[映画史もの名シーン・楓林閣大銃撃戦]
「挽歌で鉢植えに銃を隠すあのシーン」といえばアクション映画好きには大抵通じる、あの名シーン
「挽歌」シリーズのみならず、香港映画史にも、いや世界アクション映画史にも残るだろう伝説的名シーンである。ジョン・ウーが初めてその天才ぶりを見せつけ、「香港にジョン・ウーあり」と世界中に印象付けたシーンであり、同時にチョウ・ユンファの人気を不動のものとした名シーンだ。「挽歌」がこれほどまでに人気を得たのは、この名シーンがあるからこそといっても過言ではない。
全カットを掲載しながら、ウーの編集テクニックを解説していこう。
[カット1~カット15]
女性ボーカルの中華歌謡曲をバックに、商売女とイチャつくユンファ。
(この中華歌謡はいったい誰の歌うなんという曲だろう。CDなどは売っているのだろうか?マジ欲しい。情報求ム!!)
この時のユンファのセクハラ親父系スケベ顔が笑える。
ここはジョン・ウー・シンボルの一つスローモーションで、音楽にのって流れるように、酩酊したように、華やかな享楽にふける男女が描かれる。
この辺は、ジョン・ウー得意のクロスカッティングである。
別々のシーンのカットを交互につなぐ。
女と遊ぶユンファ(スローモー、サイレント)。宴会で大はしゃぎの敵(ノーマル速度の撮影、笑い声)。
スケベ顔で女といちゃつきながら、鉢植えに銃を隠していく(カット6、カット10)ユンファ。銃隠しの手元アップもスローモーで統一感がある。
敵とユンファの笑顔を華やかな曲にのせ交互に描きながら、銃を隠すカットを差し挟むことで、やがて始まるアクションを期待させる。
[カット16~カット20]
女と別れるユンファはやがて笑みが消え、険しい表情へ。あわせるように音楽もフェードアウト。
スローモーでゆっくりと開く自動ドア。音楽もSEも完全にフェードアウトし、一瞬完全な沈黙。スロー。
[カット21~カット22]
そして沈黙を破るように突き出される銃と、銃声。スローから通常速への緩急。静寂から轟音への急転。このメリハリが観るものを興奮させる。
そしてスローで撃たれる敵。
[カット23~カット30]
ここでの編集こそ、ジョン・ウー演出の真骨頂だ。
オーソドックスに繋ぐなら
敵Aを撃つ→倒れる敵A→敵Bを撃つ→倒れる敵B→敵Cを撃つ→倒れる敵C
・・・とするところだが、ジョン・ウーは細かく刻んだカットをばらばらに配列し、同一シーン内における別々のアングルのカットを同時並行で見せる。
敵Aを撃つ→敵Bを撃つ→倒れる敵A→敵Cを撃つ→倒れる敵B→倒れる敵C
・・・というように。
オーソドックスつなぎだと、敵が倒れるまでの間、別の敵は攻撃を待っているのか?と思わせてしまうが、そうした違和感を除き、様々な短いショットを畳み込んでテンポをよくし、しかもめまぐるしく変わるアングルが襲撃をうけた敵たちの混乱ぶりを伝えてくる。
こうした手法は、なにもジョン・ウーが創始したわけではなく、70年代のアメリカ映画、とりわけサム・ペキンパーの映画で多用されたテクニックである。
(といっても自分はペキンパーはあまり観ていないのだけど)「ワイルド・バンチ」のオープニングアクションなどジョン・ウー作品と言われても納得できるほどで、ジョン・ウーのペキンパー・リスペクトのほどが伺える。
しかしペキンパーのテクニックはジョン・ウーによってさらに進化し完成したと見る。(あくまで撮影と編集のテクニックに関して。作風との相乗効果を言い出せば一概にどちらがいいなどは言えない。)
[カット31~カット37]
そしてスローとアングル別クロスカッティングによる芸術的演舞のようなアクション描写の後は、ジョン・ウー&ユンファのトレードマークとなる二丁拳銃の大乱射。スローでなく通常速で撮影され、二丁拳銃による銃撃の凄まじさが伝わる。
