『過労死の労災申請 過労死?過労自殺?と思ったら読む本』(自由国民社)を紹介します。
本書は「遺族と支援者の知恵と経験の集大成」となっており、労災申請の手続きだけでなく、遺族のメンタルケアや家族の死後に必要な事務手続きなど、過労死遺族がおよそ体験することを網羅しています。
過労死遺族の体験談が豊富に載っており、遺族になるということがどれほど大変なことなのかが本書からは強く伝わってきます。やはり過労死は未然に防ぐことが一番大事なのです。
ここでは、本書の中から遺族の語る過労死の危険信号を紹介したいと思います。
・「いつ倒れてもおかしくない」「倒れて入院するかも」といつもはらはらさせられていた
・具合が悪くても無理をして出勤し続けていた
・大変そうだったが、頑張って働いていた本人の意思を尊重していた
・本人は責任感をもって働いていたので、家族にはどうすることもできなかった
・「会社を休んで」とも言えず、せめて「早く帰ってきて」と言うぐらいしかできなかった
・あまりにひどい働き方だったから、医師あるいは労基署などに相談しようと思っていたところだった
・このままでは大変なことになりそうだと思っていたが、相談先も、何をしてよいのかもわからなかった
・本人の意思では決めるこのできない「過酷な出張」「無理な納期」「予期せぬ出来事」などに、家族はひやひやしながら当人を支えていた
・夜遅くまで働いている本人と顔を合わせる時間が少なくなり、家族との会話が少なくなっていった
・会社の人みんなが同じように忙しかったため、忙しいのは当たり前のことだと思っていた
・「今を乗り越えれば、楽になれるときが来る」と思ってずっとやり過ごしてきた
・忙しく働く本人のペースに巻き込まれて、家族も疲れやストレスを感じていた
・ただでさえ大変な状態で働いていたのに、さらに状況が悪化した。それでも、家族ができることは当人の健康に気づかうことぐらいであったという状態であった
・疲労感や自覚症状があったのに、健康診断の結果や医師に相談した結果、異常がないということだったので、安心をしてしまっていた
この中からいくつも思い当たるようでしたら、過労死が迫っている恐れがあります。
また、厚生労働省も労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリストと家族による労働者の疲労蓄積度チェックリストを出しています。合わせてチェックしてみて下さい。ご自身や身の回りの人は仕事でいつも疲れきっていませんか?
(参考サイト)著者による本書の紹介記事 http://ameblo.jp/rousai/entry-10660780051.html
厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/tp0630-1.html
***「過労死防止基本法」制定実行委員会が求めていること***********************
「過労死」が国際語「karoshi]となってから20年以上が過ぎました。
しかし、過労死はなくなるどころか、過労死・過労自殺(自死)寸前となりながらも
働き続けざるを得ない人々が大勢います。
厳しい企業間競争と世界的な不景気の中、「過労死・過労自殺」をなくすためには、
個人や家族、個別企業の努力では限界があります。
そこで、私たちは、下記のような内容の過労死をなくすための法律(過労死防止基本法)の
制定を求める運動に取り組むことにしました。
1 過労死はあってはならないことを、国が宣言すること
2 過労死をなくすための、国・自治体・事業主の責務を明確にすること
3 国は、過労死に関する調査・研究を行うとともに、総合的な対策を行うこと
【署名へのご協力のお願い】
私たちは「過労死防止基本法」の法制化を目指して、「100万人署名」に取り組んでいます。
≪署名用紙≫(ココをクリックお願いします)をダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただいた上で、東京事務所もしくは大阪事務所まで郵送をお願いしたいと思います。
まずは過労死のことや過労死防止基本法を多くの人に知っていただきたいので、ツイッターでつぶやくなどして広めてもらえると助かります。記事の一番下についているボタンからも気軽にツイートできますので、ぜひともご協力お願い致します!
【連絡先】 ストップ!過労死 過労死防止基本法制定実行委員会準備会
HP:http://www.stopkaroshi.net/
twitter:@stopkaroshi ブログの更新のお知らせや過労死についての情報をお届けしています。ぜひフォローしてください!
