杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

10月の日記24 神宮大麻暦頒布始奉告祭 天皇陛下の大御心

2011-10-29 05:20:17 | 神職・宮司になるためコーナー

 

10月27日 

本日、賀茂支部の神宮大麻暦頒布始奉告祭

宮司になってはじめての大麻頒布。

 

昨年と同様の方法で、各地区の総代さんを通して頒布となります。一つ違うところは、いままでは総代さんにすべてをお任せしなくてはならなかったですが、今年からは杉森神社(場所)から杉森神社のお札と一緒に総代さんたちに頒つことになることです。

 

本日は、合わせて賀茂支部の総代永年勤続表彰式でもあり、杉森神社から3名の総代さんが15年表彰を受けられました。おめでとうございます。今後もお力添えをいただきますようお願いもうしあげます。

 

 

記念講演は「東日本大震災にみる大御心」と題して神道政治連盟広島県本部副幹事長の潮氏による氏の宮内庁経験を織り交ぜ、両陛下の様々なご動静に基づき、天皇・皇后両陛下が24時間、国民のことを思っていらっしゃることの話がありました。

また陛下が被災地をはじめ全国各地に行幸啓された際、人々の心の動きが自然に、安心と感動とこれから頑張るぞという気持ちになるという話は、日本人として頷かされることでした。

陛下には、普段、節電にお努めになられ、事件や事故には、大変心配をなされることや、ご高齢の中、ご公務が過密で、縮小の声がある中でも、宮中祭祀のお勤めをお続けになられている話がありました。

陛下御親ら節電に努められていることや祭祀へのご姿勢、神社界は胸に手をあててみなければなりませんね私たち神職は、陛下の大御心を胸に日々神明奉仕をしていきたいものです。

 

白竜湖 湖畔