「守ってあげたい！」の話

「海猿」を観ていて思ったのだが、海上保安庁の協力によって本物の艦船が出てくる。「戦国自衛隊1549」では陸上自衛隊の全面協力によって戦車が闊歩する。最近こういった映画やドラマが多いと思う。少し前に期間限定版としてＤＶＤ発売されていた「守ってあげたい！」も陸上自衛隊の全面協力で撮影された映画です。


守ってあげたい!(期間限定) SBBBJ-1354

あらすじ
自衛隊では今までの入隊要項を改め、様々な才能を持ち合わせる人材を探し出すという名目の元、一般からの希望者を募っていた。そんな中、安西サラサ（菅野美穂）は彼氏の浮気から振られ、自衛隊への入隊を決意する。配属された教育隊３班は、ミリタリーおたくの島馬京子（宮村優子）や元レディースや女子プロレスラーとおちこぼればかりを集めた班だった。そして彼女達の教育を担当するのは良くない噂の付きまとう鬼班長の中蜂あやめ（杉山彩子）だった。

主演は菅野美穂さんとトップ女優の１人だし、自衛隊が協力しているだけあって戦車とか出てくるし、なのに当時あまり話題にはならなかった。
宮村優子さんが「新世紀エヴァンゲリオン」の声優さんだそうでその辺も話題性はあると思うのですが…。
話は中だるみを少しおこしていますが、全体的にはまぁがんばって作っているなという印象。友情出演的な感じで鈴木紗理奈が出ております。

最後のテロップを見ていて気が付いたのですが出演者に井川遥の名があるんです。あれ？出てたかなと思い、前を見直したのですが明確にこれが井川遥だという人を確認出来ませんでした。知っている人がいたら教えて欲しい。

ちなみに題名は「守ってあげたい！」ですが、松任谷由美さんの曲は流れません。

評価（７０点）：

「アレキサンダー」の話

日曜日に「アレキサンダー」のＤＶＤを観ました。


アレキサンダー DZ-150

あらすじ
２０歳でマケドニアの王となりアジアへ東方遠征を行なったアレキサンダー大王。３２歳で亡くなるまでの波乱に満ちた物語。

「プラトーン」や「ＪＦＫ」の巨匠オリバー・ストーン監督作品です。主演は「フォーン・ブース」のコリン・ファレル。その他の出演者に「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー、「９デイズ」「アトランティスのこころ」のアンソニー・ホプキンス、「ウィロー」「レッド・プラネット」のヴァル・キルマーなど。

この手のＤＶＤは良く買います。「トロイ」や「キング・アーサー」も買いました。映画を楽しめて歴史も一緒に学べる、１粒で２度おいしい作品です。とか言いながら、この系統の映画は総じてつまらない事が多い。「アレキサンダー」も戦闘シーンとかは壮観ですが、ストーリーとしてはつまらない。
さらに収録時間（１７３分）が長いことったら…。これから観ようと思っている人は覚悟が必要です。（「ロード・オブ・ザ・リング」の時間「キング・アーサー」を観るくらいの覚悟が必要です！！）

観る前に考えていたのが、冒頭で老人が出てきて昔話を語り、最後また老人が締める。そんな話にだけはなってくれるなと思ったら、その通りだった。どうしてこの手の話はワンパターンなんだ！！

「トロイ」のアキレスのようには超人的強さを持たず、「キング・アーサー」のアーサー王のようには仲間思いでもない。このアレキサンダーはキャラクターとしての魅力は薄いですね。（しかもホモです！）

評価（６０点）：


アレキサンダー プレミアム・エディション(初回生産分のみ限定仕様) DZ-149

追記：「キングダム・オブ・ヘブン」が１０月に発売予定なのですが、買おうか買うまいか悩んでいます！！

「ゴジラ ファイナル ウォーズ」の話

先週「GODZILLA FINAL WARS」のＤＶＤを見ました。


『ゴジラ ファイナル ウォーズ』スタンダード・エディション TDV-15203D

あらすじ
人類を脅かす怪獣達と戦う為に地球防衛軍はミュータントを集め特殊部隊Ｍ機関を結成する。ある日怪獣達がいっせいに目覚め世界中の主要都市を襲い始める。その時、Ｘ星人と名乗る宇宙人が現れ怪獣達を消し去ってしまう。