[カット38~カット41]
カット37に引き続き、二丁拳銃乱射。カット23~30で見せたアングル別クロスカッティングも見られる。
それにしてもユンファの二丁拳銃のなんとかっこいいこと。
[カット42~カット44]
全弾撃ちつくし、拳銃を捨てるユンファ。
チャンスとばかりに飛び出してくる敵。
[カット45]
くずれたコートの襟を正す余裕のあるユンファ
[カット46~カット56]
そのまま先ほど鉢植えに隠した拳銃を取り出し、出てきた敵を射殺。
振り向きざま反対側に現れた敵に残り全弾打ち込んで銃を捨てる。
ユンファの持つ銃はベレッタM92。ダイ・ハードな刑事もリーサル・ウェポンな刑事も使っていた銃だ。マガジンは15発も装弾可能で実戦向きであることから米軍の標準装備となっている名銃である。ジョン・ウー&ユンファの撃ちまくり描写を可能にしてくれた映画史に大きく貢献した銃だ。この種のオートマティックガンは映画「JSA」で丁寧に説明されていたように、マガジンの他に銃身に直接一発装填することができるので、ベレッタM92の最大装弾数は15+1=16発。ただし、この鉢植えから取り出したベレッタの発射数を数えたところ、20発・・・ウー先生は4発ほどサービスしてくれたらしい。
ちなみに、その前の2丁拳銃乱射シーンは、混戦で敵の銃声も混じるので、ユンファの発射弾数計数は不可能。
[カット57]
敵をしとめたところで、マーク流のかっこつけ、「マッチ棒くわえ」をするユンファ先生。
それまで音楽なしで銃声と悲鳴だけで描かれてきたシーンは、ここでやっと音楽がなる。
重低音のどんよりした響きと、それに重ねられる木管(フルート?)の音が印象的な、ユンファのテーマと呼ぶのがふさわしい重厚な曲だ(シリーズ通してユンファがらみでしか使われない)
この曲とマッチ棒くわえがぴたりハマる。
[カット58~カット64]
だが仕留め損ねた敵が出てきて、ユンファの足を撃ち抜く。
(この時、骨が折れるのを表現した「パキッ」という音がすこし不自然・・・)
[カット65~カット71]
ユンファはもう一丁隠しておいた鉢植えに倒れこみ、銃を取り出し敵を撃つ。
[カット72~カット76]
さらに血だらけの足を引きずり、敵に至近距離からとどめの連射。
とどめではユンファの顔アップのみを写し、撃たれる敵は写さない。「ハードボイルド」のユンファVS國村準におけるユンファとどめの一撃でも同様のカット割りだった。
**********
そんなこんなでかっこよすぎて、何度見ても全身鳥肌ものの名シーンである。
ただ、ユンファはなぜ、わざわざ鉢植えに銃を隠したのか?と聞かれると、正直よくわからない。
4丁も持つと重いから?
ちなみにこのシーンは、翌年ユンファ主演のコメディ「男たちのバッカ野郎」でパロディ化される。
→「コメディ 男たちのバッカ野郎」映評
黒コートの殺し屋(多分ユンファ本人が演じてる)が鉢植えに隠した銃を、準主役キャラが持ち出してしまい、殺し屋が銃がなくて困るというギャグにされていた(というのだったと思う)。
*****
これでやっと挽歌の序盤部分の解説終わり
まだ映画が始まって30分くらいのシーンである。
続きは、別記事で
******
[男たちの挽歌 映評一覧]
[男たちの挽歌 映評 第一部] 作品概論と、オープニングについて
[男たちの挽歌 映評 第二部] ホーとキットについて、エミリー・チュウのこと、ユンファ屈辱について熱く語る・・・など
[男たちの挽歌 映評 第三部] 台湾でのアクションシーン、台湾でのジョン・ウーの苦渋時代の投影について、キットと父を狙う殺し屋との泥臭い対決など . . .
