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杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

2月の日記8 節分祭・鬼退治・豆まき・餅まき・子供行事・赤ちゃん行事・弓射神事・焚火

2015-02-09 07:20:08 | 日記

2月8日

節分祭の朝、起きると雨

午前中は一時雨もありましたが、日もさしてくれ、いけるかなあと思っていました。

 

午後、冷たい風がふきはじめ、みぞれもふり、御協賛名を記した紙や「鬼門」「恵方」の紙、矢の射り方の紙など、バタバタと音を鳴らし、一部は風に吹き飛ばされていきました。

 

午後1時半 祭典開始、拝殿はいっぱいとなりました。子供達もたくさん参列していました。

 

午後2時、2匹の鬼たちが声高らかに(今年から2つのワイヤレスマイクあり)拝殿に出てきました。「悪い奴はおらんか~~」

総代さんの掛け声により豆が投げられ、鬼たちは拝殿回廊まであとずさり。

毎年、外にでると子供達が豆を投げ始めるので、今回は回廊で止まり、2匹の鬼たちの問答がはじまりました(川柳のいいやいこでしたけど)。

今回は、参加の皆様がバラバラ(いつもは拝殿前をあけてもらっていたのですが、手配ミスです)、その中に鬼たちが降りていきました。

参加者をわけるように動きまわる鬼たち、そしてそれを追いかけるように豆を投げていく子供達・・

 

その間に総代さんたちが豆まき用の豆を準備。

今年からは子供用、大人用と2回にわけて豆と餅をまいてもらいました。

昨年より参加者が少なく100名前後でしたので、たくさんもらった方が多かったと思います。

 

境内にけたたましい笛の音が鳴り、皆さんが宮司に注目!

画用紙にかかれた文字を読んでいき、子供行事のはじまり・・・・

ところが、たくさんの方が帰られています。

(え?なんで?まだ弓射神事などがあるのに、豆の中に記念品引換券があるのに・・・)

境内は、冷たい強風が吹きやれ、みなさんの身体は冷え冷えです。

子供たちだけが森の中に散々バラバラと入っていき、鬼の涙を探しまわっていました。

鬼の涙をみつけてきた子供達12名!彼らは宮司からのクイズに挑戦!

見事全員が正解をあて、袋にはいったプレゼントを手にとりました。

鬼の涙をみつけることができなかった子供たち!だけど、今年は彼ら全員にもプレゼントが配られました。地域の理解ある皆様をはじめ河内郵便局、蕎麦厨風、ひやまストアーさんたちの御協賛によりたくさんのお菓子が集まり、子供達にプレゼントすることができました。感謝感謝!

 

次に予定していた赤ちゃん行事、昨年とは違い(きっと寒かったから?)数人の赤ちゃんが鬼たちに抱っこされ、おもいっきり泣いていました。(鬼のように元気にたくましくなりなよ)

 

最後の神事が弓射神事。22本の矢を用意。宮司、年男、年女、そして希望者の皆さんが鬼の的をめがけて矢を射りました。

今年から射った人に魔除けの矢をさしあげました。

ふと気が付くと、残った参加者は、たき火を囲んでいました。

冷たい風が宮司の胸を通り過ぎていきました。

総代さんの配慮と御協賛、そして氏子さんやひだまり作業所さんから焚火用の食べ物が用意され、撒かれたお餅をはじめ、するめいか、じゃがいもなどなど皆さんがおいしく召し上がっていました。

 

そういうわけで、今年は写真がとれていないんです。

片付けを終えとれたのが、残った炭火・・・

 

また来年の課題ができました!でも心は清々しさでいっぱい!

懐はあたたまることはないですが、心は満足!来年もみなさんきてくださいね!