「あずみ」の北村龍平監督によるゴジラ映画です。一応、これでファイナルと言う
事で、まぁ、しばらくは作られないでしょう。

たくさんの怪獣が出てきます。ちょっとお手軽なくらい出てくるので前作までのメカゴジラの流れが好きな人にはちょっと耐えられないかも知れません。
ただ、私は好きです。ガイガンなんてとってもかっこいいし！！（ＣＧが時折、凄かったり、チャチかったりで）

怪獣以外のアクションが多いですね！ＴＯＫＩＯの松岡くん、ケイン・コスギ、北村一輝あたりがビシバシと。北村龍平監督お得意の分野ですね。格闘家が多数登場しています。船木誠勝、ドン・フライ等など！あと、汗臭い男性の多い中、菊川玲さんと水野真紀さんが花を添えていますね。

ただし最後がほのぼのとした終り方（観た人は分るだろう！）をしていてちょっとガッカリしました。それさえなければ高得点を付けられたのに…。

評価（８０点）：


『ゴジラ ファイナル ウォーズ』スペシャル・エディション TDV-15204D

追記：何度も言いますが東宝のＤＶＤは高いよ！！！

「イノセントワールド」の話

女優竹内結子の初主演映画はこの「イノセントワールド」でした。



あらすじ
人工授精で生まれた女子高生アミ（竹内結子）は自分の精子ドナーとなった№３０７を探していた。自分の名前を呼ぶ声が№３０７だと思ったから。アミは知的障害を持つ兄タクヤ（安藤政信）と一緒に北の果ての診療所に向う。そこには、人を愛せない医師高森和也（豊原攻補）とその妻啓子（伊藤かずえ）が居た。

もともとテレビでやっているのを見て当時はまだ１０代の竹内結子のファンになった。このころの竹内結子はメチャかわいい！大人の女性と少女がまさに同居していた。今でも竹内さんのファンではあるがこの作品をみるにつけ、あの頃の竹内さんには何者も敵わないと思う！！またキレイに撮ってるんだなこれが…。（前編を通じて画面の色を青っぽくしてノスタルジックな感じを醸し出しています。）

主題歌を竹内結子さん自身が歌っています。「ただ風は吹くから」ポニーキャニオン。超貴重！！

ただストーリーに関しては何とも言えない！あくまで若かりし頃の竹内結子さんを見る事に価値があるのです。

評価（７０点）：　

「天国の本屋～恋火」の話

「こんな天国だったら安心なんだけど」と思ってしまうような天国を描いているのが篠原哲雄監督作品「天国の本屋～恋火」です。

天国の本屋～恋火～ DA-469

あらすじ
ピアニストの仕事を解雇された健太（玉山鉄二）は居酒屋で荒れていた。気が付くとそこは天国の本屋だった。麦藁帽子にアロハシャツの男ヤマキ（原田芳雄）は短期アルバイトとして健太をここへ連れてきたと言う。そこには同じくアルバイトのサトシ（新井浩文）と由衣（香里奈）がいた。ある日、翔子（竹内結子）が本の朗読をしてもらいに本屋を訪れる。
そのころ現世では、香夏子（竹内結子）が「それを見た男女は一緒になると」いう幻の「恋する花火」の話を聞き、町の青年団の仲間達とともに花火大会を復活させようとしていた。だが、「恋する花火」を唯一打ち上げられる花火師滝本（香川照之）は花火の事故がもとで既に引退してしまっていた。

ここで語られている天国では、いくつかのルールが存在している。例えば天国にいる期間は、人の人生を１００年と考え、１００年から現世で生きた時間を差し引いた時間。つまり２０歳で死んだ人は残りの８０年を天国で過ごす事になるという。（その後、記憶を消され生まれ変わる）
また、天国では現世での自分に近しかった人には逢えない。これはその人に逢いたいが為に自殺する行為を防ぐ為という。
ヤマキ曰く「天国はあの世とこの世の中間に存在しているようなもの」という。