[男たちの挽歌 映評 第四部] 映画史もの名シーン・楓林閣大銃撃戦 について
********
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「挽歌で鉢植えに銃を隠すあのシーン」といえばアクション映画好きには大抵通じる、あの名シーン
「挽歌」シリーズのみならず、香港映画史にも、いや世界アクション映画史にも残るだろう伝説的名シーンである。ジョン・ウーが初めてその天才ぶりを見せつけ、「香港にジョン・ウーあり」と世界中に印象付けたシーンであり、同時にチョウ・ユンファの人気を不動のものとした名シーンだ。「挽歌」がこれほどまでに人気を得たのは、この名シーンがあるからこそといっても過言ではない。
全カットを掲載しながら、ウーの編集テクニックを解説していこう。
[カット1~カット15]
女性ボーカルの中華歌謡曲をバックに、商売女とイチャつくユンファ。
(この中華歌謡はいったい誰の歌うなんという曲だろう。CDなどは売っているのだろうか?マジ欲しい。情報求ム!!)
この時のユンファのセクハラ親父系スケベ顔が笑える。
ここはジョン・ウー・シンボルの一つスローモーションで、音楽にのって流れるように、酩酊したように、華やかな享楽にふける男女が描かれる。
この辺は、ジョン・ウー得意のクロスカッティングである。
別々のシーンのカットを交互につなぐ。
女と遊ぶユンファ(スローモー、サイレント)。宴会で大はしゃぎの敵(ノーマル速度の撮影、笑い声)。
スケベ顔で女といちゃつきながら、鉢植えに銃を隠していく(カット6、カット10)ユンファ。銃隠しの手元アップもスローモーで統一感がある。
敵とユンファの笑顔を華やかな曲にのせ交互に描きながら、銃を隠すカットを差し挟むことで、やがて始まるアクションを期待させる。
[カット16~カット20]
女と別れるユンファはやがて笑みが消え、険しい表情へ。あわせるように音楽もフェードアウト。
スローモーでゆっくりと開く自動ドア。音楽もSEも完全にフェードアウトし、一瞬完全な沈黙。スロー。
[カット21~カット22]
そして沈黙を破るように突き出される銃と、銃声。スローから通常速への緩急。静寂から轟音への急転。このメリハリが観るものを興奮させる。
そしてスローで撃たれる敵。
[カット23~カット30]
ここでの編集こそ、ジョン・ウー演出の真骨頂だ。
オーソドックスに繋ぐなら
敵Aを撃つ→倒れる敵A→敵Bを撃つ→倒れる敵B→敵Cを撃つ→倒れる敵C
・・・とするところだが、ジョン・ウーは細かく刻んだカットをばらばらに配列し、同一シーン内における別々のアングルのカットを同時並行で見せる。
敵Aを撃つ→敵Bを撃つ→倒れる敵A→敵Cを撃つ→倒れる敵B→倒れる敵C
・・・というように。
オーソドックスつなぎだと、敵が倒れるまでの間、別の敵は攻撃を待っているのか?と思わせてしまうが、そうした違和感を除き、様々な短いショットを畳み込んでテンポをよくし、しかもめまぐるしく変わるアングルが襲撃をうけた敵たちの混乱ぶりを伝えてくる。
こうした手法は、なにもジョン・ウーが創始したわけではなく、70年代のアメリカ映画、とりわけサム・ペキンパーの映画で多用されたテクニックである。
(といっても自分はペキンパーはあまり観ていないのだけど)「ワイルド・バンチ」のオープニングアクションなどジョン・ウー作品と言われても納得できるほどで、ジョン・ウーのペキンパー・リスペクトのほどが伺える。
しかしペキンパーのテクニックはジョン・ウーによってさらに進化し完成したと見る。(あくまで撮影と編集のテクニックに関して。作風との相乗効果を言い出せば一概にどちらがいいなどは言えない。)
[カット31~カット37]
