今夜、愛知県印刷工業組合のセミナーに出席した。
講師に山下潤一郎 氏を迎えて
「未来を破壊する」を読み解く
~印刷業をとりまく最新動向から営業のヒントを掴む~
という内容。
僕は一昨年この本の和訳が出版されてすぐ購入し、読んだ。
確かに言っていることは分からないでもないなぁ~と感じつつも斜陽産業と言われ続けている印刷業界が全て音を立てて崩れて行くわけでもないだろうと思った。
今夜はその翻訳者の講演とあり、さらに深く業界の未来図を理解することができるかな…と期待しながら聞いていたら、
「最近、設備投資された方」と言われ、細井社長が挙手。
「ハード=機械の寿命はどれくらいに設定されていますか?」
「7年」と答えたあとの暫く間があいた。山下氏は「3年~5年くらい」という答えを期待していたところに別の回答、しかも組合の副理事長の回答に少し窮していた。
「これだけ技術進歩の速い世の中で5年の未来図を予想できますか…」という理屈に頷きつつも、たった5年しかないものに安安と投資できるかという感じもした。
細井社長が明確に示した「7年」というサイトを実現するためにどう営業活動を繰り広げられるか…
なんだか宿題を抱えてしまったけど、やがて来る「晴れ」に出会うためにも真剣に知恵を絞るべき宿題なのかも知れないな。