通貨が存在せず、人々はその日が来る迄、ゆったりと暮らしている。こんな死後の世界なら怖くは無いと思う、ある意味楽園！！
そして天国へ来ても未だに傷ついた魂を救う為に現世の人間がアルバイトと称して呼ばれる。呼ばれた人間もまた、傷ついている。こうゆう設定は好きである。

私は竹内結子さんが好きで主演映画作品のＤＶＤは全て持っている。もう中堅の位置に入ろうかという女優さんだが、この映画での評価は低い。
香夏子は、いつも通りの竹内結子嬢のキャラクターである。これはまあ良いと思います。原田芳雄さんなどもそうだが、どちらかといえば配役を自分の個性に寄せる役者さんだと思うから。
ただこれは、１人で２役を演じている竹内さんはどちらかの演技を変えなければいけないと思います。そうすると翔子に関して言えば不満である。
竹内さんも当然香夏子とはキャラクターを代えて演じている。しかし、代わりきっていないよう感じた。笑ったりするといつもの竹内結子に見えてしまう。これはとても残念でした。

もう１人残念だったのが香里奈さんです。弟に逢った時の演技が何も無いように見えたから。本来ならここはストーリー上でも"きも"の部分だったのではないかと…。もう少し感情が滲み出るような演技が欲しかったですね。

評価（７０点）：



「天国の本屋～恋火」ミュージックDVD-リミテッド・エディション- TOBF-5316

追記：私のお奨めの場面ですが、現世に続く長い１本道（北海道で撮影、とても幻想的！）と竹内さんと玉山くんのピアノ猛特訓の成果を見て欲しいですね。

「漫画バットマン」の話

先日、コンビニで麻宮騎亜先生が描いた「BATMAN CHILD OF DREAMS」を買った。


麻宮騎亜氏の作品は「サイレントメビウス」や「コンパイラ」「アセンブラ」等、以前から何作かは買って読んでいた。
もともと「快傑蒸気探偵団」にはバットマンもどきの敵役が出てきていたこともあり、この作品も素直に読めました。

話もまぁ普通におもしろかったのだが、何より興味深く読ませて頂いたのは巻末のおまけについていた「今すぐ分る！ＢＡＴＭＡＮの深淵なる世界」である。バットマンやそのパートナーのロビンが実は複数いた事やスーパーマンを筆頭にスパイダーマン・スポーン・プレデターやエイリアンとまで競演しているといった話。

すげぇ！！

「エイリアンVS.プレデター」のように出版社や映画会社の垣根を越えて、夢のコラボ映画が出来ないものであろうか？

「JAM PUNCH Tour 2005／大塚愛」の話

大塚愛の「JAM PUNCH Tour 2005～コンドルのパンツがくいコンドル～【豪華盤】」を観た。

いい歳こいて最近、大塚愛にハマっている。
顔は化粧をしないと、そんなにキレイでは無い！スタイルもどちらかといえば幼児体形！歌もうまい素人並！
でも声が良い！関西人特有の"かっこいい"を追求しない、かっこわるいスタイルも良い！！そしていつもニコニコ楽しそうにしているのが何より良い！！！
東京へ出て来て苦労もあったろうが、ファンの前で決して嫌な顔をしないのに好感を持つ。そういった姿勢みたいなものが自然と曲に反映しているように思う。

「スマイル」のバックダンサーの１人が「せんたろう」と名乗っていました。サタ★スマで演歌歌手を目指していた黒人少年千太郎君ではありませんか！？名乗ってくれなきゃ気が付かなかったよ！

ａｖｅｘは以前から音楽ＣＤにＤＶＤの映像特典などを付けたりして、映像コンテンツに興味があるんだなぁと思っていた。案の定、映画制作の分野に乗り出すことが決定したとニュースが出た。今後、ａｖｅｘ所属のアーティスト達を使った映画が観れるかもしれない。

評価（８０点）：