そしてスローとアングル別クロスカッティングによる芸術的演舞のようなアクション描写の後は、ジョン・ウー&ユンファのトレードマークとなる二丁拳銃の大乱射。スローでなく通常速で撮影され、二丁拳銃による銃撃の凄まじさが伝わる。
[カット38~カット41]
カット37に引き続き、二丁拳銃乱射。カット23~30で見せたアングル別クロスカッティングも見られる。
それにしてもユンファの二丁拳銃のなんとかっこいいこと。
[カット42~カット44]
全弾撃ちつくし、拳銃を捨てるユンファ。
チャンスとばかりに飛び出してくる敵。
[カット45]
くずれたコートの襟を正す余裕のあるユンファ
[カット46~カット56]
そのまま先ほど鉢植えに隠した拳銃を取り出し、出てきた敵を射殺。
振り向きざま反対側に現れた敵に残り全弾打ち込んで銃を捨てる。
ユンファの持つ銃はベレッタM92。ダイ・ハードな刑事もリーサル・ウェポンな刑事も使っていた銃だ。マガジンは15発も装弾可能で実戦向きであることから米軍の標準装備となっている名銃である。ジョン・ウー&ユンファの撃ちまくり描写を可能にしてくれた映画史に大きく貢献した銃だ。この種のオートマティックガンは映画「JSA」で丁寧に説明されていたように、マガジンの他に銃身に直接一発装填することができるので、ベレッタM92の最大装弾数は15+1=16発。ただし、この鉢植えから取り出したベレッタの発射数を数えたところ、20発・・・ウー先生は4発ほどサービスしてくれたらしい。
ちなみに、その前の2丁拳銃乱射シーンは、混戦で敵の銃声も混じるので、ユンファの発射弾数計数は不可能。
[カット57]
敵をしとめたところで、マーク流のかっこつけ、「マッチ棒くわえ」をするユンファ先生。
それまで音楽なしで銃声と悲鳴だけで描かれてきたシーンは、ここでやっと音楽がなる。
重低音のどんよりした響きと、それに重ねられる木管(フルート?)の音が印象的な、ユンファのテーマと呼ぶのがふさわしい重厚な曲だ(シリーズ通してユンファがらみでしか使われない)
この曲とマッチ棒くわえがぴたりハマる。
[カット58~カット64]
だが仕留め損ねた敵が出てきて、ユンファの足を撃ち抜く。
(この時、骨が折れるのを表現した「パキッ」という音がすこし不自然・・・)
[カット65~カット71]
ユンファはもう一丁隠しておいた鉢植えに倒れこみ、銃を取り出し敵を撃つ。
[カット72~カット76]
さらに血だらけの足を引きずり、敵に至近距離からとどめの連射。
とどめではユンファの顔アップのみを写し、撃たれる敵は写さない。「ハードボイルド」のユンファVS國村準におけるユンファとどめの一撃でも同様のカット割りだった。
**********
そんなこんなでかっこよすぎて、何度見ても全身鳥肌ものの名シーンである。
ただ、ユンファはなぜ、わざわざ鉢植えに銃を隠したのか?と聞かれると、正直よくわからない。
4丁も持つと重いから?
ちなみにこのシーンは、翌年ユンファ主演のコメディ「男たちのバッカ野郎」でパロディ化される。
→「コメディ 男たちのバッカ野郎」映評
黒コートの殺し屋(多分ユンファ本人が演じてる)が鉢植えに隠した銃を、準主役キャラが持ち出してしまい、殺し屋が銃がなくて困るというギャグにされていた(というのだったと思う)。
*****
これでやっと挽歌の序盤部分の解説終わり
まだ映画が始まって30分くらいのシーンである。
続きは、別記事で
******
[男たちの挽歌 映評一覧]
[男たちの挽歌 映評 第一部] 作品概論と、オープニングについて
[男たちの挽歌 映評 第二部] ホーとキットについて、エミリー・チュウのこと、ユンファ屈辱について熱く語る・・・など
[男たちの挽歌 映評 第三部] 台湾でのアクションシーン、台湾でのジョン・ウーの苦渋時代の投影について、キットと父を狙う殺し屋との泥臭い対決など . . .
