■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

炎のクリエイター 撮影 & 画像補正

このブログに使用の画像は、殆んどを「iPhone15 pro」で撮り「CANON Power Shot G7XⅡ」と「CANON一眼」などの撮影機器でフォローしています。画像に補正を施せば、とっておきの一枚を奇麗にできます。 ※画像の転載・転用は禁止させて頂きます。 石山寺の秋月祭。紫式部が水面に映える十五夜の月を眺め、源氏物語の構想を練ったと伝わる。画像は後白河天皇以下歴代天皇の玉座とされた「月見亭」で、ここから眺める中秋の名月は、瀬田川の清流に映る幻想的なイメージも含めて、近江八景の「石山の秋月」とされている。2024年は9月17日(中秋の名月)・18日(満月)に、本堂でイベントが執り行われる。

赤福のよもぎ餅 ~3月の朔日餅と、とうふやの朔日粥~

2018年03月01日 20時06分29秒 | 伝統行事
3月弥生にはいると、厳しい寒さも緩んで新芽の季節になり、赤福の朔日餅は「よもぎ餅」となっている。都会のアスファルトの裂け目でも根を張る「ヨモギ」の生命力は素晴らしく、先人はヨモギの「気」にあやかりたいと薬効利用してきた歴史がある。その用途は、料理・薬味・餅・団子などの食物として、心地よい苦みを持つ大人の味わいを楽しめる。





このヨモギを引き立てているのは、赤福本舗では珍しい「つぶ餡」の上品な甘みだった。もともと関西の「つぶ餡」関東の「こし餡」と言われ、小豆がシッカリしていてつぶれ難い関西では「つぶ餡」が当然のことで、逆に関東の小豆はつぶ餡にしようとしてもつぶれ易いので「こし餡」が主流となったように、地元小豆の性質が大きく関わっていた歴史があった。



ヨモギが薬効性ならば、実際にお伊勢さんに行くお友達に信仰心があるかと言うと案外そうでもない。午前零時から早朝にかけて賑わう「おはらい町」や「おかげ横丁」で楽しむ方達は、「とうふやさん/朔日粥600円」などで、胃に優しい朝食をとって、帰りの安全運転への鋭気を養うようだ‥‥‥朔日詣りは?

■とうふやさんの9月朔日粥/600円「雑穀米粥」

■とうふやさんの10月朔日粥/600円「木の子雑炊」

■とうふやさんの3月朔日粥/600円「湯葉雑炊」





‥‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥‥

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コメント (8)
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