gooブログで発信!

生きるために大切なメッセージ&日々の出来事

旅行*石川県⑨

2017-04-04 16:25:41 | 旅行&スポット

「兼六園」をあとにした私たちは、「金沢21世紀美術館」へ。

国内外のアーティストの作品を数多く展示するほか、コレクション展や、若手作家の個展などを開いているようです。

また、交流事業として、市民や産業界などと連携して、パフォーマンスや若手のステージ、トーク、映像などを展開。
市民とつくる “参画交流型” の美術館とのことです。

この美術館は、その建築様式にも特徴があります。
建物は “円形” で、三方が道路に囲まれている敷地内にどこからでも入れるよう、“正面” や “裏側” といった区別を無くしたとのこと。
外壁や建物内の壁には、ガラスを多く採り入れて透明性を出し、開放感を演出したとのことです。

そして、外には、体験型のオブジェがいくつかあって遊べます。
敷地が広く、公園のような美術館です。

美術館の外にある、体験型のオブジェです。

▲「ラッピング」

3つの突起の先端が地面と接して全体を支え、入口として機能しています。
子どもが中に入って遊べます。


▲「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」

このようにチューバ状に開いた筒が、外に12個、設置されています。
地中を通る管は2個ずつペアでつながっていて、声が伝わるようになっています。
ペアは、必ずしも隣同士のラッパではなく、思わぬラッパに声が伝わったり、思わぬ声が聞こえてきたりします。


▲「カラー・アクティヴィティ・ハウス」

色の三原色(シアン、マゼンタ、イエロー)である、それぞれの色ガラスの壁が、一点を中心に渦巻き状に設置されています。
ガラスとガラスの間を通り過ぎたりするのですが、何がどうなるのか、よくわかりませんでした。(ごめんなさい

このプールは、美術館内の「光庭」にあります。

▲「スイミング・プール」

デッキからプールを見下ろすと、深いプールが水で満たされているかのように見えます。
実際は、透明のガラスの上に深さ10cmの水が張られているだけで、ガラスの下は、水色の空間。
この内部に入って、下から見上げることができます。

私たちは、時間的なこともあり、美術館内は見ず、オブジェだけ見て、次へ向かいました。

 

 


旅行*石川県⑧

2017-04-04 09:06:20 | 旅行&スポット

この日は最終日。

まずは、部屋の展望風呂で、ぜいたくに朝風呂。
朝から温泉は、気分が最高です。

そのあと、前日と同じダイニングで朝食。

魚好きの私にとっては、うれしい朝食です。 

この日は、雨の心配がなかったので、「兼六園」へ行くことを決めていました。
あとは、帰りの新幹線の時間に間に合うよう、行きたい所を回ることに。

「兼六園」には昨年の秋にも行きましたが、今回のお目当ては、雪の「兼六園」の中の「雪吊り」です。
「雪吊り」は、雪の重みなどで樹木の枝が折れないよう、縄などで枝を保護するもの。
「兼六園」では、庭師さんや業者の方たち約500人が、1か月半ほどかけて、800か所以上の木々や植物に行うようです。

この技の産物をどうしても見たくて、また行くことにしたのですが…。
私たちが訪れたときには、「兼六園」のどこにも雪はありませんでした。
雪の多い所だから、3月ならまだ雪があると思っていた私たちは、なんて甘かったことか…。

それでも、「雪吊り」を施された木々が並ぶ光景は、壮観でした。


▲右は、「雪吊り」の頭飾り

背丈の低い木も「雪吊り」されていたのには、びっくり!
雪がなかったのはちょっと残念でしたが、北陸地方の “冬の風物詩” を堪能できました。

「兼六園」を出て街中を車で走っていると、「雪吊り」は至る所で見られます。
「雪吊り」を施すのは「兼六園」の木々だけだと勝手に思い込んでいましたが、ビルの間にある木や一般家庭の家でも見られたのは、新たな驚きでした。
雪の多い土地ならではの対策に