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「トロイ」の話

2005年08月17日 16時54分49秒 | 洋画
トロイ」でのブラッド・ピットの殺陣はすばらしいと思います。

トロイ 特別版 DL-28411
トロイ 特別版 DL-28411

あらすじ
神話として語られる古代のギリシャの話。トロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)はスパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)に恋をし、そして自国へと連れ帰ってしまう。アガメムノン王(ブライアン・コックス)はギリシャの軍を率いてトロイ討伐へと向う。その中には英雄と謳われる無敵の戦士アキレス(ブラッド・ピット)がいた。パリスの兄でトロイの英雄ヘクトル(エリック・バナ)とアキレスの戦いが始まる。


やはりこの手の作品は手放しで娯楽を楽しむと言う訳にはいかない。でも「アレキサンダー」や「キング・アーサー」に比べるとはるかに面白かった。

トロイの話を良く知らない人はこの作品を観てパリス王子の事を「なんて自分勝手な奴だ」と思うだろう。本来はギリシャ女神の三神であるヘラ、アテナ、アフロディテの争いから始まった話。
アキレスの両親の結婚式に不和の女神エリスを呼ばなかった事から、怒ったエリスは最も美しい女神へと書いた金のリンゴを結婚式に送ります。当然自分が一番だと思っているこの3人の女神はもめます。困ったゼウスはパリス王子に金のリンゴを託しました。ヘラは「世界の覇権」をアテナは「全ての戦いでの勝利」をそしてアフロディテは「世界一の美女」をパリスに約束します。結果パリスは「世界一の美女」であるヘレネ(王妃ヘレン)を手に入れた訳です。
たまたま「世界一の美女」が人妻だったということ。

映画の方はまったく神々や神の力は登場しません。故にバカな王子パリスがより際立って表現されたのです。お兄ちゃん、どうしよう?
映画の主人公アキレスも不死では無く、圧倒的に強い戦士として描かれています。そのアキレスの剣技は見るべきものがあります。ちょっと変わった動きをする。が、それが戦士アキレスの強さをうまく表現しています。殺陣師に拍手を送りたいですね。

ホメロスの「イリアス」が元の話ですが、確かアキレスって長いトロイ戦争の序盤で死んじゃうんですよね!話的には決着ついて良かったと思うのだけども…。

良かったのは、アキレスやヘクトルの殺陣。後はこの手の映画での最大の見所である群集での合戦シーンですね。

評価(70点):

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