ヒョードルが人類最強の座をつかんだ! 超満員札止めとなる48398人が、ビッグマッチ11試合出そろった大みそか「PRIDE 男祭り 2004 -SADAME-」を見守った。メーンイベントのエメリヤーンコ・ヒョードルとアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラの一戦は、3ラウンドの熱戦では決着つかず。しかし積極果敢に攻めたヒョードルが判定3-0でノゲイラを下した。またPRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバとK-1 GP元王者マーク・ハントとのセミファイナルは、30キロ以上の体格差を生かしたハントが判定2-1で勝利。シウバはPRIDE初黒星を喫することになった。
金メダル対決となった吉田秀彦とルーロン・ガードナーの究極の異種格闘技戦は、ガードナーが勝利。また瀧本誠は、戦闘竜相手に打撃で攻めて、総合初参戦初勝利を挙げた。
曙がホイスに秒殺負け。総合転向も初白星はならなかった。「K-1 Dynamite!!」が31日、大阪ドームで行われ、2年連続でメーンを任された元横綱・曙が、ホイス・グレイシーと対戦。怒涛(どとう)の寄りでホイスを押し倒したものの、まんまと寝技に引き込まれた曙は、ホイスの下からのオモプラッタで左腕を巻き込まれ、最後はリストを極められタップアウト。「寝技に付き合わない」つもりが、「何だか分からないうちに」柔術地獄にハマり、6連敗を喫した。曙は1.4新日本プロレス出場を否定。「勝つまでやる」と格闘技続行を訴えた。
今年も大晦日はNHK「紅白歌合戦」を向こうにまわしての格闘技満載。
それぞれ面白いカードもあったが、全体的には「水増し」感が否めなかった。特にK-1はメインがあまりにもお粗末。もはや曙には見切りをつけてもよかろう。そもそも減量ができずに土俵を去った男が、30代も半ばを越えて、自分をいじめきれるとは思えない。緩みきったその身体を見れば一目瞭然ではないか。こんなカードや、ボブ・サップをメインに据えるくらいなら、魔裟斗vs山本“KID”徳郁の方がはるかに見ごたえがあったというものだ。
一方、PRIDE 男祭り 2004 もマッチメイクには苦心したようだ。カードそのものにテーマ性はあっても新味がなく、あっと驚くような結果にはならなかった。また、ここでヴァンダレイ・シウバに黒星をつけることも賛否両論巻き起こることだろう。
ま、この年末年始の若手芸人による出がらしのような芸(露出過多は彼らの責任ではないが)を見るよりは、格闘が大晦日に定着するのも悪くはない。しかし、一昨年の3局、そして昨年の2局による放送は必要なかろう。
昨年8月より書き始めましたこのブログですが、本年も毎日アップを目指してがんばります。何卒ご愛顧のほどを…。
金メダル対決となった吉田秀彦とルーロン・ガードナーの究極の異種格闘技戦は、ガードナーが勝利。また瀧本誠は、戦闘竜相手に打撃で攻めて、総合初参戦初勝利を挙げた。
曙がホイスに秒殺負け。総合転向も初白星はならなかった。「K-1 Dynamite!!」が31日、大阪ドームで行われ、2年連続でメーンを任された元横綱・曙が、ホイス・グレイシーと対戦。怒涛(どとう)の寄りでホイスを押し倒したものの、まんまと寝技に引き込まれた曙は、ホイスの下からのオモプラッタで左腕を巻き込まれ、最後はリストを極められタップアウト。「寝技に付き合わない」つもりが、「何だか分からないうちに」柔術地獄にハマり、6連敗を喫した。曙は1.4新日本プロレス出場を否定。「勝つまでやる」と格闘技続行を訴えた。
今年も大晦日はNHK「紅白歌合戦」を向こうにまわしての格闘技満載。
それぞれ面白いカードもあったが、全体的には「水増し」感が否めなかった。特にK-1はメインがあまりにもお粗末。もはや曙には見切りをつけてもよかろう。そもそも減量ができずに土俵を去った男が、30代も半ばを越えて、自分をいじめきれるとは思えない。緩みきったその身体を見れば一目瞭然ではないか。こんなカードや、ボブ・サップをメインに据えるくらいなら、魔裟斗vs山本“KID”徳郁の方がはるかに見ごたえがあったというものだ。
一方、PRIDE 男祭り 2004 もマッチメイクには苦心したようだ。カードそのものにテーマ性はあっても新味がなく、あっと驚くような結果にはならなかった。また、ここでヴァンダレイ・シウバに黒星をつけることも賛否両論巻き起こることだろう。
ま、この年末年始の若手芸人による出がらしのような芸(露出過多は彼らの責任ではないが)を見るよりは、格闘が大晦日に定着するのも悪くはない。しかし、一昨年の3局、そして昨年の2局による放送は必要なかろう。
昨年8月より書き始めましたこのブログですが、本年も毎日アップを目指してがんばります。何卒ご愛顧のほどを…。