◆東京事務所(本部)
〒104-0033
東京都中央区新川1丁目11-6 中原ビル2階
Tel・Fax:03-5543-1105
◆大阪事務所
〒545-0051
大阪市阿倍野区旭町1-2-7
あべのメディックス2階202
あべの総合法律事務所内
TEL:06-6636-9361
FAX:06-6636-9364
本書は「遺族と支援者の知恵と経験の集大成」となっており、労災申請の手続きだけでなく、遺族のメンタルケアや家族の死後に必要な事務手続きなど、過労死遺族がおよそ体験することを網羅しています。
過労死遺族の体験談が豊富に載っており、遺族になるということがどれほど大変なことなのかが本書からは強く伝わってきます。やはり過労死は未然に防ぐことが一番大事なのです。
ここでは、本書の中から遺族の語る過労死の危険信号を紹介したいと思います。
・「いつ倒れてもおかしくない」「倒れて入院するかも」といつもはらはらさせられていた
・具合が悪くても無理をして出勤し続けていた
・大変そうだったが、頑張って働いていた本人の意思を尊重していた
・本人は責任感をもって働いていたので、家族にはどうすることもできなかった
・「会社を休んで」とも言えず、せめて「早く帰ってきて」と言うぐらいしかできなかった
・あまりにひどい働き方だったから、医師あるいは労基署などに相談しようと思っていたところだった
・このままでは大変なことになりそうだと思っていたが、相談先も、何をしてよいのかもわからなかった
・本人の意思では決めるこのできない「過酷な出張」「無理な納期」「予期せぬ出来事」などに、家族はひやひやしながら当人を支えていた
・夜遅くまで働いている本人と顔を合わせる時間が少なくなり、家族との会話が少なくなっていった
・会社の人みんなが同じように忙しかったため、忙しいのは当たり前のことだと思っていた
・「今を乗り越えれば、楽になれるときが来る」と思ってずっとやり過ごしてきた
・忙しく働く本人のペースに巻き込まれて、家族も疲れやストレスを感じていた
・ただでさえ大変な状態で働いていたのに、さらに状況が悪化した。それでも、家族ができることは当人の健康に気づかうことぐらいであったという状態であった
・疲労感や自覚症状があったのに、健康診断の結果や医師に相談した結果、異常がないということだったので、安心をしてしまっていた
この中からいくつも思い当たるようでしたら、過労死が迫っている恐れがあります。
また、厚生労働省も労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリストと家族による労働者の疲労蓄積度チェックリストを出しています。合わせてチェックしてみて下さい。ご自身や身の回りの人は仕事でいつも疲れきっていませんか?
(参考サイト)著者による本書の紹介記事 http://ameblo.jp/rousai/entry-10660780051.html
厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/tp0630-1.html
***「過労死防止基本法」制定実行委員会が求めていること***********************
「過労死」が国際語「karoshi]となってから20年以上が過ぎました。
しかし、過労死はなくなるどころか、過労死・過労自殺(自死)寸前となりながらも
働き続けざるを得ない人々が大勢います。
厳しい企業間競争と世界的な不景気の中、「過労死・過労自殺」をなくすためには、
個人や家族、個別企業の努力では限界があります。
そこで、私たちは、下記のような内容の過労死をなくすための法律(過労死防止基本法)の
制定を求める運動に取り組むことにしました。
1 過労死はあってはならないことを、国が宣言すること
2 過労死をなくすための、国・自治体・事業主の責務を明確にすること
3 国は、過労死に関する調査・研究を行うとともに、総合的な対策を行うこと
【署名へのご協力のお願い】
私たちは「過労死防止基本法」の法制化を目指して、「100万人署名」に取り組んでいます。
≪署名用紙≫(ココをクリックお願いします)をダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただいた上で、東京事務所もしくは大阪事務所まで郵送をお願いしたいと思います。
まずは過労死のことや過労死防止基本法を多くの人に知っていただきたいので、ツイッターでつぶやくなどして広めてもらえると助かります。記事の一番下についているボタンからも気軽にツイートできますので、ぜひともご協力お願い致します!
【連絡先】 ストップ!過労死 過労死防止基本法制定実行委員会準備会
HP:http://www.stopkaroshi.net/
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◆東京事務所(本部)
〒104-0033
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TEL:06-6636-9361
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