[男たちの挽歌 映評 第四部] 映画史もの名シーン・楓林閣大銃撃戦 について
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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
あれは正に伝説的名シーンですね。
しかも技法的にも非常に私の好みの画です。細かなカット割り、アングル、そして何よりもあのハイスピード映像、そうペンキンパーも代名詞ともいえる技法ですが、もともとは黒沢の技法なんですよね。それをリスペクトを込めて、受け継いで進化させていったと感じます。そのハイスピードとリアルスピードの交錯、とにかくいいですね。
あの女といちゃつくマークの顔がシリアスな表情にかわるカットがとても好きです。そして銃をすててゆき、襟をなおし次の鉢植えの銃を取る、リアル性など関係なく、最高の演出ですね。そしてこのシーンにはおっしゃる通り、ダブルカラムマガジンで15発装填できるこのベレッタM92F(S)が最適ですねっ!
発射数を数えていらっしゃるのはさすが!
そして最後、全弾をあべせなおもトリガーをひくマークがたまりません。
う~ん、やはり名シーンですね。
また、鑑賞したくなりました。
クロスカッティングは元をたどれば、映画草創期のころのグリフィスとかその辺の技法なのでしょう。
それが色んな人たちを経て、枝分かれし、洗練されていき、無数に別れた枝の、ひとつの頂点に来たのがウーではないかと思います。
無論ウーも黒澤リスペクトを公言してますが、あの世代の監督たちは洋の東西を問わず黒澤は一応ほめておくものですから
むしろ日活アクションの方が直接的に影響を与えていたと思います。でもやっぱりアメリカのアクション映画がもっとも影響がでかいと思います。
あ・・・それから、このシーンでマークは全弾撃ち尽くしてなおもトリガーを引き続けるということはしません。鉢植えから取り出した二挺目の銃はけっこう残弾あったハズです。
いまさらですが、再度お邪魔させていただきました。
このシーン、全弾うちつくしていませんでしたか。
何度も鑑賞したはずなんですが、もう私の頭の中に、ふくらんだイメージが間違ったシーン映像として残ってしまっているのかもしれません。
また、ちかいうちに鑑賞し直しみます。
では、また。
だってほら
オートマ銃って、撃ち尽くしたらスライド下がりっばになってトリガーも固定されるじゃないですか
リボルバー式なら撃ち尽くしてなお引き金引き続けることもできるんですが
あっ、仰るとおりです!
トリガーひけませんね。
どこみてんですかね、私。
もう、思い込みですね、心情というか、マークにそうしていてほしいという。
いや~、いいかげんですね、何度も鑑賞して、しんさんには到底、かなわないかもしれないですけど、して非常に思い込みの深い作品なんですけど。
その思い込みのせいで・・・。
いや~、失礼しました。
偶然、ここを見つけました。
ここに載っている「2」も含め、
全部読ませていただきましたが、
いやぁ、本当に面白い文章で、久々に大爆笑しました。
この映画に関して僕自身感じることが全て書いてある。ツッコミどころも全く同感でした。
それでも僕自身、とても大好きな映画です。
このご時世失いつつある「男気」「友情」をおしえてくれる映画だと思います。
久々にまた観てみようと思います。
同じ挽歌ファンとして中華ベースの2丁拳銃風味を漂わせる方のコメントが何より嬉しいです。
そういえば挽歌1の映評もこの記事でストップしていました。機を観て続きを一気に書き上げようかと思います。
よろしくお願いします
楓林閣で流れる楽曲は中国語ではなく台湾語で歌っている古典歌謡です。
陳小雲 免失志
https://www.youtube.com/watch?v=tj3QrbW6AhM&fbclid=IwAR02eZT2e3xcd_ft8WuDBXJd46SvjFLGC8bWkQfkvc1LTE6vvnCdwprQAJY
いい歌ですよね