「兼六園」をあとにした私たちは、「金沢21世紀美術館」へ。
こちらの美術館では、国内外のアーティストの作品を数多く展示するほか、
コレクション展や、若手作家の個展などを開いているようです。
また、交流事業として、市民や産業界などと連携し、
パフォーマンスや若手のステージ、トーク、映像などを展開。
市民とつくる“参画交流型”の美術館だそう。
この美術館は、その建築様式にも特徴があります。
建物は “円形” で、三方が道路に囲まれている敷地内にどこからでも入れるよう、
“正面” や “裏側” といった区別を無くしたとのこと。
外壁や建物内の壁には、ガラスを多く採り入れて透明性を出し、開放感を演出したそう。
外には、体験型のオブジェがいくつかあって遊べます。
敷地が広く、公園のような美術館です。
美術館の外にある、体験型のオブジェ。
▲「ラッピング」
3つの突起の先端が地面と接して全体を支え、入口として機能しています。
子どもが中に入って遊べます。
▲「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」
このようにチューバ状に開いた筒が、外に12個、設置されています。
地中を通る管は2個ずつペアでつながっていて、声が伝わるようになっています。
ペアは、必ずしも隣同士のラッパではなく、思わぬラッパに声が伝わったり、
思わぬ声が聞こえてきたりします。
▲「カラー・アクティヴィティ・ハウス」
色の三原色(シアン、マゼンタ、イエロー)である、それぞれの色ガラスの壁が、
一点を中心に渦巻き状に設置されています。
ガラスとガラスの間を通り過ぎたりするのですが、
何がどうなるのか、よくわかりませんでした。(ごめんなさい)
このプールは、美術館内の「光庭」にあります。
▲「スイミング・プール」
デッキからプールを見下ろすと、深いプールが水で満たされているかのように見えます。
実際は、透明のガラスの上に深さ10cmの水が張られているだけで、
ガラスの下は、水色の空間。
この内部に入って、下から見上げることができます。
オブジェは、なかなかおもしろかったです。
が、時間的なこともあり、美術館内は見学せず、次へ向かいました。
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