ん？医学教育ポートフォリオ？

う～ん
ちょっと印象と違いました

医学教育に用いるポートフォリオを思い浮かべて参加したワークショップ

結論からいうと
『医学教育専門家認定制度』における認定のために
ポートフォリオを活用するみたいで
そのポートフォリオを説明したかったみたい

ならそういう風に抄録に書いておいてくれればいいのに・・・・・

でも・・・・・

ポートフォリオについてちょっとばかり勉強した立場でいうと

まず
ポートフォリオをきちんと解説した上で活用すべきだと思うのです

参加したすべての先生方がポートフォリオとは何たるかを知っていたのでしょうか？

参加型ワークショップですが
ルーブリックとは何かとかもっと解説すべきだったと思います

何よりも
ポートフォリオで何をみるのか明確にすべきだと感じました

ポートフォリオは
一時的なものでもなく
一面的な評価でなく多面的というもの
認定制度においてはある一定期間の評価を行うひとつの評価に過ぎない

教育業績目録のようなものであるなら
きちんと評価の部分的な側面として解説しておくべきと感じました

いずれにしても
日本には日本の医学教育があるのではないかな？と感じるのです

やはり
翻訳者を育成するのが急務ではないのでしょうか

欧米の医学教育と
武士道の血が流れる日本の医学教育とを
きちんとつなぐ教育者の育成です

これがエビデンスだ！っていう前に
大切なことではないかなって感じたのです

なんか偏った考え方かもしれませんが
病院で一緒に働く仲間は
たとえ欧米に留学しても
教え方は何も変わってないっていうのが事実だと思うのです

それがなぜか？って考えたら
ちょっとはわかってもらえるのでしょうか？

少なくとも僕は
日本の教育学におけるポートフォリオを理解しようと努めました
西欧の医学教育におけるポートフォリオではありません

日本で育ったポートフォリオを理解しようとしました
その上でDANDEE大学のポートフォリオを知ろうとしました

その上で本学の卒後臨床研修のポートフォリオを考えました

それが間違っていたとは考えません
少なくともそういう考え方って大切だ思います

違うのかな～