多摩病院では 『研修プログラム川崎多摩』 の採用研修医を募集し始めてから、
毎年6年生の学生さん向けの病院説明会を開催していますが…
今年も病院説明会のスケジュールを決める時期になりました
とりあえず日にちと時間を決めてみたところ、
昨年説明会に来てくださった研修医の先生から、アドバイスをいただきました
ご意見はきちんと反映します たくさんの学生さんに来て欲しいですからね
で、ちょっと思いました…
計画を立てる側の方たちは、
『こんなことを話せばいいかしら?』
って、勝手に想像しますが、学生さんたちが本当に聞きたい事ってなんでしょうか?
もし、このブログを見ている学生さんがいたら、
こんなこと聞きたいなっていう皆さんの考えを教えてもらえませんか
多摩を選択しても本院で勉強したい科があれば、希望すればローテーションできますか?
同じ科を、多摩と本院の両方で選択することはできますか?例えば一年目多摩で腎内2ヶ月、2年目の自由選択で本院の腎内を2ヶ月、など。
研修の間に課される課題を詳しく教えて欲しい。他院と比べて本当にマリに残ってもたくさん勉強できるのか、有名病院で初期研修しなくても個人の努力次第でいくらでも勉強できるのですか?
馴れ合いのなかに埋もれていては成長できない気がするので。
寮は近年の傾向では希望者はまず入寮できています。光熱費などは自己負担。共益費はありません。
治安は問題ないと思います。
同じ診療科で研修することは可能です。もちろん研修到達目標を修得できるという前提によります。
課題とは研修到達目標のことでしょうか?本学はポートフォリオを作りながらプロ意識を高めつつ目標の修得を行っていきます。目標は全国どの施設も同じだけありますが、すべて評価を受けているとは限らないのが現状です。中途半端で終わっても評価をされずに修了するか、ポートフォリオのような自己管理を行うかの違いです。
つまり、勉強できるのかという質問と同じですが、自己学習・問題解決能力の向上こそがプロ意識であり、もっとも成長を評価いにくい部分であり、これを促す世界的な学習ツールのひとつがポートフォリオです。文科省も厚労省も今後の学習ツールとして注目し始めています。個人の努力でその仕上がりは左右されるでしょう。
もちろん今後本学がより一層活用していけるのかは、今研修している研修医や指導にあたっている指導医の先生方次第だと思います。
先輩方の話をもとに自己判断するのがいいでしょう。
少なくともツールを使いこなせる人になることだと思いますよ。