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卓球全日本選手権・日本一

2017-01-23 03:43:51 | スポーツ

22日、卓球全日本選手権の最終日。

平成28年度、男女シングルスの優勝者(一般の部)が決まりました。

男子は、水谷 準選手。
リオオリンピックで、個人・銅メダル、団体・銀メダルを獲得した選手です。
全日本では、11年連続で決勝に進出し、今回で9度目の優勝を果たしました。

史上、最多優勝です。
ス・ゴ・イ
としか言いようがありません。

昨年、リオでメダルを獲得しているだけに、負けたら何を言われるかわからない。
相当なプレッシャーがあったと思います。

水谷選手も、優勝インタビューの中で、「昨年、リオでメダルを獲ったプレッシャーがすごくて、その重圧に負けそうになったが、最終的に“優勝”という最高の結果を残せてホッとしている」と言っています。

そんな重圧を背負っても優勝してしまうのだから、彼がもっている技術や経験、精神力がどれ程のものなのか、はかり知れません。
私たちが思うよりずっとレベルの高い選手だろうし、なかなか彼を追い越すことは難しいと思います。

彼はインタビューで、「たぶん東京オリンピックで卓球はやめると思う」と公言しています。
そうなると、日本男子の今後が危惧されます。
一気に、レベルダウンしてしまうのでは…と。
彼も、「僕が11年連続で決勝(の舞台)に立っているということで、もっと若手が強くなって、早く僕から優勝を奪ってほしい」と言っています。

「タイトルは守りたい」としながらも、早く自分を倒す選手が現れてほしいという、卓球を本当に愛している彼だからこその発言だと思います。

でも、水谷選手には、やっぱりまだまだ頑張って、日本の卓球界を引っ張っていってほしいですね。

そして、女子は、平野美宇選手。
全日本のシングルスで連覇中の石川佳純選手を破っての勝利です。

16才9か月で、史上最年少の優勝。
これまたス・ゴ・イ
5月~6月にかけて行われる世界選手権大会(個人戦)にも選出されました。

2年続けて決勝までくるのもスゴイと思いましたが、まさか優勝してしまうとは!

優勝インタビューでは、最初、涙ぐんでいた姿がかわいかったです。

試合では、“攻め”の卓球が印象的でした。
フォアハンド・バックハンドともに、威力が増したように感じます。
インタビューでも、「この1年で、自分から攻める卓球を意識して練習してきて、その成果が出ていた」とし、「教えて下さったコーチに、本当に感謝したい」と言っていました。

石川選手に、最初から最後まで“攻め”の姿勢を貫き、自分がかなりリードしていたセットを逆転で取られても、そのあとのセットで「引きずらず、気持ちを切り替えて頑張ろうと思った」と言っています。

結果、優勝をもぎ取った彼女ですが、今回の全日本では、“絶対に優勝したい”という思いが、とても強かったようです。
インタビューで、「リオに出られなくてすごく悔しかったので、今回は絶対に優勝したいと思っていたので、優勝できて本当にうれしい」と、涙ぐみながら言っていました。

昨年のリオには補欠として帯同しましたが、ボール拾いをしたりとサポート役に徹するだけで、女子チームのメダル獲得の瞬間をベンチで見るしかなかった彼女。
とっても悔しかったんでしょうね。

その悔しさがバネとなって、強い決意をもって練習や筋トレに励んだ成果が、みごと“優勝”につながりました。

本当によかったね

私は、平野選手のバックハンドが“いいなぁ”と思っているので、彼女の優勝はとてもうれしいです。

水谷選手も、平野選手も、今後の目標として、“世界選手権で、中国選手を破ってメダルを獲得したい”とのこと。
活躍を、期待しています。

両選手とも、“優勝”おめでとうございます


 

 

 

 



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