先週、購入した「ハウルの動く城」のDVDを早速観ました。
ハウルの動く城 VWDZ-8076
あらすじ
帽子家を営む18歳の女の子ソフィーは、ある日荒地の魔女に90歳のおばあさんになってしまう呪いの魔法をかけられてしまう。ソフィーは呪いを解くべく魔法使いハウルの住む、動く城を訪れる。
この作品については前評判が悪かったので、あまり期待しないで観ようと心に決め観ました。
結果、結構良かったんですよ!(映画生活の平均満足度:63.09%,385人)「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」より私は好きですね。
まずキャラクターが生きている!ソフィー、ハウル、カルシファー、マルクル、ヒン、カブ・・・等、個性豊かなキャラクターは原作が別にあったからだろうと思います。
当然、ストーリーや設定も宮崎作品らしくないものとなっています。いつもの健全な男女の主人公達がいて、困難に立ち向かいそれを超えてゆくみたいなものが無いのです。
ここからはまだご覧になっていない方は読まない方が良いでしょう。(観てから読んで!)
このキャラクター達はみな、何がしかの呪いだの魔法だのに縛られています。年を取ってしまったソフィー、かかしになる呪いをかけられたカブ、互いに契約を交わしたハウルとカルシファー、荒地の魔女も悪魔との契約をしていたようです。サリマンも国というものに縛られている。
この「ハウルの動く城」は自らを縛るものからの解放の物語なのかもしれませんね。
「やあ、ごめんごめん、探したよ!」
これは、ソフィーとハウルが町で初めて会うシーンでのハウルのセリフである。当然このセリフは深く考える事無く、聞き流してしまったのですが深い意味があったんだね!ある意味一番好きなシーンになったかな!
最初は荒地の魔女が敵だと思わせておいて、実は戦争に突き進む国家が一番の敵だというのもこれまでの宮崎作品には無く、とても好きです。(勧善懲悪が宮崎作品ぽさと思っていました!)
サリマンは弟子がやった事かもしれませんが、不利な戦局を覆す為に悪魔と契約させた怪物兵士を戦闘に投入したりするのはこの人が真の悪なのではと思います。
カブの呪いが解けたからというのも分かるのだけれども、もっと早くに戦争を止められたのに!何かそこの部分だけがスッキリしない!
ソフィーの声を当てている倍賞千恵子さんは、おばあさんの時は違和感が無いのですが、若くなると途端に変な感じがします。年相応の声にしか聞こえないという事ですね。
ハウル役の木村拓哉くんですが、これはちょっと及第点はあげられません。声優さんとしては、良くないですね。(失格とまでは言いませんが。)
他の脇役の方達は良かったですね。まず、カルシファー役の我修院達也さんは我修院さんだよ!と言われるとその通りなのですが、完全にカルシファーとなっていました。(カルシファーが一番好きかな?!)
マルクル役の神木隆之介くんは演技も上手いけど、声優としてもいけますね!
かかしのカブが大泉洋だったていうのは「へぇ~!」という感想!まぁほとんどしゃべらないしね!
おんなじようにヒンが原田大二郎だっていうのも、まともにしゃべらないんだもの、だれがやっても同じかなと!!
一番、上手いと思ったのは荒地の魔女役の美輪明宏さんですね。魔女としての怖さを含んだいつもの美輪さんの他に、サリマンによって力を奪われ子供のようになったお年よりの役の時の無邪気な声が良く出るなと、だてに長く芸能界に生きていないなと感服致しました!
評価(80点):
追記:海外のメディアも結構酷評していたのは、何だったのだろうか?観る目が無いね!
ハウルの動く城 VWDZ-8076
あらすじ
帽子家を営む18歳の女の子ソフィーは、ある日荒地の魔女に90歳のおばあさんになってしまう呪いの魔法をかけられてしまう。ソフィーは呪いを解くべく魔法使いハウルの住む、動く城を訪れる。
この作品については前評判が悪かったので、あまり期待しないで観ようと心に決め観ました。
結果、結構良かったんですよ!(映画生活の平均満足度:63.09%,385人)「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」より私は好きですね。
まずキャラクターが生きている!ソフィー、ハウル、カルシファー、マルクル、ヒン、カブ・・・等、個性豊かなキャラクターは原作が別にあったからだろうと思います。
当然、ストーリーや設定も宮崎作品らしくないものとなっています。いつもの健全な男女の主人公達がいて、困難に立ち向かいそれを超えてゆくみたいなものが無いのです。
ここからはまだご覧になっていない方は読まない方が良いでしょう。(観てから読んで!)
このキャラクター達はみな、何がしかの呪いだの魔法だのに縛られています。年を取ってしまったソフィー、かかしになる呪いをかけられたカブ、互いに契約を交わしたハウルとカルシファー、荒地の魔女も悪魔との契約をしていたようです。サリマンも国というものに縛られている。
この「ハウルの動く城」は自らを縛るものからの解放の物語なのかもしれませんね。
「やあ、ごめんごめん、探したよ!」
これは、ソフィーとハウルが町で初めて会うシーンでのハウルのセリフである。当然このセリフは深く考える事無く、聞き流してしまったのですが深い意味があったんだね!ある意味一番好きなシーンになったかな!
最初は荒地の魔女が敵だと思わせておいて、実は戦争に突き進む国家が一番の敵だというのもこれまでの宮崎作品には無く、とても好きです。(勧善懲悪が宮崎作品ぽさと思っていました!)
サリマンは弟子がやった事かもしれませんが、不利な戦局を覆す為に悪魔と契約させた怪物兵士を戦闘に投入したりするのはこの人が真の悪なのではと思います。
カブの呪いが解けたからというのも分かるのだけれども、もっと早くに戦争を止められたのに!何かそこの部分だけがスッキリしない!
ソフィーの声を当てている倍賞千恵子さんは、おばあさんの時は違和感が無いのですが、若くなると途端に変な感じがします。年相応の声にしか聞こえないという事ですね。
ハウル役の木村拓哉くんですが、これはちょっと及第点はあげられません。声優さんとしては、良くないですね。(失格とまでは言いませんが。)
他の脇役の方達は良かったですね。まず、カルシファー役の我修院達也さんは我修院さんだよ!と言われるとその通りなのですが、完全にカルシファーとなっていました。(カルシファーが一番好きかな?!)
マルクル役の神木隆之介くんは演技も上手いけど、声優としてもいけますね!
かかしのカブが大泉洋だったていうのは「へぇ~!」という感想!まぁほとんどしゃべらないしね!
おんなじようにヒンが原田大二郎だっていうのも、まともにしゃべらないんだもの、だれがやっても同じかなと!!
一番、上手いと思ったのは荒地の魔女役の美輪明宏さんですね。魔女としての怖さを含んだいつもの美輪さんの他に、サリマンによって力を奪われ子供のようになったお年よりの役の時の無邪気な声が良く出るなと、だてに長く芸能界に生きていないなと感服致しました!
評価(80点):
追記:海外のメディアも結構酷評していたのは、何だったのだろうか?観る目が無いね!