ぼちぼち スウェーデン

スウェーデンで見たこと、聞いたこと、考えたことを、同時代に生きるみなさまとシェアーを!

災害お見舞い申し上げます

2011-03-13 | 日々雑感

 まさかこのような被害になるなんて、パソコンでUpstreamのライブ放映を見て、もう呆然としている。自然の力は恐ろしい。地震があるおかげで、温泉もあるのかもしれないけど、なんだか割に合わないように思える。この際、当分は温泉はいらないから、地震もなしにしてもらう交渉を神サマと出来たらどんなによいだろう。

今回、二つのことが気になった。

まずは、スウェーデンのメディアでは、「日本は救済対策が万全に整えられている国」と紹介されていた。しかし、二日たった今日、ライブ放映で、どこかの施設に水が6本とパンが数個配られた、なんてのをみると、はたして万全な対策なのだろうかと首をかしげたくなった。そんな規模であってはならないはず。

つぎに考えたのは、原発の是非で、やはり、恐ろしい武器なのだと、改めて感じた。原子力を「平和利用」するといっても、凶器性を内蔵している事実は変わらない。東京のP教授の話だと、日本では原発には共産党が反対しているので、この党の支持が伸びるだろうということであった。

原発を疑問視するのは共産党だけ?日本には環境党のような党はないのだろうか?

こちらでも使用済核燃料を長期保管するための法案を作成中である。専門家の意見を聞いたが、安全性の計算は「xxがxxなら」という前提(希望的観測?)の上に立っており、素人のわたしでも率直に「大丈夫かいな」、と思った。だれにも何千年も先のことなど分からない。「大丈夫」ということにしておいて、ずっとあとからこの地球に住む人にツケをまわしてもよいのだろうか。そのころ地球が残っていればの話だが・・。別に共産党でなくとも、今を生きる地球人の一員として、それくらいのことは考えてもよいと思うけど。

 

 


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