世田谷ボロ市

世田谷区にボロ市通りっていう道があるんです。
ボロ市とはそのあたりで毎年１月１５・１６日と、１２月１５・１６日に行われる行事で
その昔は、古着や古道具など農産物等を持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたとされていますが、
現在では骨董品、日用雑貨、古本や中古ゲームソフトを売る露天もあり、約700店の露天が所狭しと並び、毎年多くの人々で賑うのです。
（一部、ボロ市のＨＰからコピペしちゃいました）
昔からの名残があるのか、着物のお店はとにかく多いです。着物や帯が破格値で売られています。着る用というよりは、生地を買う感覚に近いように思います。
また、古着屋さんも多いし、お花や正月用品が売られているものも多々あります。
元々商店が立ち並ぶ通りなので、各々の商店が店の前に出店をして、実演で出来たての食べ物を提供しているところが多いです。お値段もリーズナブル。

小学生の時代には毎年のように行っていました。
その時の記憶で特に印象に残っているのはお餅の販売とバナナのたたき売り。
お餅はそれこそ毎年買ってました。味がきなことあんこと辛み大根。我が家はきなこと辛み大根を購入していました。
最初は５００円だったけど、いつしか６００円に値上げされたっけ。
それでもボリュームはしっかりあるのでなかなか良いです。
○○年ぶりに行ったボロ市でも、お餅の販売は変わらずやっていました。
今でも６００円で販売されていて、最後尾看板が出るほどの盛況ぶり。辛み大根を購入したけど、味はあの時の記憶のままでした。おいしぃ～。
そして、バナナのたたき売りは残念ながら見つけられませんでした。もう無くなったのかな？

そうそう、どうやら関東地方からの観光バスも来ている模様。
集合時間になっても戻ってこないお客さんのお呼び出しの放送がかかっていました。
ものすごいお客さんが多いと思ったけど、地元だけではなくて地方からもたくさんきているんですね。私もその一人か。

都会の住宅地なのに、こういう地元臭い下町チックなものが今でも続いているのがすごく面白いし親しみが持てます。
これからも続けてほしいし、また機会があれば行きたいと思いました。