもして、練習を継続できる能力、自分に何が不足しているか的確に分析する能力、足りない物を補うための方法を考察する能力、良いものを良い、駄目なものを駄目と判断する能力、素晴らしいものに対して心を震わせる感受性を養う能力、などなど、その総合力を高めることによって構築されるものが、エキスパートになれる道、なのだろうなと思うわけです。
まぁ、それを総じて「努力」というのですけど(笑)

・・・うわぁ、、、、語ってるなぁ(-_-;)・・・まぁ、いいや。

そうなんですよ。彼女の演奏はやっぱり楽しんでるんですよね、本人が。演奏を。それが音に素直に出ているのが凄いんだよなぁ。あと、練習量からくる絶対的な自信。演奏においてどんなに超絶技巧でも、それを押し付けがましくなく聴者に対して安心して楽しめる音楽に変えて与えられる、って本当に凄いことだなぁ、と思うわけです。
「相思相愛」の楽器で、音楽を心から楽しみながら演奏できる、練習の鬼、って無敵やん!!www


そんな『上原ひろみ』さんのアルバム「BRAIN」からわたくしの大好きな「DESERT ON THE MOON」をクリックで聴けるYouTubeでどうぞ!!!

Desert on the Moon


「今、あなたは月の砂漠にいて、そこには昼と夜もあれば、日の出も日の入りもある。たくさんの星に囲まれた、驚く程素敵な景色が目の前に広がっていたら・・・・・・。」 By 上原ひろみ
ですって!ちきしょう〜、ロマンチストで詩人じゃねぇ〜か、てやんでぇ!